タイ東北部・ウドンタニ県に来ています。
やよい軒や大戸屋があったり、日本在住歴30年以上のタイ人女将さんが営む日本食屋があったりと、意外にも日本のエッセンスを感じるウドンタニ。
そんなウドンタニですが、夜になると、日本式のラーメン屋台が現れるとの噂が。
屋台のラーメンって、フィクションではよく見るし、日本人であれば誰もが想像できる共通概念ではあるけど、現実にはあまり見ないものの筆頭じゃない?(福岡など一部の地域除く)
そんなものに、ラオス国境に程近いこのタイ東北部で出会えるのでしょうか。
ウドンタニ駅周辺を散策
ウドンタニ鉄道駅にやってきました。
駅の周辺にはUD TOWNというショッピング施設や、複数のナイトマーケットがあり賑わいます。ウドンタニのことUDって略していいんだ…
服飾雑貨が中心のナイトマーケット。屋台もあります。
ベトナムだと、こういうところに出自不明のブランド品が蔓延していますが、さすがに経済発展を遂げた今のタイはちゃんとしているでしょう。(やたらとえちちな下着が見えることには目を背けつつ)
…いやちゃんとしてないな!?disada・dsaidaって何コレ!
こっちはdisida。せめて統一しろ!(そういう問題ではない)
禍々しいパチえもん。なぜドラえもんの偽物は総じて可愛くないのか。
クレープの屋台を見つけ、買ってみることに。
薄くててろんてろんの、日本のクレープ生地を想像していたのですが、お出しされたのはバッキバキの瓦せんべいでした。でも、これはこれでアリ。
異次元のラーメン屋台
ラーメン屋台はどこかなー…ん?
すぐ見つかった!そして思った以上に日本のラーメン屋台で、ここだけ時空が歪んで日本に繋がっている、もしくは日本のラーメン屋台が転送されてきたかのよう。異世界ラーメン屋(なろう小説新連載)。
いつでもやっぱり、赤提灯。座席は8席のみと、まさしく屋台。
メニューは80バーツのラーメン一種類のみ。セルフサービスでお水もいただけます。
チャーシュー・ゆで卵・青菜・メンマ・ネギの乗ったラーメン。たった80バーツなのに贅沢すぎる…!
とんこつスープはしつこくなく、優しいあっさり味。飲みの後に食べたい〜〜。
麺は中太のちぢれ麺です。ちゅるちゅると小気味よく啜れる。
ちなみに、大将はタイ人の方ですが日本語もお話しになります。日本に住んでたこともあるのかな?話を聞いてみたかった…。
まとめ
タイの地方都市で、日本人が想像するまんまの屋台ラーメンをいただくという貴重な体験をしました。
ちなみに、大型ショッピングモールのセントラルプラザも近くにあり便利です。見慣れた電気ネズミの背中が見えますが、先程の贋作青狸とは違い、オフィシャルのものなのでご安心を。
タイ、何でもあるな