ベトナム生活情報

【ベトナム生活】ローカル美容院でカット・カラーに挑戦してみる*SQC Hair Salon@ビンタイン区

金がなかなか貯まりません。

年末年始はタイ、テト休暇中はカンボジアへ旅行した一方で、そろそろスマホを新しくしたいし、DJI Pocket3も欲しいしSONY ZV-1Ⅱも欲しい。あと、SONY WF-1000XM5も欲しい。(ダメ押し)

とはいえ、大幅に収入を上げられそうな見込みは無く、唯一できそうなことは固定費を抑え可処分所得を増加させることのみ。

さて、私は月に1回必ずヘアカットとカラーをするのですが、技術やコミュニケーションに対する懸念もあり、来越以来頑なに日系美容院へ通い詰めてきました。

これをローカルの美容院に切り替えたら、毎月の被服・美容費を抑えられないだろうか?というわけで、ものは試しにローカル美容院へ行ってみました。

日系美容院とローカル美容院の料金比較

まず、私が通っている日系美容院の料金は以下。毎月必ず美容院へ行くとなると、これらが実質固定費として圧し掛かることになります。

  • メンズカット(日本人スタイリスト):70万ドン
  • カラー:80万ドン

計150万ドン(執筆時点で約9000円)ということで、まあー、日本の美容院と値段は変わらないし別にいいかな、という感じ。何より日本人が日本人のセンスでよしなに仕上げてくれる安心感は何事にも変えがたい。

一方、今回私が見つけたローカル美容院の料金は以下。

  • メンズカット:10万ドン
  • シャンプー+ブロー+スタイリング:8万ドン
  • カラー:40万ドン

おお、シャンプーが別料金なことを加味しても、確かに安い。計58万ドンなら、執筆時点で約3500円である。これでもし仕上がりが日系美容院と変わらなかったら最高じゃないか?

美容院を見つけて予約するまで

今回、美容院はインスタで見つけました。私が住むホーチミン市・ビンタイン区内で探そうと、「hair salon binh thanh」などで検索した結果、上位に表示された「SQC Hair Salon」です。

Googleのレビューを見ると、レビュー件数は1100件、評価は★5。圧倒的じゃないか…

メニューは公式サイトから確認可能。Web上に、それもアクセスしやすい形で金額が示されているのは好感が持てますよね。

ローカル美容院は特に予約せずに飛び込みで訪れて問題無いらしいのだけど、こちらは専用の予約フォームがあったのでそちらから予約。

予約後、すぐにコールバックがありました。(電話には出られなかったので、追ってSMSで確認の連絡が来ました)

ローカル美容院の雰囲気とか施術の流れとか

さて、予約当日。

時間きっかりに入店し、予約名を告げると席に通されました。英語を話すスタッフが一人いて、カットやカラー担当スタッフとの通訳を適宜してくれました。

お水がもらえます。

 

まずは「どういうヘアスタイルにしたいか?」との質問。「ツーブロック(undercut)にしてー、前髪は整髪料で上げられる感じでー…」と答えていると、「写真はあるか?」とのことなので、予め用意しておいたこちらの写真を見せました。髪型のついでに顔面もこれにしてくれませんか…

見せた写真。むしろこの顔になりたい

 

次は髪色をどうするか。カラー見本を見せてくれたので、そこから選択。「今の髪色からこの髪色にするのは無理だよ」みたいなこともはっきり言ってくれるので安心。

ところでこの見本は日本製の薬剤(ミルボンというメーカーのもの)を使ったものらしく、これを選ぶ場合通常のカラー40万ドンに対し、70万ドンになるとのこと。

うーん、70万だと普段通っている美容院と10万ドンしか変わらない。しかし、ベトナムのカラー剤は刺激が強いらしく、常時頭皮が荒れているマンとしては不安が大きい。じゃあ染めるな、というのは禁句)
色の定着も日本製の方が良いだろうし、結局プラス30万ドンを出して日本のカラー剤を選びました。

