前回、「ファップホア寺院 (Chùa Pháp Hoa)」のライトアップについての記事を書きましたが、その帰り、周辺で夕食を食べることにしました。
今回は、ベトナム・ホーチミン市3区の日本食?レストラン「Tròn kitchen」をご紹介します。
「Tròn kitchen」の場所・外観
ホーチミン3区、「レヴァンシー橋 (Cầu Lê Văn Sỹ)」を渡ってすぐ。
レヴァンシー (Lê Văn Sỹ) 通りのヘム(路地裏)に「Tròn kitchen」はあります。
お店の外観はこちら。「SINCE 2016」って、結構前からあるんだなあ。他のブログで先に取り上げられているのでは…?と慄きましたが、デリバリーの記事を某有名ブロガーさんが書いていたくらいで、実店舗まで行ったブロガーは居なさそうだったので一安心。
満席らしく、番号札(というか注文票の裏紙)を渡されました。路上のプラ椅子に座り込んでいるグループが何組か居り、なんぞ?と思ったらみんな順番待ちだったようです。ちなみに予約は受け付けていない模様。
「Tròn kitchen」の内装がよすぎるからみんな見て
ようやく案内の順番が回ってきました。待ちかねたぞ!
店内奥のカウンター席に案内されました。確かに座席数は少なく、ウェイティングが発生することも納得。
とりあえず、壁の絵が良すぎるからみんな見て。
ラーメンを啜る歌舞伎役者。「花を輝かせる」「晴天の霹靂」「私のレストランに来てくれてありがとう」
この両手にラーメンを持つ怪獣もさ、最高じゃない?「寺院」と「異世界の」どっから出てきた。
この手のとんちきな日本語素材はどうやら中国のECサイトで売られていることが多いようです。おそらく、これらの出元もそこからかな…
「Tròn kitchen」のメニュー
内装にくらくらさせられっぱなしですが、ひとまず注文をしましょう。紙に書いて店員さんに渡します。
メニューは以上。あん肝や明太子、牡蠣など、全体的に痛風を誘発しそうな危険物が多いです。尿酸値に悩むあなたには…そうだな、最後のページのほたて丼がかろうじてマシじゃないかと。(ほたても鶏卵もプリン体は少な目)
この牡蠣飯とか、牡蠣の上に魚卵とか悪魔的な組み合わせですね。よしこれにしよう。
牡蠣飯を実食
Cơm Hàu(牡蠣飯)18万ドン(≒1,100円)です。
これ、写真じゃわかりづらいかもしれませんがお茶碗サイズです。それでもなおインパクトある見た目をしていますが、このサイズで18万ドンはちょっと強気か。
では実食。
うーん、しょっぱい。そして辛い。
味付けはかなり塩辛いです。そして唐辛子の辛さもある。このしょっぱさは果たしてベトナム人に受け入れられているのか…?
あと、てっぺんの卵黄は最初に潰さないようにしましょう。ダムが決壊します。あー、茶碗を乗せるために皿が一緒に出てきたんだな…(時すでに遅し)
米はギッチギチに盛られているので、見た目以上に量があります。なんやかんや小どんぶりくらいの量はあると思うので、お茶碗サイズの割りに満足感はある。
牡蠣の個数は12個~13個くらいかな。貝屋で牡蠣を食べる場合1個1万~2万ドンすることを考えると、まあこの価格になるか。(牡蠣1個数千ドンで食べられるようなところもありますが、それは除外)
レンゲの方が食べやすいです。
ごちそうさまでした。
まとめ&「Tròn kitchen」の店舗情報
ベトナム・ホーチミン市3区のレストラン「Tròn kitchen」を紹介しました。このレストランは日本食レストランと見なすことで良いのだろうか…?
店内の内装と料理の盛り付けはインパクトがありますが、牡蠣飯は個人的にビミョーだったかも。次行くときは生魚系のメニューを試したいのですが、一品一品の価格が高めなので複数人で行ってシェアしたいかな。ただ、その場合でも予約はできないため、満席の場合は店の前で待たないといけないジレンマ…