ホーチミン・ビンタイン区にある、日本式かき氷を提供するカフェ「富士茶寮 (Fuji-Saryo)」。豊富な種類のかき氷をグランドメニューで取り扱うだけでなく、2カ月ごとに登場する期間限定かき氷も魅力的。
そして、6月も中旬に差し掛かるタイミングでふと思い出しました。「5月・6月の限定かき氷、まだ食べてない…！」
5月・6月の限定かき氷は、「ブルーベリーキャラメルかき氷」。一見馴染みのない組み合わせに興味を引かれまくりです。行くしか…ないよね？
まるで雪を纏う紫富士。美しい限定かき氷を実食
サクッと「富士茶寮 (Fuji-Saryo)」までやって来ました。カウンターには「ブルーベリーキャラメルかき氷 (BLUEBERRY & CARAMEL FUJI)」の説明が。価格は、Small：75,000ドン・Regular：150,000ドン・Large：300,000ドンです。
【要約】昨年好評だったブルーベリーかき氷がパワーアップして帰って来ました！ブルーベリーソース・ブルーベリーシロップ・キャラメルシロップが三位一体となり新たな味わいを生み出します。かき氷の中に隠れたブルーベリーアイスは、かき氷を更に高いレベルに引き上げてくれます。
「BLUEBERRY & CARAMEL FUJI」Regularサイズが到着しました。価格は150,000ドン。
いやはや、これぁー妖精さんの食べ物かい？落日のマジックアワーに染まる紫富士（しふじ）が雪を纏っているかのような、そんな現実離れした光景を思わせます。
トッピングはメニューに記載の通り、ブルーベリー・キャラメル・クリーム・ブルーベリーアイス。キャラメルが異質というか、自分だったら単純にブルーベリーかき氷の上にクリームをかけて終わっちゃうな。キャラメルが果たしてどのような働きをしているのだろうか…
相変わらず安心感のある、ふわふわ・しゃきしゃきで繊細な氷。口の中でシャクシャク、シャクシャクと小気味よい音が鳴ります（＝シャクシャインの戦い）。
まずはブルーベリーの甘酸っぱさが口の中で広がりますが、後からキャラメルのほろ苦い甘みがふわっと感じられます。てっきりブルーベリーとキャラメルが喧嘩するかと思ったのですが、調和していて高級感ある大人の味。意外な組み合わせですが、こんなにも味に深みが出るのだなあ。
かき氷を掘り進めるとブルーベリーアイスが現れる嬉しい瞬間。アイスのミルキーさとまろやかな酸味の余韻にいつまでも浸っていたくなるな…
かき氷てっぺんのブルーベリーはフレッシュなものではなく冷凍品なのですが、まあでも半分溶けた冷凍ブルーベリーが一番美味しいまであるよね（個人の感想です）。
そういえば今回は大きめの器で提供してもらえて助かりました。食べ進めているうちにかき氷が崩壊する悲しい事故を起こさずに済むので…
「BLUEBERRY & CARAMEL FUJI」、登頂完了です。在住者の皆さんは終売する前に必ず食べに行こう。次の限定かき氷は何カナ～。
