いつも賑やか、美味しいものが溢れるホーチミン市5区の中華街(チョロン)。
今回は、台湾式ビーフステーキの店「Vua Bít Tết Tawaza 台灣仔牛排(ヴア・ビット・テット・タワザ)」で魯肉飯(ルーローハン/ルーロー飯)を食べてきましたので、ご紹介します。
「Vua Bít Tết Tawaza 台灣仔牛排」の場所・店舗情報
薄暮が迫るサイゴンの街。同僚のバイクに乗せてもらって、5区のゴ・クエン (Ngô Quyền) 通りまでやって来ました。
黒の看板がクールな「Vua Bít Tết Tawaza」の外観。日本語にすると「キング・オブ・ステーキ・タワザ」となり、ステーキへの自信が伺えます…が、今日のお目当てはご飯もの。
「Vua Bít Tết Tawaza 台灣仔牛排」の店内
店内の様子はこちら。そこまで大きな店ではなく、15~20人くらいで満席になるかな。
無料のお茶(セルフサービス)がうれしいね!
Facebookでチェックインしたらアイスプレゼント…らしい。(やらなかった)
「Vua Bít Tết Tawaza 台灣仔牛排」のメニュー
メニューはFacebookで公開されています。ベトナム語と中国語(繁体字)しか記載がありませんが…まあ、写真付きだし、漢字からも言わんとすることは分かるよね。
今回は、メニュー左側の「Set Cơm(ごはんセット)」から注文。9万ドン均一です。
「滿身大汗牛肉多多小火鍋」とかいう、パワーワードまみれの鍋メニューの名前だいすき。一人用の鍋なので、ぼっち飯でも安心して注文できますね。
「Vua Bít Tết Tawaza 台灣仔牛排」の魯肉飯を実食
「Set cơm thịt kho trứng kiểu Đài 台式魯肉飯套餐(台湾ルーローハンセット)」がやって来ました。
セットには、小鉢3品とスープが付いてきます。健康的!
こちらは同僚が注文した「Set cơm bò kho kiểu Đài 紅燒牛肉飯套餐」。「紅燒」は醬油ベースのピリ辛煮込みですね。関係ないけど腕ムキムキやな…
それにしても、この独特なご飯の盛り付け方はなんだろうか。
はっ、もしかして台湾島の形…?
何はともあれ実食。ルーローが別添えなのは初めて見たし、汁気がかなり多いから、これ全部をご飯にぶっかけたら相当なつゆだくになるな…
味は…おいしいね!
これぞ角煮だ、という甘じょっぱ味。あまり八角を感じない味付けだから、万人受けを目指したカンジ?
ルーローハンと言えば、豚の角切り or 短冊切り or そぼろ(これ、台湾だと地方によってそれぞれ呼び名が違うんですね)のイメージですが、このルーローハンはどれでもない、一口サイズのほろほろの豚肉。
具沢山なことに加え、こってり味のタレだけでそれはもうご飯が進むのですが、如何せん米が少ない…!もっと米をクレ…!(※1万ドンでご飯のお代わりができます)
あっさりとした味付けで、パクチーがアクセントになっているきゅうりの漬物。箸休めに良い~。
台湾では定番の味付け厚揚げ「滷油豆腐」。ほのかに香る八角で、ここはもう台湾だな… 你好、台灣。
野菜の炒め物。最初、じゃがいもかと思ったのですが、口に入れると柔らかく、瓜や蕪のような食感。
なんぞ?と思っていると、同僚がキャベツの仲間・コールラビだと教えてくれました。あー、なんかスーパーで見たことあるかも…(適当)
完食しました。同僚に「紅燒牛肉飯どうだった?」と聞いたところ、「辛かった」「ご飯と合わない」と散々でした。辛辣ゥ!
他のお客さんを見ているとやはりビーフステーキを注文している人が多く、次はそちらも試したいところ。
価格帯的にも手ごろなので通いたいのですが、如何せん家(ビンタイン区)から5区まで遠いんだよなあ…、と思ったけど、この日付き合ってくれた同僚はゴーバップ区在住(空港方面)なのだった。ナマ言ってすんません。