ベトナム・ホーチミン市の若者たちに大人気!靴を脱いでごろ寝しながらドリンクやペイストリーを楽しめるカフェ。
まるでカプセルホテルのような空間で思う存分横になれるビンタイン区のベッドカフェ「D.O.M Coffee Capsule(ドム・コーヒーカプセル)」をご紹介します。
「D.O.M Coffee Capsule」の場所・外観
「D.O.M Coffee Capsule」が位置するのは、ビンタイン区・グエンザーチー (Nguyễn Gia Trí) 通りから入った路地の中。ビンタイン区の中では中央~北寄りに位置するかな。
2018年に「CHIDORI」というカフェがオープンした後に複数のフォロワーが生まれたのですが、「D.O.M Coffee Capsule」もその1つかと思われます。いずれも、二段重ねのカプセルホテルのような半個室空間を備えることが特徴です。ちなみに、「CHIDORI」は立ち上げに日本人が関わっている模様。
「D.O.M Coffee Capsule」のメニュー
「D.O.M Coffee Capsule」のメニューはこちら。ベッド席を利用する場合、右の「COMBO」1~3のいずれかから選択することになります。
- COMBO1(119,000ドン):ドリンク1杯+ベッド席2時間(1名)
- COMBO2(149,000ドン):ドリンク2杯+ベッド席2時間(2名まで)
- COMBO3(269,000ドン):ドリンク2杯+ベッド席フリータイム(2名まで)
あまり種類は多くないですが、ケーキなどのペイストリーもあります。
「D.O.M Coffee Capsule」の店内
客席エリアは土足厳禁。こちらで専用のスリッパに履き替えます。
座敷席
グランドフロア(日本的には1階)はどことなく和を意識したと思われる座敷席が広がります。PC作業などをする場合はこちらの方が良いかも。
ベッド席
ベッド席は1階&2階(日本的には2階&3階)。カプセルホテルのような構造になっており、カーテンで仕切られた半個室空間です。
カプセル内はこんな感じ。もし2人までならごろ寝できるだけの十分な広さがありますね。一応4人まで入れるようですが、流石に狭いだろう… 合皮っぽい素材なのでお洒落さや高級感はあまりないですが、掃除はし易そうですね(謎に店員視点)。
カプセル内には小さなテーブルが備え付けられています。利用者への注意書きにはWi-Fi情報が記載されていますが、速度が遅すぎて使い物になりませんでした。残念…
注意書きをよく読むと…おい2番目。ベトナム語なので分かりにくいですが、「そういうことはするなよ?分かってるな?」と言う旨の内容がド直球の表現で記載されています。まあつまり、その手の迷惑行為に及ぶカップルも居るということでしょう。盛り上がってしまったなら然るべき場所(?)に移動しなされ。
店員さんがカプセルまでドリンクを持って来てくれました。私が注文したのは右の「CHOCO-MINT MILK SHAKE」。COMBOを選択した場合、どのドリンクを選んでも価格は一緒です。
「D.O.M Coffee Capsule」の店舗情報
日本によくある「カップル向けフラット席を備えたネカフェ」みたいなものが無いベトナムにおいて、靴を脱いでカフェでごろごろできるのは中々貴重な体験。ベッド席のあるフロアは静まり返っているのであまりお喋りを楽しむという雰囲気ではないですが、友達や恋人同士でゆっくり過ごしたい場合はおすすめ…かな?