多様化が進むホーチミン市のスイーツシーン。国外のトレンドやモダンなデザインを柔軟に取り入れたショップは、在住者はもちろん旅行者にとっても魅力的なスポットです。
今回は、旧1区・サイゴン街区の中心部に位置するアイスクリームショップ「Boulevard Gelato, Pastry & Coffee」をご紹介します。
「Boulevard」の場所・外観

やって来ました、サイゴン街区のホートゥンマウ (Hồ Tùng Mậu) 通りとハムギー (Hàm Nghi) 通りとの交差点。ビテクスコ・フィナンシャルタワーが目の前にそびえ立つダイナミックなロケーションです。

で、こちらが「Boulevard」。ダナンおよびホイアンにも出店しているらしい。白を基調とした建物に鮮やかなロイヤルブルーを組み合わせたスタイリッシュな佇まいが目を引きます。配された青が南国の日差しの中で映えますな。

ヨーロッパっぽい建築ディテールがベースになっていますが、モダンな軽やかさもある外観。アウトドアテイストの折りたたみチェアとコンテナ風のミニテーブルを並べたテラス席もありますが…流石にこの気温だとアイスが秒で溶けそう。
「Boulevard」の内装・雰囲気

内装。外観のカラーリングとシームレスに繋がるマリンストライプの壁面が出迎えてくれました。

座席は、利用するシチュエーション合わせて選べるように様々。店内の中央エリアは、白と黄色の編み込みが特徴的なラタン調のチェアーが並び、フレンチレトロなカフェ風。

壁沿いにはストライプのクッションをあしらったゆったりとしたロングソファ席。窓際には、レザーとスチールフレームを組み合わせたモダンな椅子や、深いブルーのファブリックチェアが置かれ落ち着いた雰囲気。

セルフサービスのお水コーナーやカトラリーラックも、ブランドのテーマカラーで統一。
なお、トイレは店外にあるのですが、入るのにキーが必要という堅牢セキュリティ。レシートに記載があります。
「Boulevard」のメニュー
「Boulevard」のメニューを抜粋。ジェラートを筆頭に、デザートやドリンクなど非常に幅広いラインナップを誇ります。

中心となるジェラートは、1スクープが55,000ドン、2スクープが100,000ドン、3スクープが145,000ドン。プラス10,000ドンでワッフルコーンへの変更が可能です。

バニラやダークチョコレート、あるいはベトナムコーヒーやパンダンココナッツといった地元の味を楽しめるクラシックコレクション、ドリアンやマンゴーといったリッチな果物を使ったセレクテッドフレーバー(プラス10,000ドン)、抹茶やピスタチオなどのプレミアムフレーバー(プラス15,000ドン)に分類されます。




ドリンクメニュー。抹茶やココナッツミルクにジェラートを組み合わせたシグネチャードリンクをはじめ、サワーソップやアボカド、サポジラといったベトナムならではのフルーツを使った冷たいフローズンドリンク、タマリンドやパイナップル、ハスの実のお茶を使ったモクテルやティーなど。


そして、数人でシェアして食べたくなるような豪華なピンス(韓国かき氷)。こちらがこのお店の名物。

カウンターに並ぶクロワッサンやデコレーションドーナツ。ビジュアルは魅力的ですが、特にケースなどに入っているわけではなく、剥き出しで陳列されているのがちょっと気になる。乾燥とか、衛生面でね…。
実食

「Mango Island(195,000ドン)」とドリンクを注文。安くはないけど、シェアするには十分な量です。
かき氷にはアップルマンゴーを模した造形のアイスが鎮座。こういうフルーツ型のケーキとかアイスとか、流行ってますね。こちらのアイスは既製品かな?

スライスされた完熟マンゴーが敷き詰められています。生マンゴーを贅沢に使えるのはベトナムの特権ですね。日本だとなかなか実現が難しい。

ピンス、ということでサラサラのスノーアイス。中には白タピオカも入っています。

マンゴー型アイスに手を付けるのはある程度食べ進めてからの方が良いですね。無理に手をつけようするとかき氷が溢れて大事故になる気がする。

ということで割ってみた。パリパリしたコーティングに包まれており、中はミルク味とマンゴー味。少々ケミカルな風味なのと、お店のSNSでもこのアイスのことは特に押し出してなかったので、既製品かな。中国製のマンゴー型・ピーチ型のアイスをコンビニで見ますが、それと同じやつかしら。


「Amber Hour」Sサイズ、55,000ドン。ベースとなっているのは甘草(Cam Thảo)と、ベトナムで親しまれている干し梅(Xí Muội)の組み合わせ。シトラスの爽やかな香りが広がり、そのすぐ後に干し梅特有のシャープな酸味とほのかな塩気が追いかけてきます。
「Boulevard」の店舗情報

「Boulevard」をご紹介しました。ビテクスコタワーのふもと付近という恵まれたロケーションにあり、旅行者にとっても訪れやすい場所。
12時頃に入店した際は空いていたのですが、間もなく満席になったため、多くの人が昼食後に訪れるものと思われます。ということで、混雑を避けたい場合はピーク時を避けると良いかと。夜中の1時まで営業しているので、遅い時間を狙って行くのも良さげ。

