台湾南部の屏東県。その県轄市(県庁所在地みたいなもの)が屏東市。リゾート地の墾丁に向かう中継地点という印象が強いですが、近年は古い街並みを活かした再開発が進んでいます。
一方、宿泊施設(特に、駅から徒歩圏内)の選択肢は少なめ。今回滞在先に選んだ「HERE HOTEL宅這兒私宅 – 屏市A宅」を本記事でご紹介します。
チェックインまでの流れ
さてこちらのお宿、「HOTEL」とありますが、私宅という名称が示す通り、ホテルというよりも「民宿(B&B)」。
台南で宿泊した「慢步南國」と同様、コミュニケーションは全て公式LINE(またはWeChatなど)を通じて行われるのですが…予約後に宿から来ていたメッセージを完全に見落としておりました。

やって来ました、臺鐵・屏東駅。高雄からは特急(自強號)で30分弱です。屏東県はマグロが有名で、「大鮪匠魂」なる心躍るお祭りの告知が大々的に行われています。

通路には台湾で人気のある日本人アーティスト・大石暁規氏によるグラフィックが。

さて、駅からスーツケースを引いて約10分。荷物を預けるために「宅這兒私宅」へと向かいました。場所は、中華路というローカルな商店が立ち並ぶエリアにあります。上部を覆う木製ルーバーが印象的な外観は、周囲の日常的な風景の中で一際目を引く存在。


そしてここに来て、「宅這兒私宅」がホテルではなくB&Bだったことに気付く…。LINEで連絡を入れたのですが、「慢步南國」と比べるとレスポンスはラグがある。15分くらい待ったかな。まあ、事前に連絡していなかった私が悪いのだけど…。
何とか連絡がついて、日中常駐しているスタッフ?の方が出てきて荷物を預かってくれました。中国語で色々言われたのですが分からないままふんふん頷く(海外旅行でダメな例)。

チェックイン時間(15時)になると、エントランスおよび部屋の暗証番号が送られてきました。合理的なキーレスシステムです。

なお、入室後は部屋にある宿泊者名簿への署名と、身分証明書の写真をLINEで送る必要があります。
「宅這兒私宅」のお部屋


廊下や共用スペースは、鏡面素材と直線的なライン照明を多用した、近未来的でラグジュアリーなギラギラしたデザイン。民宿らしからぬ風格です。

今回宿泊したシングルルーム。Trip.comで、ベトナムドンで決済して、2泊で約423万ドンでした。ゲストの到着に合わせてあらかじめエアコンが効いており、照明と大型のテレビがオンになっていました。

インテリアはグレーや白を基調としたミニマルなトーンでまとめられています。設置されているリードディフューザーからの香りが結構キツイので、この手の匂いが嫌いな人にとってはしんどいかも。

冷蔵庫に用意されたドリンクは無料で飲めるとのこと。嬉しい配慮です。

作業スペースが無いのが難点ですかね。Wi-Fiはあるのですが、デスクとかは無いので、ホントに寝るかリラックスするだけの部屋って感じ。
電源コンセントも少ない。あるにはあるけど、キャビネットで隠れてたり、既に設備で使用されていたり。まともに使えるのはベッド横のコンセントだけです。

クローゼットは無いですが、ハンガーをかけられるフックはある。ハンガーはキャビネットの中です。

水回りはこんな感じ。コンパクトながらも機能的です。シャワーブースが仕切られていないのはもうしょうがない。

そして注目すべきはトイレ!Xiaomiが展開するNOEOブランドの最新式スマートトイレです。ヒーターを内蔵している他、温水洗浄機能も備える…のですが、最後まで温水洗浄の使い方が分かりませんでした(ち〜ん)。
ネットで説明書を探してみたところ、どうやら別途リモコンで操作するようなのですが、部屋には無い。ノズルがあるのは見えるのに使えないとか生殺しだよ…。ホテル側には早急に改善を望む。
そういえば、やたらとXiaomiブランドの家電が多い宿だったな。テレビもだし、ドライヤーもXiaomiでした。
「宅這兒私宅」の周辺情報

周辺情報。割とローカルな感じのエリアですが、賑わいがあり、飲食店も充実しています。


徒歩圏内に全家ことファミリーマートとセブンイレブンあり。写真はセブンで買った「ちいかわピーナッツ餅」。ピックがちいかわ&ハチワレの武器であるさすまた(「討伐棒」)型になっているという凝りようです。

ショッピングモール「太平洋百貨」。何か切らしてしまっても、ここに行けば大抵のものは揃うと思います。無印良品やGUもあるでよ。

日本統治時代の建築群を活用したリノベーション施設「勝利星村創意生活園區」までは徒歩15分くらい。ホテル近隣のエリアからはバスで行けないのですよねえ〜。


台湾と言えば夜市!毎日やってる「屏東觀光夜市」も徒歩圏内です。「観光夜市」と呼ぶにはかなりローカル色が強いけど。

周辺にはいくつかコインランドリーもあり、長期滞在中に一度洗濯したい…というときは重宝します。ホテル近くの「心夢想自助洗衣」は衛生的にいまいち(Googleマップの評価もやたら低い)なので、もう少し歩いたところにある仁愛路の「衣漱家自助洗衣」をおすすめします。



