長年愛されるお好み焼き専門店で、800gの塊肉を喰らう*みやこ屋@サイゴン街区

日本料理

海外に住んでいても時折無性に恋しくなる、作り立てのカリカリ・ふわふわお好み焼き。鉄板を囲みソースの焦げる香ばしい匂いに包まれる瞬間は何事にも代え難いですよね!?

本記事では、ホーチミン市旧1区の日本人街にあるお好み焼き専門店「お好み焼き本舗 みやこ屋」をご紹介。今更紹介するまでもなく在住者にはお馴染みのお店ですが…?

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「みやこ屋」の場所・雰囲気

というわけでやって来ました、ホーチミン市第一の日本人街・レタントン (Lê Thánh Tôn) 通り。最近はすっかりファンビッチャンエリアにお株を奪われている感じはあるものの、何だかんだでコンスタントに日系飲食店が進出・オープンしている印象。

みやこ屋」があるのは「Pizza 4P’s」や「一燈」などでお馴染みこちらの路地。先日紹介した「桐麺」もこちらです。

今回は12名で予約。入り口すぐの団体席に通されました。日本の居酒屋や鉄板焼き店にワープしたかのような空間で実家のような安心感。ベトナム人店員さんだけでお店を回しているようでしたが、皆さん日本語をお話しになるしオペレーションもきびきび。伊達に長く営業されてるわけじゃないな…と謎に上から目線で感心。

ちなみに前回訪れた際は2階席に通されました(写真無し)。いつだっけ…と遡ったところ2023年10月のことでした。う、うせやろ…もう3年も経ったというのか…。

「みやこ屋」のメニュー

みやこ屋」のメニューをざっくりご紹介。

主役であるお好み焼きともんじゃ焼きは、生地作りからこだわりが。毎日すりおろす山芋と鶏ガラ出汁を使用しているとのことで、ふっくら食感を生み出す土台となっています。定番の「豚玉」から、じっくり煮込んだ牛スジとこんにゃくが入った看板メニューの「みやこ玉」、カレー粉を効かせた変わり種の「マハラジャ玉」まで、とにかくバリエーション豊富。もんじゃ焼きには、追加料金で香ばしい揚げ麺をプラスできる選択肢も。

焼きそばには特注の極太生麺が使われており、注文を受けてから茹で上げて鉄板で一気に炒めるスタイル。

鉄板焼きのカテゴリでは、なんと800グラムという圧巻のサイズを誇る名物「エアーズロック」や和牛サーロイン、ジンギスカンなどが並びます。

さらにさらに、居酒屋感覚で頼めるスピードメニューやアヒージョ、宴会向けのコース料理まで網羅。ドリンクも生ビールやハイボールは当然のこと、日本の各地域の果実を使ったご当地酎ハイ、焼酎、「獺祭」や「花琥珀」など料理とのペアリングを楽しめるラインナップ。

実食

ここからは我々が過ごした最高に楽しく美味しい時間をご覧ください。実際はもっと色々注文したのですが、私が口にしたものだけご紹介(テーブルが3つに分かれてたもんで)。なお、焼き上げは店員さんがぜーんぶやってくれます。スピードメニューをつまみつつ血走った目で待ちましょう(?)。

ブロッコリーのおひたし」(78,000ドン)は、鮮やかな緑色が美しく、ええ感じに歯ごたえが残った良い塩梅。濃ゆいお好み焼きや鉄板料理の清涼剤として優秀です。

揚げ出し茄子」(89,000ドン)は、さくっじゅわ~食感の熱々茄子にたっぷり乗った大根おろしと刻みネギが爽やか。お酒に合いそうな濃いめの出汁で、これはもう味覚の一時帰国。

生でも食べられるという「ホワイトマッシュルーム」(80,000ドン)は鉄板の上でじっくり蒸し焼き。味付けはされていないので、卓上の塩コショウをぱぱっとかけて素材の旨味を噛みしめましょう。

皮がパリッと張り詰めるまで焼き上げられた「ソーセージ」(81,000ドン)は、施された切れ目から肉汁が溢れ出し、アロマとともに広がる肉の旨味で否が応でも酒が進んでしまう。

