先日、同僚とデリバリーでクレープを注文しました。
生地がもちもちで、日本のショッピングモールのフードコートで食べられるような親しみのあるクレープ。十分美味しかったのですが、折角なら出来立てを食べたい。実店舗ならアイスクリーム入りのクレープもメニューにあるとのこと。ということで行ってきました。
本記事では、ベトナム・ホーチミン市10区のクレープ・ワッフル専門店「Sweet June」を紹介します。
「Sweet June」の場所・外観
ホーチミン市10区・スーヴァンハイン (Sư Vạn Hạnh) 通りにやって来ました。スーヴァンハイン通り、南は5区まで伸びており、意外と長い。あと、斜め向かいのタイ風麺料理屋が賑わっていて気になる。
「Sweet June」の外観はこちら。グリーンの看板が目印。「甘い6月」とか良い店名ですね。雨季で憂鬱になる気分はクレープを食べて吹き飛ばそう。
店内のようす。座席数はあまり多くなく、基本的には持ち帰り推奨な感じかな。ただ、店外にも席があり、日が落ちて涼しくなった後は持ち帰りじゃないお客さんで賑わってましたね。
積み上げられたヌテラにアリ人間歓喜。
壁に大きなメニューが貼られているので、指さし注文が出来ますね。美味しいクレープに思わずうまるちゃんもニッコリ。
「Sweet June」のメニュー
まずはクレープ系のメニュー。甘いクレープの他に、おかず系クレープがあるのが嬉しい!様々な追加トッピングが用意されている他、粉砂糖とシナモンはトッピング無料のようです。(少なくともGrab Foodでは無料扱いだった)
こちらはワッフル。おかず系はハーフサイズのみですが、それ以外はホール・ハーフサイズ選べます。ちょっとだけ食べたい、と言う人にはメニュー右の「Waffle POPS」や「STICKS Waffle」がおすすめ。
チュロスと、フライドポテトのメニュー。チュロスは12個入りでこの価格!?となります。ポテトもいいですね。甘いもの→しょっぱいもの→甘いもの…の無限ループに突入しそう。
ベトナム語のみですが、こちらはドリンクメニュー。
なお、水は無料です。ありがたや~
学校帰りに買い食いする気分で実食
第1ラウンド
クレープづくりの様子を同行者と3人で嬉々として見守ります。なんか、「クレープというものを初めて見た人達」みたいになってるな…。高々5万ドンのクレープで喜べる、安いわたしたち。
こういう風景を見ていると、学生の頃にクレープを買い食いしたこととかを思い出して否が応でもテンションが上がってしまいますよね…、って書きたかったけどそんな経験無かったわ。
手際よく出来上がってゆくクレープ。おかず系クレープは具材を包み込んでラップサンドみたいにするんだな。
見た目からは分かりませんが、同行者2人が注文した「TUNA」45,000ドン(≒278円)と、「CHICKEN PESTO」45,000ドン(≒278円)。
「生地が見た目よりもちもち」だそう。また「見た感じよりも量があって、これだけでお腹一杯になる」とのことでしたが、そもそもこの人たちは3時間前にもGrab Foodでここのクレープをデリバリーしています(私はオーダーしなかった)。そりゃあ腹一杯になるよね…
私の注文した「Trà chanh giã tay(=手打ちレモンティー)」25,000ドン(≒154円)。昨年秋ごろに流行しましたが、最近はもう下火なんでしょうかね。それとも塩コーヒーみたいに定番化したかな?
私は、晩ご飯代わりにしょっぱい系のワッフルをいただくことに。「EGG & CHEESE」50,000ドン(≒308円)です。
生地の中にチーズが。まあー、ワッフルメーカーで作ったワッフル、と言ってしまえばそれまでなのですが、そういうワッフルに「こういうのでいいんだよ」と言いたくなるときがあるのです。
ただ、出来立てアツアツ、って感じでは無かったかな。ホールサイズのワッフルをチョキチョキ切っているのが見えたので、作り置きではなく注文を受けてから作っているのだと思うのですが、トッピングのオムレツを用意している間に冷めた?
あっさり完食。じゃあ…第2ラウンド行きますか。
第2ラウンド
しょっぱいものを食べたら甘いものが食べたくなる、自然の摂理ですね。「VANILLA BANANA」55,000ドン(≒339円)を注文。同行者含め、再び嬉々として見守ります。
すぐ溶けてしまうスプレーホイップではなく、絞り袋タイプのしっかりしたホイップクリーム!いいゾー。
着クレープ(着丼みたいに言いたい)。えー、プッカみたいなやつ乗っとるやん〜かわいい〜
見てくださいこのこっくり(?)としたホイップクリーム。求めてたのはこれなんです。クリームを使ったクレープはデリバリーでも注文できるのですが、生地の熱で溶けてしまいそうだからね。やっぱり出来立てを食べるに限る。バニラアイスは香り強めで「外国ッッ」って感じですが、でも美味しいですよ。
じゃあ、クレープ生地に齧り付いちゃいましょうかね。
クレープの制作過程を見ると、結構こんがり焼いているように見えたので、「これ瓦煎餅みたいになっているのでは…」と危惧しましたが、実際に食べるともちもち!やっぱクレープには油じゃなくてバターだよね。…いや、油でクレープ生地焼いてる屋台見たことあるんですよ。
もう一個くらいいけるのでは、と思いましたが食べ終わるころには満足感がどどっと押し寄せてきました。本日は第2ラウンドで終了…
と、思わせておいての延長戦。「CHURROS OREO」29,000ドン(≒179円)です。
これねー、全然甘くない!クリームにつけてちょうどいい甘さになるくらいです。12個もありますが、小さいからペロリといけてしまう危険極まりないブツです。
結局20時半くらいまで長居してしまいました(クソ迷惑)。夜になるにつれ賑わいが増してきましたよー。
まとめ&「Sweet June」の店舗情報
ホーチミン市10区のクレープ・ワッフル専門店「Sweet June」をご紹介しました。
毎日でも食べたい、「こういうのでいいんだよ」の極致みたいなクレープ&ワッフルでした。家の近くにあったら通ってしまうな… ビンタイン区方面にも出店しませんか?店名「Sweet July」とかにして(何故店名を変えた)。
帰りは、Xanh SMのバイタクで帰宅したのですが…
ドライバーさんの名前が「ヴォー・ヴァン・タン」さんでした。偉人!?
いや、よく見ると革命家のVõ Văn Tầnさんとは微妙に違う名前なのですが、絶対に学生の頃「お前ヴォー・ヴァン・タンじゃねえだろww」とか言われてイジられてたやつだな…
「この店で一番高いの持ってきて!」
2024年7月4日、再訪しました。
この日訪れたのは、6月に誕生日を迎えた同僚&元同僚のお祝いをするため。味噌作りやグランピングでお世話になっているお姉様と、ローカルフード探検(最初期の記事でよく行っていた)のオーガナイザーであり、還暦を迎えたにも関わらず、1区から空港まで歩いてしまう超絶健脚おじさんのお二人です。
そんな二人のために注文したのは、この店の最高値メニューである、ワッフルの「DELUXE」12万ドン。もちろん、一人一つですよ。おめでとうございまーす!
私が注文したのは、期間限定のキウイクレープ。価格は6万ドンだったかな。パリッもちっ、な生地で、相変わらず飽きのこないクレープでした。