ベトナム・ホーチミン市で、2024年5月17日(金)〜19日(日) にかけて開催された「第2回バインミーフェスティバル」。
昨年に続き二度目の開催となり、最終的な来場者数は10万人以上に達するなど大盛況で幕を閉じました。
見所は何と言っても、有名ベーカリーを含む様々な事業者が出店するバインミー屋台であり、その数は150以上。ですが、ふとした悪意が私の脳内を過ぎってしまったのです。「どさくさに紛れてバインミー関係無い野良屋台が出ているのでは?」と。
そんな疑念を確かめるべく、行ってきましたよ「バインミーフェスティバル」に!
第2回の会場はレヴァンタム公園
やって来たのは、ホーチミン市1区から3区を経て、フーニャン区までを繋ぐハイバーチュン (Hai Bà Trưng) 通り。
「第2回バインミーフェスティバル」の会場は、1区のレヴァンタム公園 (Công Viên Lê Văn Tám)。昨年の第1回は青年文化会館での開催だったので、それによりも広く歩きやすくなりましたね。どうでもいいですが、前回のバインミーフェスでカメラを持っていたら「No camera!」とスタッフに言われたことが未だに納得いかない。そこら中でベトナム人が写真撮りまくっとるがな… スマホか専用機かの違いかしらね?ということで今回はALLスマホ撮影です。
スポンサーとなる各企業のブースでは色々なものを無料配布しており、大盛況。CHIN-SUもVinamilkもベトナムの食生活には欠かせませんね。
また、バインミーの超有名店「Bánh Mì Huynh Hoa(バインミーヒュンホア)」のブースでは大行列が出来ており、さすがの人気ぶりを証明していましたね。
出展ブースの一覧はこちら。というわけで、早速(バインミー以外の)屋台を見て行きましょう。
バインミー以外の屋台を探す
まずはベンチェ省のココナッツを販売するブース。ベンチェ省はホーチミンから南のメコンデルタ地方に位置する省であり、ココナッツの聖地として有名です。
焼き鳥とたこ焼きを販売する屋台。まさかの日本食!ただ、たこ焼きに限らずなのですが、ベトナムにおいて粉物は等しく「バイン○○」なので、ぎり掠っていると言っても良い…のかもしれない。
ナッツを販売するブース。まあ、これも確かにベトナムの特産品ではある。
高原地帯の名物である、竹筒ご飯(+焼肉)を売るブース。しかも2つ。
香港ワッフル。これも粉物なので以下略。
キエンザン省の名物を販売するブース。これもよく見ると、「バイン○○」が売られており略。
ベトナムのストリートフードではおなじみ、串焼き。注文したものをその場で焼いてくれます。
屋台グルメを手広く売るブース。もうなんでもあり。
食べ物以外もあります。工芸品を売るブースと、ヘナタトゥーを体験できるブース。
実のところ
ここまで歩き回って、気付いたことがあります。
意外と…まとも…!いや、確かにバインミーを売らない屋台自体はあるのですが、言うても正規のブースであり、野良屋台やら行商は居ないわけです。
いやね!(言い訳タイム)ベトナムにおけるこの手のイベントって大体どさくさに紛れて商売する輩が出てくるわけじゃないですか。先日紹介したファップホア寺院の灯篭流しでも、混雑に便乗して路上で勝手に灯篭を売り始める不逞輩が見られましたし。グエンフエ大通りとか大体いつもそんな感じですし。
もぐもぐ記録
そんなわけでバインミーフェスティバル、思った以上にちゃんとしてた。このままでは企画倒れなので、とりあえず食べたものを紹介します。行こう、あとは楽しむだけだ。(YOASOBI風)
Bánh Mì Nấm Nướng(バインミーナムヌオン)35,000ドン。グリルしたキノコをサンドした、ベジタリアン向けバインミーです。
食べかけ失礼します。厚めにスライスされ、スパイシーに味付けされたキノコ(エリンギかな?)のおかげで、肉が無くても満足感がありました。バゲット自体も、ふわふわモチモチなんて軟弱なものではなく、噛めば口の中で刺さるような「これぞバインミー」と言いたくなるバッキバキのバゲットで良かったです。
出店していたアイスクリーム屋さんによる、アイス乗せバインミー。甘いもの大好きアリ人間として、試さないわけにはいかないな…
Bánh Mì Kem(バインミーケム)40,000ドン。好きなフレーバーのアイスを4種類選ぶことができました。
トッピングは自由。君だけのバインミーを作ろう!
あと、喉が渇いたので、フルーツティーを購入したのですが…
企業ブースでペットボトル飲料を無料配布していたことに後から気付きました。
また来年~