【2026年版】ザライ省・フーカット空港の紹介と、クイニョン市街地との往復アクセス方法

ザライ省

ベトナム中南部・ザライ省に位置し、穏やかな海と手つかずの自然が残る沿岸都市「クイニョン (Quy Nhơn)」(※旧・ビンディン省の省都)。ホーチミン市からは国内線で約1時間とアクセスが良く、ダナンやニャチャンのような過密なリゾート開発とは一線を画した素朴な魅力があります。

そんなクイニョンの空の玄関口となるのが「フーカット空港 (Sân bay Phù Cát)」。空港を利用する上で事前に押さえておきたいのが、市内中心部まで約35km離れているという距離感。到着後の移動手段をあらかじめ頭に入れておくと、現地に降り立ってからもスムーズに行動できます。

本記事では、フーカット空港の設備や雰囲気、市内との往復アクセス方法についてご紹介しますよ。

フーカット空港に到着

フーカット空港は、ザ・地方空港といった様相のコンパクトさ。ただ、沖止めではなくボーディングブリッジでの降機でした。荷物のピックアップから出口までの動線は非常に短く、迷うことは無いでしょう。

出口にはツアー会社の案内カウンターがあり、車の手配やツアー相談を受け付けている模様。

建物の外に出るとレストランやカフェスタンドが営業しています。価格も空港にしては良心的なので、車を待つ間に一息入れたり小腹を満たしたりする場所として便利かも。

クイニョン市街地への移動方法

さて、空港からクイニョン市内への移動について、ASV(ベトナム空港サービス会社)社が運行するシャトルバス、またはタクシー各社を利用するのが主な手段となります。

2023年8月撮影

2023年にクイニョンを訪れた際は60,000ドンで利用できる大型シャトルバスがあったのですが…2026年9月現在現存せず。

シャトルバス

手荷物が少なく、かつ移動費を抑えたい場合は、ASVが運行するシャトルバス一択。通路の手すり沿いに大きな案内看板が立っており、運賃は記載の通り80,000ドン/人

以前のような大型のバスではなく、16人乗りの黒いミニバンが使用されています。到着便の乗客が外に出てくるタイミングに合わせて乗り場に待機しており、乗客が集まり次第出発。所要時間は約50分です。

なお、運転は荒いです。ドライバーによるかもしれませんが…。

終点は市内中心部の「1 Nguyễn Tất Thành」。空港への復路もこちらから出発します(後述)。ホテルまではGrabなどを利用する想定をしておきましょう。

エアポートタクシー

続いての選択肢はタクシー。タクシー会社の看板が並んでおり、各社のスタッフたちが声をかけてきます。事業者は「Saigon Taxi」「Lado Taxi」「Sun Taxi」の3社。どれもホーチミンでは聞かない名前だけど、地元密着型なのだろうか。

各社が市内までの定額運賃を打ち出している点に注目。Sun TaxiLado Taxiは4人乗り普通車で165,000ドン。複数人で利用すれば、シャトルバスと変わらない費用でドアツードアの移動が実現します。Saigon Taxiは他の2社より金額が高い(4人乗りで185,000ドン)ので、これ意味あるんか…と思ってしまいますが、7人乗りの選択肢もあることがアピールポイントかな?

配車アプリ・ホテル送迎など

配車アプリについては、GrabGreen SM(旧・Xanh SM)が利用可能。

Green SMについて、Green SMそのものの車は走っていないのですが、先述のLadoと提携しているようで、Ladoのタクシー(VinFast製車両)がアプリから呼べます。なんだか色遣いも似ているような…。

ただ、フーカット空港からの移動においては実用性が低く、おすすめしません。そもそも空港周辺に待機している車両が居ないだろうし、市街地までの運賃は30万ドンを超えます。まさかのエアポートタクシーの方が安いという、旅慣れた人ほど引っかかりそうな逆転現象。

あとは、市街地を離れるリゾートホテルに宿泊する場合、事前予約制のプライベート送迎があるかもしれません。要問い合わせ。

空港への移動方法(シャトルバス)

クイニョン市内からフーカット空港へ戻る復路も、ASVのシャトルバスを利用すると費用を抑えて快適に移動できます。運賃は往路と同じく片道80,000ドン

発着拠点となっているのは先述の通り「1 Nguyễn Tất Thành」。敷地内には空港へ向かう黒いミニバンが複数台停まっているので、一目でわかります。

特徴としては、固定された時刻表があるわけではなく、各航空会社のフライトスケジュールに合わせて運行されている点。待機している車両のフロントガラスに、航空会社名と搭乗便名、離陸時刻、そしてバスの出発時刻が記載されています。

ベトナム人さんのレビュー曰く、「電話すれば運行スケジュールは教えてもらえるが、スケジュールは前日にならないと決まらない」そうな。バスの発車時間は、おおむねフライト時刻の2時間前に設定されているので、それを目安に向かいましょう。

もし早く着きすぎたら、向かいのハイランズコーヒーで時間を潰すのも良し。

フーカット空港の出発エリア

ということで空港の出発エリアに到着。カウンターは計16あり、国内線のみの地方空港としてはそこそこの規模かな?

かつてはべトラベル航空・バンブーエアウェイズも就航していたのですが、現在残るのはベトナム航空とベトジェットエアのみ…。そもそも、クイニョンはバンブーエアウェイズの母体・FLCグループの肝いりで開発されてきた地域でしたが、そのバンブー(略)が死に体という…。

円形が特徴的な待合エリア。こちらは2016年に完成したターミナルビルだそう。

お土産ショップのほか、地方空港にしては飲食店も充実。ハイランズコーヒーもあるのですが、ベトナムの空港の制限エリアに有名チェーンが入ってるって結構珍しい気がする。

充電スポットも複数あります。

ラウンジはこちらの2種類。

で、15時35分のベトナム航空便でホーチミンに帰る予定だったのですが…まさかの3時間遅延。ベトジェットか!?!?この1本前の便は予定通り出発したというのに。

一応ミールチケットが配られましたが…使えるレストランが1つだけだわ、メニュー2種類からしか選べないわでしょっぱい。