 

カットに先立ち、まずはカラーをすることに。

まずは一部分に塗布し、染まるまで待って色合いを確認。「こんな感じだけどいい?」とスタッフがスマホで撮った写真を見せられたのですが、染まった髪を肉眼で見るわけじゃないのでよく分からず…

とりあえずOKということにして、髪全体にカラー剤を塗ってもらいました。あ、ツーブロックの内側には塗らないでって言うの忘れた…(手遅れ)

感覚的に、普段よりも長く放置された気がしました。そろそろシャンプーかな…と思いきや、さらにその上から追いカラー頭皮の悲鳴が聴こえる。

その後、シャンプーで洗い流してもらいました。なお、「2〜3日くらいは色落ちするから、髪が濡れた状態で白い服着ないでね」とのこと。どれだけ塗りたくったんだ…

 

お次はカット。ベトナムでは髪を切るのに免許は不要なので、スタイリストの腕は日本以上にばらつきがありそうですが、今回担当してくれた人は手慣れてる感じで良かった。

ちょっと私のリクエストが悪くて、結果としてカットが二度手間となってしまったのですが、嫌な顔せず対応してくれました。

強いて言うなら、ケープが短く、髪の毛が服に大量に付いてしまった&服の中に入り込んでしまった…

シャンプーはカラーとカット後の2回あったのですが、本当にシャンプーだけで、ヘッドスパのような頭皮マッサージや肩のマッサージが無かったので残念… ベトナムの美容院と言えばマッサージじゃないのかい…?

退店後、袖にカラー剤がべっとり付いていて絶望しましたが、洗濯したら普通に落ちたので大丈夫です。

ローカル美容院の仕上がり

仕上がりはこちら。

いや、染まりすぎィ!
茶色に薄っすらピンクが入ったような色合いにしたかったのですが、これはもはや。そりゃ追いカラーした上で長時間置いたらこうなるわな…

ただ、透明感のあるアッシュ系カラーみたいなのよりは、こういう発色がはっきりした髪色の方がベトナムの流行なのかな?という気もしますね。

ベトナム人の友人にもそう言われたので、それで納得することにしよう。(「知らんけど」と言いたげなノリなのはスルー)

ヘアワックスでスタイリングをしてもらったのですが、髪の毛を立てるのではなく押さえつけるようなスタイリングだったのが新鮮でした。確かに、皆バイクに乗るためにヘルメット被るから、こういう崩れにくいヘアスタイルの方が良いよね。

ちなみに、頭皮はめっちゃ荒れました。

自分でスタイリングしてみた図。案外悪くないかも?(見慣れてきた)

あと、カラー直後に言われたとおり色落ちは凄まじく、しばらくの間は風呂上がりに使ったタオルがピンクに染まりました。日本のカラー剤でこれなら、ベトナムの薬剤だとどうなってたんだ…

まとめ:一長一短でした

と、言うわけでローカル美容院でヘアカット&カラーをやってみた体験談でした。

カラー剤を日本のものにした結果、会計は88万ドンになりましたが、普段の半額までとは行かずともそこそこ費用を抑えられたかなと。

ただ、今後完全にローカル美容院に切り替えるかと言われると微妙。それでも、スタッフの皆さんはベトナム語もろくに話せない私にも良くしてくれたし、しきりに「この仕上がりで大丈夫か?」と確認してくれてイメージと乖離しないように気を配ってくれました。とは言え、やはり多少高くてもサービスが行き届いて、コミュニケーションにストレスの無い日系美容院も捨て難い。

ローカル・日系に限らず、美容院は合う合わないあると思うので、理想の美容院を求めしばらくサロンホッピングに興じるのも良いかもしれない。

今回訪れた美容院「SQC Hair Salon」の情報

お店の名前 SQC Hair Salon
住   所 36/52 Nguyễn Gia Trí, Phường 25, Bình Thạnh, Thành phố Hồ Chí Minh
営 業 時 間 9:00~21:00
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