お手頃!ポップな内装の麻辣湯&麻辣香鍋専門店*MALA PANDA@10区

中華料理

ベトナム・ホーチミン市内のあちこちで…というほどでもないのですが、しばしば見かける麻辣湯(マーラータン)の専門店。以前にも、ベトナム初上陸を果たした「Yangguofu」の記事をアップしました。

今回は、ホーチミン市10区で2024年6月にオープンした麻辣湯専門店「MALA PANDA」をご紹介。麻辣湯のみならず、汁なし鍋の「麻辣香鍋(マーラーシャングオ)」も選択可能です!

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「MALA PANDA」の場所

ホーチミン市10区・スーヴァンハイン (Sư Vạn Hạnh) 通りにやって来ました。大型ショッピングモール「Van Hanh Mall」のすぐ近くです。相変わらずの活気というか、ものすごい交通量だ。

「MALA PANDA」の外観はこちら。一棟まるまる借り上げた大きなお店なので、見逃すことは無いはず。ちなみにこの物件、以前はタピオカミルクティー屋だったのですが、2023年の頭くらいに閉店してから中々次の借り手が付かない状況が続いていました。まさか麻辣湯屋になるとは思わなかったよ。

お店の看板。麻辣湯&麻辣香鍋のほか、竹筒を模したカップに入った可愛らしいミルクティーが売りのようです。

そうそう、「MALA PANDA」の営業は深夜0時(24時)まで。若者が集まる活気あるエリアなので、夜遅くまでの営業に需要があるのでしょうね。

ステップ①具材を選ぼう

はい、「Yangguofu」の記事と同じ流れです。トレー…というかボウルに好きな具材を入れていきましょう。

まずは野菜&キノコ類。加湿器でみずみずしさが保たれています。

ダイエット中でも安心、「LOW-FAT」の力強い文字。根菜や海藻、湯葉などがあります。

こちらは生麺系の麺類など。トッポギで量増しも出来ます。手前にあるのはイカゲソだろうか…?鶏の足みたいな具材もありますね。

手前は練り物系の具材。奥には肉(牛・豚・鶏)や生の海鮮(海老・タコ・イカ)が。

最後に、レジの手前には乾麺や袋入りのインスタント麺があります。ジャンキーな麻辣燙に仕上げたい方はこちら。

私が選んだ具材はこちら。ちょっと欲張り過ぎたせいで、後ほど地獄(というほどでもないけど)を見ることになります。

ステップ②調理方法&辛さを選ぼう

そのまま流れるようにレジでお会計。麻辣燙か、麻辣香鍋かを店員さんに伝えます。麻辣湯は「19,000ドン/100g」、麻辣香鍋は「29,000ドン/100g」…とあるのですが、実際は肉やら麺やらは価格が異なるため、この表記はちょっと不親切な気がしなくもない。この辺は世界的に展開している「Yangguofu」の方が明瞭だったな。今回は「麻辣香鍋」を選択します。

同時に辛さも選びます。私は「Cay ít(辛さ控えめ)」という表記を信じ、LEVEL1を選択しました。

他のメニューはこちら。チャーハン (Cơm chiên) なんかもあるんだ。ドリンク、美味しそうだし、ソフトクリームも食べたすぎるのですが、私を担当してくれているパーソナルトレーナーの顔が頭をよぎったためペットボトルの水(19,000ドン)で我慢します。

お会計はこちら。春雨麺は15,000ドン、牛肉は100gあたり39,000ドン、串は1本あたり15,000ドンだったようです。欲張って色々取った割には安く収まったかな。特に肉が「39,000ドン/100g」というのは他の麻辣湯専門店と比べても安く、優位性があると思います!

ステップ③席に着こう

階段で客席エリアまで上がると、店員さんが何名かと聞いてくるので「Một người(一名どす)」と伝えます。案内されたのは奥のカウンター席。こういういかにも「SNSでシェアしてね!」といった、浮かれたポップな店内だと写真も撮りやすいですね。

あなたの夢を教えてね、的な。今思うと日本語で何か書き残してくるべきだった。

もちろんあります、調味料コーナー。「Yangguofu」同様、用意されているのはベトナム麺向けっぽい調味料のみで、黒酢やら辣油やらが無いのが残念。

ステップ④食そう!

やって来ました、私だけの「麻辣香鍋(マーラーシャングオ)」。結構でかいな…。

ついでにご飯も無料で付いてきました。嬉しいサプライズ!

アツアツ…という感じではなく、ほんのり湯気が立っている程度。

鍋から取り分けた第一弾。汁なしなので、春雨が絡まり、程よい量を取り分けるのが大変だった。

食べてみると…うーん旨い。そして辛い!辛さ控えめのはずですがしっかり辛いです。「麻辣味好きだから~」とか言ってLEVEL2を選んでいたら大変なことになっていたに違いない。LEVEL1でも、麻辣の醍醐味であるカラシビ感をしっかり楽しめますよ。

旨辛な味付けでご飯が進む。「ちょっとご飯欲しいな」という思いに応えてくれる、ほどよい量の白ご飯です。

ブロッコリーと麻辣味、意外にも結構合う。ほどよく硬い食感が残った仕上がりで満足。

キクラゲの近くにあったよく分からないきのこ。おそらくハナビラタケかな?もっとごわごわした食感だと思っていたのですが、実際はぷるぷる・こりこりとした食感が残っており癖になります。

と、ここまで食べ進めてきたのですが、ひとつ問題が。もともと出来立ての提供では無かったことに加え、客席のエアコンが強いこともあって料理が急激に冷めていきます。春雨と白米で満腹になってしまったこともあるのですが、具材も油も冷たくなった麻辣香鍋を食べるのはまさに苦行で中々箸が進みませんでした。熱くてなんぼの料理なのに、どうしてこうなった…。

まあーそんなこともあって、基本的には「MALA PANDA」に満足できたのですが、あえて提言するとしたら「出来立てアツアツの状態で提供する」「なるべく保温性の高い器を使用する」「エアコンをガンガンに効かせない、もしくは客席に直接向けない」って感じかな…。

「MALA PANDA」の店舗情報

お店の名前 MALA PANDA
住   所 764 Đ. Sư Vạn Hạnh, Phường 12, Quận 10, Hồ Chí Minh
営 業 時 間 11:00 〜 24:00
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