ベトナム建国記念日の連休に合わせてタイ・バンコクへ旅行に行ったのですが、そこでVietinBank(ヴィエティンバンク)のデビットカードを使って支払いをしようとしたところ、何度試しても決済失敗しました。
「前にタイへ来たときは使えたのに…まあそういうこともあるのかな」と思いつつ、その時はスルー。
帰国後、しばらくして、会社のバックオフィス担当者から連絡が。
お疲れ様です。銀行のカードは使えますか?銀行から連絡をもらいました。Nishiさんのカード情報が漏洩した可能性があったこと、それと4連休だったので、念のため、銀行はNishiさんのカードを停止することにしました。
何ですと!?つまり、タイでいきなりカードを使ったから、不正利用を疑われてカードを停止された…ということ?金額としてはわずか600バーツ程度だったのに…。
ただ、銀行のアプリやMoMoなどを使った送金やQR決済は普通に出来るので、口座ではなくあくまでカードだけを停止されたということか。
それにしても、世界中で使えるVISAブランドなのに、一回国外で使っただけでブロックされるとは何事…?
それについては「タイでScamされる人が多いからかも」とのこと。いやいやいや…国営銀行とはいえ厳しすぎる。
一旦利用停止されてしまったカードは再発行する他ありません。パスポートとTRCの原本を持ってVietinBankの支店に行くことにしました。
やって来たのは1区・ハムギー (Hàm Nghi) 通りの支店。入ってすぐ、セキュリティの方に、カードの再発行をしたい旨を英語で伝えると番号札を発行してくれました。
こちらの支店、日本語担当者も居るようなのですが、どこにいるかが分からなかったのでそのままカード窓口に向かい、英語で手続きしました。受付で言えば良かったのかしら。
月曜日に行ったところ、再発行は金曜日になるとのこと。こちらの引換券を持って再度受け取りに来なければなりません。
「タイでデビットカードを使おうとしたらカードが止められてしまったのだが、国外では使えないのか?」と訪ねたところ、「アプリでメッセージが来たはずだけど、ベトナム語だから気が付かなかったのかもね」と言われました。ホンマか…?
「VISAだから世界中で使えます」とも言われました。ええ、そう願います…。
金曜日、再度カードを受け取るため同じ支店に行きました。なお、この際も、引換券のみならずパスポートとTRC原本が再度必要です。
そうしてカード再発行が完了したのですが、ここで一つ問題が。
発行月が2024年9月、有効期限が2024年10月。え、1ヶ月だけ!?
これ、デビットカードやクレジットカードの期限はTRCの有効期限(2年間)に紐づいているためです。そして私のワークパーミット&TRCの期限は10月で切れるため、現在絶賛更新手続き中なのでした。
つまり、新たなTRCが手に入り次第、改めてカード再発行をする必要があるということです。とほほ…。
【教訓】
- 長期休暇中にベトナム国外でベトナムの銀行が発行したデビットカードを使用する際は要注意
- 国外でカードでの決済に失敗したら、なにかベトナム語のメッセージが届いていないかを確認する
- カード再発行のタイミングは、TRCの有効期限も踏まえて検討する