日本と全然違う?ベトナムで買える無糖プレーンヨーグルト食べ比べ

ベトナム生活情報

はいどうも、月バンわ〜(挨拶)。

ベトナムでの生活も長くなってきましたが、最近気になるのが健康管理。ということで毎朝ヨーグルト(とオートミールを混ぜたもの)を食べております。

ベトナムのスーパーやコンビニに行くと、無糖(=Không đường)のヨーグルトが数種類並んでいるわけですが、いざ買おうとするとどれが良いのか悩む方も多いのでは。

ということで、今回はホーチミン市の主要スーパーで見つけた無糖プレーンヨーグルトを比較しました。原材料から実食レビューまで深掘りします。

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スーパーでヨーグルトを探そう

そんなわけで、ショッピングモール内にある「WinMart」のヨーグルトコーナーにやって来たのだ。

普段コンビニや小さめのスーパーしか行かないから、こうやって見るとヨーグルトの種類めっちゃあるな。ただ、ほとんどは味付きだったり加糖(=Có đường)の、デザート的なものですね。

あと、4個セットのヨーグルトについて、コンビニだと1個単位で購入が可能ですが、スーパーだと「切り離さないでね」という注意書きがされていることが多いです。

輸入スーパーの「ANNAM」にも寄ってみたところ、色々な輸入ヨーグルトがあったのですが…少々お高いわ?普段遣いには厳しそうなので今回の食べ比べからは省きます。富豪になったら毎朝食べたいと思いますので、よろしくお願いします(何を?)。

ということで、今回レビューするのは以下のラインナップ(表記はパッケージ記載準拠)。もしかしたら、今後追加でレビューするかも。

  • 【地場系】Vinamilk Plain Yoghurt (100g*4):30,000ドン
  • 【地場系】TH true Natural Plain Yogurt (100g*4):32,000ドン
  • 【地場系】Dalat Milk Natural Plain Yogurt (500g):42,000ドン
  • 【タイ】Meiji Low Fat Yoghurt Natural Flavoured (500g):72,500ドン
  • 【オーストラリア】Farmers Union Greek Style All Natural Yogurt (140g*2) :90,000ドン

評価は、以下の4項目を5段階で行います(完全に主観です)。

  • 濃厚さ:さらさらに近ければ1、ギリシャヨーグルトのようなもったりに近ければ5
  • 酸味:酸味がマイルドなら1、ツンとする酸味が強ければ5
  • クリーミー度:さっぱりしていれば1、コクが強ければ5
  • コスパ:内容量に対する価格の妥当性。コスパが高ければ5

Vinamilk Plain Yoghurt

まずはベトナム最大の乳業メーカー・Vinamilkの無糖ヨーグルト。本社はホーチミン市にあります。パッケージのデザイン性に優れており、ついつい手に取りたくなる商品が多い。価格は30,000ドン (100g × 4個)

原材料は以下の通り。な、なんか…混ぜもの感がすごい。

乳成分(99%)【生乳、水、粉乳、乳脂肪、ホエイパウダー】、食用ゼラチン、安定剤(加工デンプン、グリセリン脂肪酸エステル)、乳糖分解酵素(ラクターゼ)、乳酸菌(Streptococcus thermophilus、Lactobacillus bulgaricus)

蓋を開けてビックリ。ヨーグルトがくっついてない!?日本のヨーグルトみたいだ。前に購入したときからパッケージがリニューアルしたっぽい。これは素晴らしい評価点。

スプーンで持ち上げると、「ぷるん」としたテクスチャー。加工乳に近い原材料構成だからか、濃厚さは無く、なんというかヨーグルト風味のゼリーって感じ?酸味も控えめですが、これはベトナム人の好みに合わせたものなのかな。

  • 濃厚さ:1
  • 酸味:1
  • クリーミー感:3
  • コスパ:5

TH true Natural Plain Yogurt

お次はTH Groupの、trueブランドの無糖ヨーグルト。中北部・ゲアン省に大規模農場を持つメーカーです。価格は32,000ドン (100g × 4個) と、Vinamilkより少し高め。

原材料は以下の通り。地場系3社の中で最もシンプルで、生乳の比率が高いのが特徴です。

生乳(98.9%)、安定剤(ゼラチン、グリセリン脂肪酸エステル)、乳糖分解酵素(ラクターゼ)、乳酸菌(Streptococcus thermophilus, Lactobacillus bulgaricus)

蓋は、今回はうまく開けられましたがたまーにビリビリに破れて失敗することも。

生乳・乳製品のみのヨーグルトには及びませんが、Vinamilkと比べるとリッチさがありヨーグルト感が強い。酸味が控えめなのは同様。後述のDalat Milkよりも安価なので、一番バランスが取れているかも。

  • 濃厚さ:3
  • 酸味:1
  • クリーミー感:4
  • コスパ:4

Dalat Milk Natural Plain Yogurt

ベトナムの軽井沢ことダラットを有するラムドン省に拠点を置く「Dalat Milk」。日本で言うと「北海道ヨーグルト」くらいの響きのブランド力?価格は42,000ドン (500g)。1kgのパッケージもあります。

原材料は以下の通り。生乳比率が高い一方で、でんぷんや塩が含まれているのがポイントか。

生乳(98.31%)、でんぷん、ゼラチン、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、乳タンパク濃縮物、乳糖分解酵素(ラクターゼ)、塩、乳酸菌(Streptococcus thermophilus、Lactobacillus bulgaricus)

パッケージは…開けにくいです。中蓋は硬いし、高確率でビリビリに破れる。

地場系3社の中だと、日本人が一番気に入りそうな王道のヨーグルト。ミルク感あり、(日本のよりは控えめだけど)酸味あり。でんぷんのおかげか、「もったり」感のあるテクスチャー。

気になったのは明確に感じられる塩気。原材料に含まれる塩の働きだろうけど、何のために入れているのだろうか。後味をすっきりさせる意図かな?

