タイ・バンコク、チュラロンコン大学の西側に位置するグルメ通り「バンタットン (Banthat Thong) 通り」を以前ご紹介しました。このエリアのことをもっと知りたい!と思い、旅行最終日に再訪してランチをすることに。
本記事では、北海道十勝名物である帯広スタイルの豚丼をメインに扱う、バンコクの日本食レストラン「千番豚丼 (Senban Butadon / เซ็นบัน หมูย่างเตาถ่าน)」をご紹介します。
日中は少し寂しいバンタットン通り
バンタットン通りへの再訪。今回はBTS・ナショナルスタジアム駅から、10分弱歩いて向かうことにしました。
到着した…のですが、初回の訪問が日曜の夕方であったのに対し、今回は平日の日中。どうやら殆どの店は夕方以降オープンするらしく、寂しい雰囲気。数少ない営業中のレストランでは、この近辺で働く人や学生が昼食をとっているのかなー、という感じ。
バンタットン通りから外れて、こちらのソイ(路地)に入ってみることにしました。
整然とした雰囲気の通りが現れました。「千番豚丼 (Senban Butadon)」はこちらに店舗を構えます。
「千番豚丼 (Senban Butadon)」の場所・雰囲気
「千番豚丼 (Senban Butadon)」の外観はこちら。Grabで何らかの賞を受賞したようですが、デリバリーの人気店なのかな?
キリッとした表情の豚くんが豚丼を持っています。「共食いやんけ」というツッコミよりも前に、そもそも焼け焦げているように見えるのだが…?
店内の雰囲気はこんな感じ。テーブルは6つほどの小さなお店で、やはり基本的にはデリバリーがメインなのかも。とはいえ、食堂のような内装は居心地が良くて◎。
「千番豚丼 (Senban Butadon)」のメニュー
「千番豚丼 (Senban Butadon)」のメニューはこちらの2枚。店名にもあるように豚丼がメインなわけですが、これ、豚丼と言っても北海道・十勝名物の帯広風豚丼では!?
帯広風豚丼といえば、薄切りの柔らかい豚肉、甘辛いタレ、そして他の具材は乗せない潔いスタイルが特徴。それをタイで、しかもローカル経営のお店で食べられるとは!
ちなみに豚丼以外にも、鶏肉のメニューのほか、サーモン、エビフライなどあり。
で、こちらの注文票に数量を記入するのですが…読めん。メニューのタイ文字と必死に見比べたのですが、どうしても同定が出来なかったメニューは「ニーアライカッ(これは何ですか)」でごり押ししました。
とろとろ卵が乗った豚丼
注文した「ข้าวไข่ข้นหมูย่าง」がやって来ました。やはり読めない。日本語訳するなら、「とろ〜り卵の豚丼」といった感じだろうか…。価格は126バーツでございます。
ついでに、サイドメニューのサラダ(40バーツ)と味噌汁(21バーツ)を注文。とりあえず、味噌汁のわかめにもの凄く歯応えがあったことは覚えてる(ちゃんと出汁の効いた美味しい味噌汁でした)。
オムライスっぽい見た目ですが、中のご飯は白米。とろとろ、なめらか卵が最高。
甘辛タレの絡んだ豚肉。口に入れた瞬間、炭火のアロマがふわっと鼻腔に広がりました。たまりません!
豚肉は結構脂身多めでこってり。噛みしめた瞬間の「ジャキッ」とした食感は良いのですが、箸休めが無いと後半ちょっと胸焼けするかも。
良い感じに腹八分目で完食。追加料金でトッピング盛り盛りにすることも可能です。
また、卓上にあるスパイスで味変も楽しめそう。リーズナブルな価格の割にクオリティ高くて、ホーチミンにもこんな店欲しいな〜と思ってしまった。