視覚を刺激するスイーツが若者に大人気!
ホーチミン市内に4店舗を展開する「Coconino Tea & Cheese」の5区・ファンバンチ (Phan Văn Trị) 店に行ってきましたので、ご紹介します。
「Coconino Tea & Cheese」の場所
前回、ホーチミン市5区の「Thần Nông BBQ」で串焼きとカレーを堪能した後、たまたまGoogleマップで発見したデザートショップに向かうことにしました。5区から自宅のあるビンタイン区までは結構離れているので、折角ならもう少し周辺を見て回ってから帰りたいのです。
グエンビエウ (Nguyễn Biểu) 通りを北上し、ミニストップを左折。ファンヴァンチ (Phan Văn Trị) 通りを直進します。ちなみにこの先は行き止まり。
目的地の「Coconino Tea & Cheese」に到着。こんなローカル感MAXの路地みたいなところにおしゃんなスイーツの店がしれーっとあるのがホーチミン。
2階にも席があり、全面ガラス張りの窓が開放的です。
写真に入り切っていませんが沢山のバイクが駐輪されており人気ぶりが伺えますな。
「Coconino Tea & Cheese」のメニュー
お店のメニューはこちら。甘~~いフルーツティーやミルクティー、ピンス(韓国かき氷)、ダーバオ(ベトナムかき氷)など。
お店のSNSにアップされているお下品なスイーツ写真(※誉め言葉です)の数々。
クッソ甘そうですが、私はアリ人間なのでこういうのを見ると無条件に吸い寄せられてしまう…
「Coconino Tea & Cheese」の店内
派手なスイーツとは対象的に、店内はアイボリーホワイトを基調とした上品な雰囲気。ちなみに1階はエアコンが無いので2階席をお勧めします。
造花をこれでもかとあしらった極彩色のディスプレイに、この店のスイーツの世界観の片鱗を感じる。
こちらは2階。木目素材で曲線を描く様がエレガントですね。壁際の、ススキをイメージしたと思われるインテリアもポイント。
エアコンが等間隔で設置されているのですが、あまり効きが良くないのか席によっては暑い…(温度は18度にセットされているのに)
「塩キャラメルバナナピンス」を実食
注文した「Bingsu Chuối Caramel Muối(ピンス・チュオイ・カラメル・ムオイ/塩キャラメルバナナピンス)」がやって来ました。
プリンがまるまる一個盛り付けられ、周囲にはドライバナナがトッピング。サイズが小さめというのもありますが、価格は45,000ドン(≒270円)とリーズナブル。
別添えのトッピングはゴールデンタピオカ(真ん中)と塩カラメルソース(右)。左の白いのは分かりません。
味付きかき氷であるピンスに、さらに追いソース。だばあ。
まあー、美味しいに決まってますよね。このプリンだって、単独で十分戦えるクオリティ。それにしても甘いな… なんか奥歯が痛くなってきたのですが、もしかしたら隠れていた虫歯が見つかったのかもしれない。
トッピングのゴールデンタピオカをもっちゃもっちゃと。夕食後なので、ものすごい勢いで腹に溜まっていく…
完食した…のですが、他のメニューも食べてみないと「Coconino Tea & Cheese」の魅力を判断できないな。なにせ、一番安いピンスをひとつ注文しただけだし。
再訪しました(24時間経たずに)
と、いうわけで翌日に再訪することにしました。24時間経ってません。
お金が無いので路線バスで向かいます。チョロンバスターミナル行きの56番バスで、運賃は7000ドン(≒42円)。
外国人なんてほぼ来ないだろうし、店員に顔を覚えられていたら嫌だな… 「こいつまた来たんか」みたいに思われたら恥ずかC~~!!!
土曜日の14時くらいに訪問したのですが、この時点では店内はガラガラ。ベトナムの人々は大抵朝か夕方以降に行動します。
今回注文したのは、「Bingsu Matcha Fomai(ピンス・マッチャ・フォーマイ/チーズ抹茶ピンス)」65,000ドン(≒400円)と、「Milo Dâu(ミロ・ヤウ/ストロベリーミロ)」40,000ドン(≒243円)の二品。アリ人間の面目躍如です。
これ、両方ともかき氷だから溶ける前に早く食べてしまわないとな…
まずはピンス。チーズフォームがかかった抹茶味のかき氷に、色んなお菓子がぶっ刺さったわくわくする一品。
意外にもどぎつい甘さは無く、仄かに抹茶の苦味も感じられ良い塩梅のかき氷です。チーズフォームのしょっぱさもよく合う。
こちらは、ダーバオ (đá bào) と呼ばれるかき氷。きめ細やかな氷ではない、昔ながらのかき氷って感じ。
「ミロ」の粉末をはじめとした色々なトッピングがされており、スプーンでガリガリと掘り進めながらいただきます。
シリアルやナッツなどざくざく食感のトッピングが多く、噛み応えがあって楽しいですね。チョコ味一辺倒に飽きたら、甘酸っぱいいちごが良い口直しになります。
ちんたらと食べ進めていたら、すっかり溶けてしまった…
溶けたかき氷に漬かった抹茶味のキットカットを救出し、フィニッシュ。
8/29 さらに再々訪
あら、ご無沙汰じゃない。元気してた?(フランク)
というわけで、約3カ月ぶりに再訪。今回注文したのは「Milo Flan Trân Châu(ミロ・フラン・チャンチャウ)」40,000ドン。かき氷の上にチョコソースをこれでもかとぶっかけ、ミロの粉末・タピオカ・チョコ味のシリアル・プリンを豪快にトッピングした一品。
とにかく一口で色々な食感を楽しめるのが楽しい。もっと甘さの暴力を想像していましたが、意外とひとつひとつのトッピングはそこまで甘くない…と思ったのだけど、単に感覚が麻痺してるだけかも。やっぱ甘いです!(掌返し)
飲み物は「Hồng Trà」28,000ドン。普通に紅茶ですね。「甘さ控えめ」って言うのを忘れましたが、思ったより甘くなかったのでヨシ!午後の紅茶(ストレート)よりだいぶ甘いけど。
まとめ
ホーチミン市5区のデザートショップ「Coconino Tea & Cheese」を紹介しました。
目を引く派手なスイーツはどれもお手頃価格で、量も多すぎないので気軽に試せます。
メニューの表記はベトナム語だけだし、外国人もほぼ訪れないであろう店ですが、むしろそういうところでベトナムの若者に混じってスイーツを食べることに楽しさを感じられる方はぜひ。