  • 濃厚さ:4
  • 酸味:2
  • クリーミー感:4
  • コスパ:3

Meiji Low Fat Yoghurt Natural Flavoured

お次はタイ製の輸入品。我らが明治製造の低脂肪ヨーグルトです。輸入品のため少々お高く、価格は72,500ドン

原材料は以下の通り。乳酸菌は、通常の2種(ブルガリクス、サーモフィルス)に加え、ビフィズス菌とアシドフィルス菌が明記されています。菌活に凝りたい方におすすめ?

ヨーグルト(98%)【生乳(31%)、脱脂粉乳(7.1%)、濃縮乳タンパク質(1.5%)、乳脂肪(1.1%)】、乳酸菌(Bifidobacterium lactis、Lactobacillus acidophilus、Lactobacillus bulgaricus、Streptococcus thermophilus)、安定剤(加工デンプン、ペクチン)

低脂肪ヨーグルトのため、生乳は31%と低く、脱脂粉乳、乳タンパクなどを組み合わせて「低脂肪かつ高カルシウム」を実現している模様。また、安定剤により食感を作っています。

パッケージは開けにくいことはないですが、盛大にヨーグルトが飛び散りました…。

低脂肪ということもありさっぱりしていますが、デンプンの効果か「どろっ」としたテクスチャーで、食べ応えがあります。少しざらざらした感覚はありますが、嫌な感じでは無い。意外とミルク感もあり、流石明治といったところ!?

  • 濃厚さ:3
  • 酸味:3
  • クリーミー感:3
  • コスパ:2

Farmers Union Greek Style All Natural Yogurt

最後はオーストラリアからの輸入品。140gが2個のセットで90,000ドンと、今回取り上げるものの中では断トツに高級品。より大きなパッケージもあります。

生乳(67.5%)、クリーム、固形乳(13.2%)、乳酸菌(Streptococcus thermophilus, Lactobacillus bulgaricus)

栄養素を見ると、100gあたりの脂質が9.4g!これまでの3製品(大体3.0〜3.8g)の約3倍です。生クリームを原材料の2番目に持ってくることで、ギリシャスタイルのリッチさを出しています。ゼラチンや増粘剤が一切入っていないこともポイント。

パッケージは開けやすい。特に危ういところもなく開封できました。

うーん、予想通りの濃厚さとクリーミーさ。安定剤が入っていないことによる自然ななめらかさは日本のヨーグルトにも近いですが、クリームが入っていることでよりリッチに仕上がっています。

気づいた点としては、後味に塩気を感じること。でも、塩は入ってないのですよね…。キリっとした後味なので、料理にも活用できそう。

  • 濃厚さ:5
  • 酸味:4
  • クリーミー感:5
  • コスパ:1

まとめ&気づいたこと

と、いうことで無糖ヨーグルトを食べ比べました。輸入品2点は置いておいて、地場系製品に関しては日本のヨーグルトと同じ感覚で食べると驚くポイントがいくつか。

まず、ベトナムの製品にゼラチンや安定剤が含まれていたこと。

日本の無糖プレーンヨーグルトに入ってたっけ?と思って調べてみたのですが、主要ブランドだと含まれていたのはダノンくらい。トップバリュベストプライスのものには寒天が入ってますが…まあこれはコストダウンのためかと。

  • 明治ブルガリアヨーグルト LB81プレーン:生乳(国産)、乳製品
  • ビヒダス プレーンヨーグルト:生乳(国産)、乳製品
  • ナチュレ 恵 megumi:生乳(国産)、乳製品
  • 小岩井 生乳(なまにゅう)100%ヨーグルト:生乳(国産)
  • ダノンビオ ビオ プレーン 砂糖不使用:生乳(国産)、ガラクトオリゴ糖、乳製品、乳たんぱく、ゼラチン/増粘剤(加工でんぷん)、(一部に乳成分・ゼラチンを含む)
  • トップバリュ ビフィズスプレーンヨーグルト:生乳(国産)、脱脂粉乳、クリーム(乳成分を含む)、乳たんぱく
  • トップバリュベストプライス プレーンヨーグルト:生乳(国産)、乳製品、寒天

日本のプレーンの多くは乳成分のみで固めており、生乳100%はプレミアムの証…といった感覚ですよね。当初は「日本より乳製品高いくせに混ぜ物までしやがって…」と理不尽な怒りを抱いたものですが、改めて考えると、現地消費者の嗜好に合わせたり、輸送や保管のしやすさを考えたものなのかもしれない。

あとは、「乳糖分解酵素(ラクターゼ)」が含まれることもポイントか。確か、ベトナムでは乳糖不耐症の人が多い…という話を聞いたことがあります(真偽不明)。牛乳なんかも砂糖入りや味付きのものが多くを占めているので、そのままだと飲めない人が多いのかも。乳製品でお腹を壊しやすい人にとってはありがたい仕様?

それと、今回取り上げたヨーグルトは主にホーチミン市で購入できるもの。ハノイに住んでた人に聞くと「BaViMilk」というメーカーのものも広く売られていたようで、実は日本みたいにご当地ブランドが存在する!?

何にせよ、ベトナムでの生活をより豊かに、そして健康にするための参考にしていただければ幸いです。私は「Dalat Milk」推しかなあ…。現場からは以上です。