バンコク、サトーン。数多の高層ビルが立ち並ぶビジネス地区であり、例えるならばタイの丸の内あるいは大手町。
そんな中にあって一際異彩を放つホテルが「W Bangkok(Wバンコク)」です。マリオット・インターナショナルが展開するラグジュアリー・ライフスタイルブランド「W」を冠するこちらの5つ星ホテル。日本では唯一大阪で「W大阪」を展開していますね。
本記事ではそんな「W Bangkok」での宿泊記をお届けします。
「W Bangkok」へのアクセス

ホテルのロケーションは優秀。最寄り駅であるBTSシーロム線のチョンノンシー (Chong Nonsi) 駅から徒歩3〜5分という好立地にあり、駅からのアクセスは極めてスムーズ。
…まあ、5つ星に泊まるような人はそもそも車で乗り付けるだろうけど。とは言え午後以降のバンコクの渋滞はえげつないため、公共交通機関でのアクセスも知っておくとベンリ。


チョンノンシー駅のスカイウォークを下ったそばに「サトーン・スクエア (Sathorn Square)」という商業ビルがあるのですが、この中を突っ切って「W」までアクセス出来ます。圧倒的ショートカット!


外観デザインは周辺の景観の中でも際立っています。なんと言っても空を切り裂くような鋭角なフォルムが特徴で、上部には「W」のロゴがデカデカと掲げられています。
ホテルの正面に位置するのは、100年以上の歴史を誇るコロニアル様式の建物「ザ・ハウス・オン・サトーン」。かつてロシア大使館として使用されていた歴史的遺産と、背後にそびえるモダンなタワーとのコントラストは、バンコクという都市が持つ多層的な魅力をぎゅぎゅっと凝縮しています。
「W Bangkok」でのチェックイン

それでは館内へステップ・イントゥ。外観の静謐な歴史感とは対照的な、エネルギッシュな空間が広がります。

…エネルギッシュというより、チャラいな!?鮮やかなパープルとマゼンタの派手めなライティングに、ロビーの一角にはDJブースまで。

一方、レセプションカウンター背面の壁面には伝統的な文様をモダンに解釈したアートが施されるなど、タイらしいフレーバーも加えられている。

ロビー横の「W Lounge」。天井を埋め尽くす青いインスタレーションがド派手ながらも幻想的です。

極めつけはこのギラッギラのエレベーターホール。数百個もの電飾が壁面を埋め尽くしていますが、これはタイのトゥクトゥクの装飾にインスパイアされたものだとか。一般的にイメージされる5つ星の華やかさとはまた違った立ち位置にあります。
なお、レセプションの対応に過不足は無し。スタッフは聞き取りやすい綺麗な英語をお話しになります。フツーにチェックイン・チェックアウトしただけで、特にイレギュラーなお願いをしたりはしなかったので、正直なところ印象深いことは無かったかも。
「W Bangkok」のお部屋

今回滞在したのは、2台のクイーンベッドを備えた角部屋「プレミアコーナークイーンルーム」。3名での利用であったため、追加でエキストラベッドが1台設置されていました。滞在2日目に撮影したものなので、私物が散乱しているのは見逃してください。

手配してくれたのは友人なのですが、なんとマリオットのポイントを使って1泊無料に…!ありがたすぎる…。税・サ込みで、3泊(内1泊無料)で19,656バーツ(≒98,280円)だったそうです。
純粋な部屋代(2人まで宿泊)だけなら1泊6,650バーツ(≒33,250円)ということで、5つ星ホテルにしては比較的手頃…なのか!?(経験がなさすぎて分からない)
なお、2名までなら朝食も無料に出来たそうなのですが、今回は素泊まりに。ま、まあ、5つ星ホテルで朝食ビュッフェなんて行ったら昼ご飯食べれなくなりそうだしィ!?

ウェルカムスイーツのロゴ入りマカロンとクッキー。美味でした。

客室はWホテルのテーマカラーであるパープルを基調としています。重厚なパープルのカーテンが窓全体を覆い、非日常感を演出。ソファに置かれたクッションには、ムエタイのグローブをモチーフにした刺繍が施されるなどの遊び心も。

なお、部屋からの眺めはこんなカンジ。サトーンのビル群を一望できます。

ベッドサイドには客室の照明、空調、アラームを一括管理できるタッチパネルが設置。近未来的!
流石5つ星なだけありベッドの寝心地は素晴らしい。身体を預けるとまるで包み込まれるような感覚。しかしエキストラベッドは広さ・寝心地ともに大きく劣ります。
今回は3人で3泊したので、公平に1日おきにベッドを交換することで事なきを得ましたが、これがもし2泊以下だったら…戦争不可避。

デスク周りにはユニバーサルタイプのコンセントが複数配置されており、利便性も考慮されています。

フレーム付きの棚にはリカーボトルが美しく並ぶ「W MixBar」が設置。

クローゼットには「W」のロゴが入ったワッフル生地のバスローブとルームスリッパが用意。
「W Bangkok」のバスルーム


バスルームは光沢のあるサブウェイタイルで仕上げられた、スタイリッシュ空間。


イタリアのヘアケアブランド「Davines(ダヴィネス)」のMOMOシリーズや、スキンケアラインの/skin regimen/がアメニティとして採用されるなど、質の高いバスタイムを約束してくれます。

ドライヤーはスイス・Valera製。1800Wで強力です。

5つ星ホテルだけあって?トイレットペーパーも流してOKなようです(ペーパーを捨てるためのゴミ箱が無い)。

…しかし、シャワールームとトイレ、どちらか一方を閉めるともう片方が開くため、同時利用は不可。そしてドアがスケスケで外から丸見えなのはどうなんだ。5つ星ホテルは大体風呂丸見えにしがちなの、ナニとは言わんが気分を盛り上げるためなのか!?

あと、シャワールームの排水がいまいちで、少しシャワーを出しっぱにすると足元に水たまりが…。段差があるので洗面スペースにまで流れ出ることは無いのだけど。
「W Bangkok」のジム&プール


Technogym社製マシンが揃うジムエリア。ボクシング用サンドバッグまで設置されるなど、高いレベルでのワークアウトができそう。

屋外にあるプールは、巨大な波をモチーフにしたモザイクタイルのオブジェが印象的。サンベッドに身を任せると、周囲の高層建築とのコントラストにより、まさに都会のオアシス。
「W Bangkok」の周辺情報

ホテルのすぐ隣、サトーン・スクエア内にはセブンイレブンがあります。商業施設内の店舗ですが24時間営業のため、深夜や早朝の買い出しにも困りません。

都会のど真ん中ですが、路地に入ると街路樹が立ち並ぶ何とも落ち着きある雰囲気。人気カフェ「(Not Just) Another Cup」や、ベーカリー「butter bakery」があるので、優雅に朝食やブランチなんかも。

バンコクのランドマークである超高層ビル「キングパワー・マハナコン」も至近距離にあり、展望台からの絶景を楽しむことができます。…ちょっと惹かれましたが、入場料を見て回れ右したのはナイショ(1,000バーツ)。



