タイ国外旅行・観光

【タイ】ウドンタニに爆誕!世界初の「ベトナムタウン」を見に行こう

前回に引き続き、タイ・ウドンタニ県の記事です。

さて先日、こんな記事を見ました。

【動画】タイ、世界初「ベトナムタウン」が開業式 フエ国会議長も出席 [社会] – VIETJOベトナムニュース

どうやらウドンタニにはベトナムにルーツのある住民が多く、それが縁となり2023年12月に世界初のベトナムタウンが誕生したとのこと。

ベトナムコミュニティ自体は世界中で見られると思いますが、自治体などの公認のもと「この一角はベトナムタウンです」と宣言したのが初めてということなのでしょう。

ベトナムに住まわせていただいている身(卑屈)としては、訪れないわけには行かないね!

ベトナムタウンの場所・雰囲気

ベトナムタウンがあるのはウドンタニの中心部。
奇しくも、前回カオピヤック(ラオスのうどん)を食べたKAO.PIAK.SENのすぐそばです。

中華街の牌楼を彷彿とさせるゲートが入口。

「VIETNAM TOWN UDONTHANI」とあります。

ベトナムタウンはそこまで巨大ではないものの、なかなかの賑わいっぷり。地元の人が多そうですが、観光客っぽい人々もいました。
ホイアンを思わせるランタンが素敵〜

特にベトナム語らしき言葉は聞こえてこず。よくよく考えると、ベトナムから移住してきたのが70年も前ならタイと同化していると考えるのが自然だな…(多分ベトナム語も話せるとは思うんだけど)
それでもこうやって文化の継承がなされているのはすごいですよね。

ベトナムタウンの屋台・施設

ソイ(おこわ)の屋台。

こちらはバインセオ。

バインミーとかフォーとか、もっといかにもベトナム〜なものがあるかと思ったけど無いですね。ちょっと意外…

力車。「撮影してね!」と言わんばかりのノンラーもあります。
ベトナムの人たちほどではないけど、タイの人もピンで写真撮影するの好きですよね。

ベトナムコーヒーの屋台を発見。ヘイねーちゃん、ココナッツコーヒー下さいな!

ココナッツコーヒー55バーツ
お店の人から「ナムモイラム(ベトナム語で55)」と言われたので、ベトナム人だと思われた可能性が巨レ存。(多分、タイ語読めなくてベトナム語で注文したせい)

食事をする人向けに、「ご自由にどうぞ〜」なフリースペース(ホール)があります。
ベトナムタウンオープンの式典もここで行われたのかな?

壁にはベトナムらしい絵が色々と。写真撮影スポットになっていました。

「〜♪」

突然ベトナム語のカラオケが始まりました。なんだろう、ベトナムに住んでまだ1年ちょっとだけど、実家のような安心感。

ベトナムタウンのオープンにあたっては、ベトコムバンクやベトジェットエアなど、ベトナム企業からの支援もあったみたいですね。
街のデザインもベトナム企業が手掛けた模様。

朝の方が賑わっているようなので、午前中に訪れるのが良さげ。

まとめ:今後の展開に期待?

と、いうわけでウドンタニに誕生した、世界初のベトナムタウンをレポートしました。
今後はベトナムをはじめとする周辺国から観光客を集めていく展望があるようですが、観光地として見た場合、現状はまだ弱いかな?

中華街の場合、そもそも華人の数が多く同郷で固まることも相まって、レストランや物産店に加え宗教施設や中華学校などから成る巨大なコミュニティが形成されていますが、そういった大規模なものにはならなさそうだな…

今のところ、普段使いのお店とちょっとした屋台がメインっぽいので、小綺麗なレストランが開業したり(一応、ウドンタニにベトナム料理の有名店は既にある)、もしくは外国人にも馴染みのある屋台グルメに全振りして、ベトナム美食ストリートにしていけば良いのではなかろうか。。(個人の感想です)

まあでも、地元の人たちが挨拶しあったり買い物に訪れる様子を見られる、ありのままで飾らない今の姿も素朴でまた素敵ですよね!どっちやねん。

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