台湾南部、屏東県屏東市。台湾のどこにでもある朝食文化ですが、屏東市内で地元の人々の支持を集めていたのが今回ご紹介する「屏東古糧」です。
「屏東古糧」の場所・雰囲気

お店が位置するのは、屏東市の中心部を貫く中華路沿い。バイクの波と個人商店が並ぶ、台湾の日常が凝縮されたようなエリアです。その中で、黒いガルバリウム鋼板に白抜きのロゴが際立つのがこちらの「屏東古糧」。

カウンターの下部にあしらわれた牛柄のデザイン。なんで牛柄…?となりますが、どうやら自社牧場から直送される新鮮なミルクを使用しているというのがお店のアイデンティティだそう。

2007年に屋台からスタートしたというお店の歩みが記されており、一歩ずつ積み重ねてきた確かな歴史を感じさせます。牛乳に加えて、「炭火焼きトースト」も売りみたい。

店内は、台湾の都市部でよく見られる奥行きのある造り。ローカル食堂でありながらも、どこか喫茶店のような居心地の良さがあります。


入り口には注文票(オーダーシート)が置かれ、ゲストが自分で記入してレジへ持っていくスタイル。カトラリーやソース類もセルフサービスコーナーから取ります。
「屏東古糧」のメニュー&実食

メニュー。その選択肢の多さに圧倒されます。看板メニューの炭火焼きサンドイッチ(炭烤三明治)を筆頭に、ハンバーガー、台湾式オムレツの蛋餅、さらには鍋焼意麺(魚介出汁スープに揚げた平打ち麺を合わせたローカルフード)やご飯ものまで、朝食どころかブランチとしても通用するラインナップ。
この店の最大の特徴は、やはり炭火焼きへのこだわりといったところ?ガスやトースターでは出せない特有の香ばしさと独特の食感。いやはや、楽しみ。

今回注文したのは、お店の看板を冠した「招牌燒肉三明治(=シグネチャー炭火焼き焼肉サンドイッチ)」のプレート(135元)。

メインのサンドイッチは、炭火の焼き色が美しくついた3枚のパンに、甘辛いタレで焼かれた厚切りの焼肉、卵、野菜が贅沢に挟まれています。
具材の中に忍ばされたリンゴのスライスにも注目。こってりした焼肉に対し、リンゴの食感と酸味が加わることでボリュームがありながらも軽やかに食べ進めることができます。朝食ならではの工夫。

プレートに添えられたフルーツボウルには、バナナやパイナップルなどの果物。ヨーグルトソースがかかっています。

クリーミーなポテトサラダと揚げたてのフライドポテトも満足感を高めてくれる。コーヒーゼリー(最初何だか分からず恐る恐る食べました)も付いており、ホントに純喫茶のモーニングプレートみたいな充実感がありました。

