タイ東北部・ウドンタニ県に来ています。
ウドンタニで訪れるべき場所と言えば「ทะเลบัวแดง/タレーブアデーン(赤い蓮の海)」。
「タレー」=タイ語で「海」ですが、実際は湖です(ウドンタニは海無し県)。例年、12月から2月の乾季にかけて、赤い蓮の花がまるで海のように湖一面に咲き誇ります。
タレーブアデーンまでは、ウドンタニ中心部から車で40分ほど。また、そこに至るまでの公共交通機関はありません。
少し迷いつつも、今が見頃ということもあり、最終的には「行かない選択肢無くない?」と覚悟を決め行ってきましたが、これがもう大変によかったのです…!
「タレーブアデーン(赤い蓮の海)」への行き方
ウドンタニ市内から南東へ約43km、クンパワピー郡にある湖。「タレーブアデーン」は通称であり、正式名は「ノーンハーン」といいます。
繰り返しになりますが、見頃は12月から2月の午前中。特に1月・2月がピークのようです。
アクセス方法ですが、旅行者の場合はタクシー一択となります。また、市街地からタレーブアデーンまでのタクシーが拾えたとしても、帰りのタクシーを現地で拾うのは至難の業と思われます(※超絶田舎です)。事前に往復のタクシーを予約しておき、運ちゃんには現地で待機しておいてもらう必要があります。
一応、路線バス+ソンテウで行くルートもあるっぽい?のですが、そこまでの旅行スキルは持ち合わせていないため却下。
自家用車がある、もしくはレンタカーを借りている方、おめでとうございます。自分で運転して行くのが間違いなく一番楽な手段でしょう。
で、で、で。私の場合、ホテルのフロントで「レッドロータスシー行きたいねんけど~~」と告げ、往復タクシーを手配してもらいました。金額は1500バーツで、まあ事前に調べていた通り。時間はどうする?と聞かれたのですが、5:30出発がおすすめらしいので、それでお願いしました。
「タレーブアデーン(赤い蓮の海)」を遊覧する
翌朝。眠い目をこすり、朝5:30に出発。6時過ぎには到着しました。
まだ日も昇っておらず、でーれ寒い!間違っても半袖では行かない方が良いです。ジャケット必須。
(なぜか)タクシーの運ちゃんに案内されるがまま、チケットを購入し、船に乗りました。チケット代は以下の通り。
すぐさま出航!ライフジャケットがあるのできちんと着用しましょう。赤い蓮の見所まではしばらくかかります。
第一の見所に到着。船頭のおっちゃんに身を任せておけば、ええ感じの写真スポットをええ感じに巡ってくれます。
訪れたのが12月末だったので、蓮の花は満開という感じではなく、慎ましく咲いています。霧がかった景色がまるで水墨画のよう。
しばらくすると、朝陽が…
いやー
ここぁー天国かな?
…あれ、私知らないうちに死んでた?こういうところでプロポーズとかされたいンゴねえ。。
朝陽に背を向けると、順光で照らされますます美しく見える蓮の花。
ズームレンズ持って来て良かった。船の上から蓮の花をバシャバシャと接写し放題です。
朝焼けを見つめる船頭さん。全てが絵になる。(※カメラとレンズのおかげ)
ちなみに、周囲からは日本語が多く聞こえてきました。(在住者だとは思うけど)
逆に、意外と中国語は聞こえてこなかったんだよなあ…。バンコク、特にシーロムエリアでは中国語しか耳にしなかったのだが。。
日が昇り切りました。青い空のリフレクションが美しい。
鳥さんたちの休憩所。船頭さんが船のスピードを下げ、「撮れ!撮れ!」と指示を出すので撮ってみた。
船旅も終盤。出発地に戻ります。
1時間の遊覧が終了。
500バーツの船に乗ると、乗船時に勝手に写真を撮られて売られるらしい。(100バーツ)せめてもうちょっとちゃんと撮ってあげて…
心が満たされたところで、タクシーでホテルに戻ったのでした。
おまけ:ウドンタニでの年越し
ところで、この日は12月31日。全く意識していなかったのですが、大晦日だったのです。
2023年最後の晩餐はどうしようかな、と悩んだ結果、選ばれたのは大戸屋でした。
チキンかあさん煮(299バーツ)を食べて、実家に思いを馳せます。ママ~~
年越しそば代わりのミニそば(109バーツ)。
何かカウントダウンイベントとかやらないのかな、と思い、駅周辺に。ナイトマーケットがあり夜遅くまで盛り上がっていそうなので、まあ何かあるだろうと踏んだのです。
終わらないクリスマス。クリスマスも年越しも一緒に祝っていいんだよ!
まだ21時くらいなので、マックで時間を潰します。タイのマック、ジュースがアメリカンサイズだ…(最小が16oz ≒ 454ml.で、次が22oz、最大32oz)
現在22時半。フードコートに居座ることにしました。
テンモーパン(スイカスムージー)すき。
あのでっかいモニターで、カウントダウンのライブビューイングとかやるのかな…ん?
No Signalになっとる!全くやる気ないな?
このとき23:50。あー、このまま何も無いのかなーと思っていると…
ヒューッ、ドゴーン!
年明けの直前、突如鳴り響き耳を劈く轟音。そして始まるカウントダウン。外に出てみると…
爆竹と花火が上がってました。
距離が近い!怖い!頭上に何か(玉皮?)が落ちてくるのが分かります。
…帰ろう。とりあえず、煙がすごい。
まとめ
いろいろ脱線しましたが、とりあえず赤い蓮の海はすごくいいゾ!ということをお伝えしたかったのです。写真よりも実際に見る方が本当に良いので、行ってみてね!
年越しに関しては…まあ、田舎なので、バンコクほどド派手なカウントダウンは無いです。タイで年越ししたいけど、バンコクは人多すぎだし年末はホテル高いので嫌だ!という方は、ウドンタニでゆったりと年越ししてみてはいかがでしょう。
駅前のセブンイレブンに象さんおった