ベトナム南部、海岸線と砂丘が織りなす景色が魅力のリゾート地「ムイネー」。滞在中、意外と困ったのが「エアコンの効いたカフェが限られる」こと。海を臨むフォトジェニックな景観を持つオープンカフェはあちこちにあるのだけど、ちょっとした作業に使える屋内カフェがあんまり無いような?
そんな折に見つけたのが「SOHO COFFEE」。ベトナム各地で数店舗を展開するカフェチェーンであり、ブンタウの店舗については以前記事にしたことがあるのですが、週末の午前中は混雑するものの、用途別に様々な座席を備えており電源コンセントの数も十分。使い勝手が良かった記憶があるので、ホテルのチェックイン時間を待つ間、ムイネーでの店舗も訪れてみることにしたのですが…?
「SOHO COFFEE」の場所・外観

やって来たのはフイントゥックカン (Huỳnh Thúc Kháng) 通り。沿岸部を東西に走る幹線道路です。ムイネーですが、どういうわけかあちこちで工事をしており、バイクで移動する場合砂埃を被ることは免れません。ほとんどの方は車移動だと思いますが、ご参考まで。
道路を挟んだすぐ目の前には広大な海。周辺には新鮮な魚介を楽しめるシーフードレストランや素朴な感じの露店など。この辺りは漁村エリアなので、漂う雰囲気はどことなく長閑。外国人の姿もあまり見ません。

で、こちらが「SOHO COFFEE」。目を引くのが鮮やかな白とテラコッタカラーの色彩対比。波打つような有機的で丸みのある曲線で形作られた外観は、海の造形物を思わせるユニークさ。建物の脇に茂るヤシの木やソテツの緑が青空によく映えます。
「SOHO COFFEE」の内装・雰囲気

店内は吹き抜け構造を採用した開放的な2階建ての空間、な・の・で・す・が…混みすぎィ!正直舐めてました。

訪れるゲストたちの目的は、海を背にした写真撮影…かと思いきや、皆が皆テラスで写真を撮っているわけではありません。家族連れや友人同士など、大人数のグループで訪れ、普通に駄弁っているカンジ。なんなら、団体客がリムジンバスで乗り付けたりしてます。ここ、カフェやで…?すっかり観光スポット扱い、ここを訪れること自体が目的なのだろうか。


ちなみに、テラスから見えるビーチはこんな感じ。な、なんというか、漁村ということもあって溢れ出る生活感というか…。

上述の写真は日曜日の午前中。月曜日の午前中に再訪したときは比較的マシでしたが、それでも平日とは思えない混雑っぷりでした。あまり座席数は多くない&電源コンセントの数も少ない、そして非常に賑やかなので、作業向きのカフェではないということは分かった。私が悪かったよ…。

とは言え、気の置けない友人たちと訪れて駄弁る分にはリゾート感も相まって楽しそう。こちらのターコイズブルーやピンク、オレンジといった鮮やかなソファ席なんかはグループ利用にいい感じです。
「SOHO COFFEE」のメニュー

「SOHO COFFEE」のメニューはこちら。おそらく他の店舗と同一かな?伝統的なベトナムコーヒーをはじめ、各種エスプレッソやコールドブリュー、フルーツティー、ミルクティー、フローズンドリンクまで網羅。価格帯は1杯あたり40,000~80,000ドン程度と、ロケーションの良さを考慮すると安価。

カウンター横のショーケースには、クロワッサンやブルーベリーチーズケーキといったスイーツのほか、ミニサイズのピザやガーリックパンなどの軽食も。

今回注文したのは「Trà Vải Tropical(トロピカルライチティー)」で、価格は65,000ドン。美しいアンバーのアイスティーに大ぶりのライチが浮かび、鮮やかなパンダンリーフが添えられています。ライチ特有の華やかな香りとジューシーな甘みが広がり、悪くない。
「SOHO COFFEE」の店舗情報

ムイネーの海沿いカフェ「SOHO COFFEE」をご紹介しました。
店内は観光客を中心に賑わっており、席の配置や静けさ、電源コンセントの少なさなどを考えると作業カフェとしては低評価。それにもかかわらずGoogleレビュー約3,400件・平均★4.5という高い評価を獲得しているのは、訪問客が求めている価値と店舗の強みが合致しているからでしょう。ムイネーらしい海辺を背景に写真を撮ったり、友人やパートナーと会話を楽しみながらごく短時間のティータイムを過ごす用途であれば訪れる価値あり?


