初めましてのベトナム人と食事をすることになり、何を食べたいか聞くと、Phạm Viết Chánh(ファンビッチャン)のとある居酒屋に行きたいとのこと。
提案されるがまま行ってみたところ、個性的なメニュー・居心地の良さからすっかり気に入ってしまい、その後も普段遣いするに至るのでした。
居酒屋&バー「達(たつ)」の場所
というわけで、今回紹介するのは、Phạm Viết Chánhの居酒屋&バー「達(たつ)」です。
「達」の店内は、多くの提灯や昭和レトロ溢れるポスター、手書きメニューの短冊など、日本の大衆居酒屋のエッセンスをぐっと凝縮したような楽しい雰囲気。
それでね、店内で流れるBGMがね、いつ行ってもシティポップ祭りなのですよ。(歓喜)
竹内まりや、山下達郎、松田聖子、安全地帯、1986オメガトライブ、etc…
居酒屋&バー「達(たつ)」のメニュー
メニューには日本食レストラン・居酒屋の定番が並びます。
…が、よく見るとなんか怪しいメニューが。
Posteの紹介記事を見ると、「達」は日系のお店で経験を積んだベトナム人の方が中心ということで、ベトナム料理を日本人でも親しみやすいようアレンジしたのだそう。
攻めたメニューだと思ったらそういうことだったんだなあ。
私、マヂで下戸なのと、あとビールが飲めないので、梅酒ソーダ割りがあるのは助かる。
(欲を言えばカシオレを置いてほしい)
ジーク・ジオン!(※乾杯の音頭)
まずは前菜。ちょうど塩キャベツが恋しかったんだよなあ。
たこわさはまあ市販品なので普通。
そういや会社のベトナム人マネージャーでたこわさ好きな人がいるんですよね。誕生日に冷凍たこわさ1kg贈ろうかな?(迷惑)
塩かタレか選べます。10本のうち何故か2本がミニトマトという謎采配。そしてやたら内臓系推し。
おでん久々に食べたなあ。東海地方民的には味噌も欲しいがねー
少し思ったこととしては、全体的に薄味傾向にあるのかな?
日本人向けの味付けだとベトナム人にとってはしょっぱく感じることが多いようなので、もしかしたらベトナム人向けに合わせているのかもしれません。
とは言え、どのメニューも奇抜さの無い安心できる美味しさだし、コスパも良し。
店内も華やかなので、デートにもいいかもね!
他のおすすめメニュー
以降、一人で訪れることもあれば、かいしゃの人と訪れることも。
これがパンノキ!初めて食べた。
芋みたいでホクホクしているのですが、ほんのり甘さもあります。
ちなみに奥にあるのはチリソース。個人的にはケチャップ希望…
酒を頼まず、定食屋使いしたときに注文したもの。
本来は〆用のメニューなのかもしれませんが…
破れた卵黄がその身をだらしなく投げ出し纏わりつく様が淫靡ですね(言い方)
これ、写真で伝わるかどうか微妙ですが、めっちゃでかいです。
いっぱい野菜を食べたいときにどうぞ。一人でも意外とペロリといけます。
野菜で満腹になると体が喜んでる感じがするよね…
やけにマグロが色鮮やかですが、刺し盛にしてはリーズナブルな価格でGood。
ベトナム料理でよく見るこの野菜、千里花って言うのか…
ほろ苦さが和食とも合いそう。
かいしゃの人と行ったとき、漬けマグロをなんとサービスでいただいてしまいました。ありがたや~…
結論:いい店です
こちらの「達」、全75席と大箱なので、満席で入れないということは無いと思います。
仕事に追われフラフラだったある日の夜、せめて美味しい物でも食べようと思ったのにPhạm Viết Chánh中のレストランがどこも満席で、ディナー難民となり泣きそうになっていました(弱メンタル)
そんなとき、「達」の警備員のおじさんに優しく声を掛けられ店に入れてもらったこと忘れないよ…
一人でもふらっと行ける、素敵なお店です