​「牡蠣とチーズのアヒージョ」(210,000ドン)。アルミ容器の中でグツグツと煮立ち、ニンニクの香り広がるライブ感溢れる一品。牡蠣は大粒で、噛みしめると濃厚な旨味が溢れ出します。海の恵み…。チーズのコクとトマトの旨味酸味が加わることで味にさらなる立体感が生まれています。

みやこ玉」(178,000ドン)。形作られたお好み焼きにソースとマヨネーズが美しい模様を描き、仕上げに鰹節をこんもりと。カット&取り分けまで店員さんがやってくれるという至れり尽くせりっぷり。

山芋入りの生地はふんわり柔らかく、出汁の優しい旨味が感じられます。お好み焼きを出す日本食レストランは日系・ローカル問わず多く存在しますが、やはり焼きたてからしか得られない栄養がありますね。中に入った牛スジとこんにゃくの食感もまた良いアクセント。

肉焼きそば」(145,000ドン)。豚肉と野菜を炒めたところに極太生麺を投入!ジャッジャッと勢いよく仕上げられます。

太麺ならではのもちもちとした強いコシがあり食べ応え抜群。ソースもまた香ばしい。あまり鉄板に放置しているとくっついちゃうので出来立てを食べましょう。

お好み焼きや焼きそばを差し置いて圧倒的な存在感を見せたのが、こちらの「エアーズロックステーキ」(680,000ドン)。その名の通り巨大な岩を思わせる800グラムの赤身肉の塊…なのですが、この日は800gの塊肉が切れているということで、ハーフサイズ(400g)を2つ盛って提供してもらうことに。一応、1つの塊に見えるよう配慮してくださってる…!

鉄板の上で表面を香ばしく焼き固めた後、スライスニンニクとバターを乗せてさらに加熱!

その後、スタッフが手際よく切り分けてくれた肉は美しいレアな仕上がり。自分好みの焼き加減に調整していただきます。山盛りのもやしと一緒に味わうことで、ガリバタの濃厚なコクと野菜のシャキシャキ感が絶妙なハーモニーに。

バニラアイスクリーム」(21,000ドン)で口直し。お安い価格設定なのでチープなものが出てくるかと思いきや、バニラビーンズが香るリッチなアイス!火照った口内を心地よくリセットし、満足感に満ちた食事を締めくくってくれました。

デザートには「チーズもんじゃ」(105,000ドン)を注文。…何かがおかしい。

西日本出身者が多かったので、これが初もんじゃという人もいました。溶け込んだチーズが生地と一体化し、自分で鉄板に押し付けて作るカリッとした焦げ目の香ばしさと、トロッとしたチーズのコクがタマランチ会長。ちみちみと少しずつすくいながら味わう時間は、アイスで〆る以上に、宴の余韻に浸るのにぴったりでした(正当化)。

あと、鉄板のお掃除も合間合間に店員さんがやってくれるのですが、掃除に使用する水がペットボトルの飲用水!細かなところまで配慮が行き届いており、安心できます。

「みやこ屋」の店舗情報

レタントンエリアのお好み焼き専門店「みやこ屋」をご紹介しました。鉄板を挟んで料理が出来上がっていくライブ感や、日本の街角にいるかのような情緒まで含めて提供してくれる素晴らしいお店。長年、在住日本人に親しまれてきただけのことはあるな…と改めて認識した次第ですよ。

ちなみにお会計は、12人で利用して約880万ドン。安い!…というわけではないものの、生地作りや特注麺へのこだわり、迫力満点のステーキなど、どの料理をとってもプロフェッショナリズムが感じられますし、何より全部店員さんがやってくれるという至れり尽くせり感。行ったことがある方もない方も、お好み焼きや鉄板を囲みに今一度訪れてみては?

お店の名前 お好み焼き本舗 みやこ屋
住   所 8/6 Lê Thánh Tôn, Sài Gòn, HCMC
営 業 時 間 17:00〜24:00(月~金)、11:30~23:30(土日)
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