カフェ天国として知られるベトナム。路地裏のこじんまりとした隠れ家カフェから、思わず「でかっ」と声を上げてしまうような大箱のカフェまで選択肢は様々です。
今回紹介するのは後者のカフェ。「超」を付けたくなるほど開放的で、独特な構造が見ものな、ホーチミン市・ビンタイン区のカフェ「Kalita Kafé(カリタカフェ)」をご紹介します。
「Kalita Kafé」の外観&雰囲気
ビンタイン区・チュオンサ (Trường Sa) 通りにやって来ました。眼前にはニエウロック=ティゲー運河 (kênh Nhiêu Lộc – Thị Nghè) が広がる、まさにリバーサイド。
今回ご紹介する「Kalita Kafé」がこちら。でけえ!この建物まるまるカフェという、超大箱店舗です。
営業時間はなんと朝7時から25時まで!実はちょっと前まで23時閉店だったのですが、いつの間にか伸びていました。夜遅くまで作業に没頭したり、お喋りを楽しみたい人にとっては朗報ですね。
店内に足を踏み入れると広がるのは、無彩色を基調とし、洗練された開放的な空間。
席数はかなり多いのですが、あまりにも人気のカフェであるため、特に複数人グループの場合、タイミングによっては座席探しに苦労するかも。
それにしても、建築の知識が無い人間からすると、見れば見るほどどういう構造になっているのか分からんな…。少なくとも日本の建築基準法では実現できない建物であることは確かだ。
「Kalita Kafé」のメニュー一例
メニューは40,000〜70,000ドン程度の価格帯であるドリンクの他、ペイストリーやアイスなども!
今回注文したのは「Berry Yogurt Đá Xay(ストロベリーヨーグルトスムージー)」60,000ドン。
いや、私事で恐縮なのですが、前日に親知らずをぶっこ抜きまして、未だ流動食しか食べられないのですよ…。と思って注文したところ、オウギヤシの実のシロップ漬けがトッピングされており、恐る恐る食べたところそのかけらが抜歯後の歯茎付近に入り込んでオアアーッ!!
「Kalita Kafé」の内装や設備を深掘り
店内の多くのインテリアは木材をベースに作られています。日中、大きな窓から日が射し込むことで、温もりあふれる雰囲気を生み出します。
一方、要所要所でダークトーンを用いることで、柔らかくなりすぎないというか、場の空気をきゅっと引き締めている感じがしますね。
利便性という点では、あちこちにコンセントがあるので、電源を使用する作業もばっちり。
また、Wi-Fiも中々の速度です。
お茶も、セルフサービスですが無料でいただけます。
お手洗いは、GF(1階)に男性用、2階(3階)に女性用があります。まあー、割と綺麗なんじゃない?(何様)
それにしても人が多い!「お洒落カフェは開店と同時に訪れる、これギャルの鉄則」…と、過去に自分で言っておいてすっかり忘れてました。
混雑から逃れるため、屋上に上がってみると…
…これ、明らかにメンテナンス中だな?でも、日中なのに案外涼しい!緑に囲まれてるからかな。
木は自由奔放に枝葉を伸ばしているので、残念ながら運河を望むことはできず。
テラス席にもコンセントはばっちり装備。バッテリー切れの不安からはおさらばです。
まとめ&「Kalita Kafé」の店舗情報
ホーチミン市・ビンタイン区のカフェ「Kalita Kafé」をご紹介しました。
ユニークで開放的な大箱カフェですが、地元ベトナム人からの人気も凄まじく、常に混雑しています。とは言え、席が無い…ということはほぼ起こらないと思うので、お籠りで作業したいときなどにおすすめ。
そうそう、今回は食べなかったけど、ペイストリーも美味しいよ!