ホーチミン市内にお洒落なカフェは数多存在しますが、中でも「Dabao Concept」は、外観から内装まで作り込まれた独自の世界観を持つカフェを展開しています。
今回は、中心部にほど近いハイバーチュン (Hai Bà Trưng) 通り沿いに位置しながらも、都会の喧騒から逃れられる個性派カフェ「Dabao Concept Dongdo」を紹介します。
「Dabao Concept Dongdo」の場所
日曜日の朝7時50分。交通もまばらなハイバーチュン (Hai Bà Trưng) 通りへとやって来ました。
「Dabao Concept Dongdo」でベトナム人の友人とお茶する予定なのですが、提案された集合時間がなんと朝8時。「昼前になると暑くなってくるから」とのことなのですが、相変わらずベトナム人は早起きだ…
でも、確かに朝は涼しいし、何よりも平日と違い閑散とした道路を歩くのは気分が良いです。
「Dabao Concept Dongdo」があるのは、この路地の中。「YEN SUSHI & SAKE PUB」の看板があるところ、と言えば分かる人もいるのでは?
どこか荒んだ空気が漂う路地。恐る恐る歩みを進めると…
「Dabao Concept Dongdo」の雰囲気
突然、まるで中世のベトナムを思わせるような、ノスタルジー溢れる門が現れました。足を踏み入れてみましょう。
ガラス張りで洗練された雰囲気のカフェ。こちらが「Dabao Concept Dongdo」です。ちなみに上のフロアは別のレストランになっているっぽい。
木目基調の椅子やテーブル、暖かみのある照明が使われてはいるものの、全体的には無駄が削ぎ落とされ、どこか無機質でスタイリッシュ。
朝8時ということで、我々以外に客は居らず。おしゃれ空間を独占。
と、いうことでポートレートだって撮影し放題。友人に「撮って!」と言われたので撮ってあげました。
写真で思い出したのですが、ベトナムにおいて「パートナーを上手に撮影してあげられること」は男子の必須スキルらしいですね。前、会社の人(日本人)から「写真撮るのが下手すぎてベトナム人彼女から振られた挙句音信不通になった」と聞いて戦慄しました。
「Dabao Concept Dongdo」のメニュー
「Dabao Concept Dongdo」のメニューはこちら。ベトナム語表記のみです。
その他、種類は多くありませんが、美味しそうなペイストリーもあります。
注文したドリンクとケーキが到着。
私の注文した、ライチ&パイナップルティー。思いの外甘くなく、茶葉の味が強い。
アップルケーキが美味しかったです。林檎はシャキシャキ、ケーキはしっとりふわふわでした。ベトナムのケーキにしては甘過ぎず、上品な味。
これは友人が注文したバナナケーキ。
9時くらいになるとだんだん混雑し始めました。写真を撮りたいのなら8時前に訪れるべし!
中よりもテラス席の方が混雑していた印象。暑くないの?と思いましたが、扇風機があるし頭上は緑で覆われているので案外涼しい。
週末もたまには早起きしようと思った