1区中心部から車で20分。トゥードゥック市に位置し、アクセスが少し悪いながらも多くのゲイを惹きつけるサウナ「NADAM SPA(ナダムスパ)」。先日のベトナムのゲイシーンを解説する記事でも少し触れました。
3階建ての豪邸を丸々サウナにしてしまったかのような広く豪華な内装は、「ベトナム最高のゲイサウナ」という評判に違うものではなく、単なる「発展場」として片づけてしまうのは余りにももったいない。
ベトナム旅行・ホーチミン旅行をするゲイには是非訪れてほしい場所なのですが、「NADAM SPA」は路地裏の住宅街…さらにその奥の奥に位置するため、初見でスムーズに辿り着くことは難しいかもしれません。
本記事では画像も交え、「NADAM SPA」への行き方を説明します。
「NADAM SPA」の基本情報
まるで金持ちの屋敷のような建物の中に、サウナあり、ジャグジーあり、水風呂あり、大浴場あり、ジムあり…と、ベトナムどころかアジア全体で見てもトップクラスに個性的なサウナ施設。
入場料は195,000ドン。ホーチミン市内の他のゲイサウナの入場料が大体12万~15万ドン程度であり、それと比較すると若干値は張りますが、日本含む他国のゲイサウナと比べたら全然安いっすね。
日中は環境音混じりのヒーリングミュージックが流れ、木洩れ日が射し込む中で穏やかな雰囲気が漂いますが、18時以降は空気が一変。激しい音楽が鳴り響くわ、レーザービームが光るわ、時折スモークが噴出するわで、まるでクラブのような雰囲気へと様変わりします。
その他、細かい設備や口コミについては、「ゲイ旅」のページが参考になります。
「NADAM SPA」への道順①(Googleマップに従う)
ということで、ビンタイン区北部からビンチュウ橋 (Cầu Bình Triệu) を渡り、トゥードゥック市に足を踏み入れました。
まず、Googleマップ通りに「NADAM SPA」へ向かう場合。橋を渡ってすぐそばの、こちらの路地に入ります。
「ADAM SPA」の案内板が目印。ここの路地奥にあります。
到着しました…が、門が閉まっています。
ここは裏口であり、インターホンを押してスタッフを呼び、門を開けてもらう必要があります。このことを知っていれば勿論問題は無いのですが、初見では間違いなく戸惑うはず。また、タクシーで来る場合はここまで入っていけませんし、バイタクであってもドライバーが道を迷う可能性が高いです。
「NADAM SPA」への道順②(おすすめルート)
と、いうわけで個人的なおすすめは、こちらの「ROO COFFEE」というカフェに乗り付けて、徒歩(かち)で移動すること。
Grab、Gojek、Be、Xanh SM…いずれの配車アプリでも「ROO COFFEE」と打ち込めば目的地候補として表示されます。
「ROO COFFEE」に到着したら、右に曲がります。
路地の建物前にビナサンタクシーが複数台停車しています。こんな辺鄙な場所に何故…?と思うかもしれませんが、ここはある意味有名な、特殊なマッサージ店です。彼らは客待ちのタクシーなのでしょう。
そのまま直進。
この路地に入ります。頭上の横断幕が目印。
住宅街をひたすら直進します。
緑溢れるお屋敷が見えてきました。
「NADAM SPA」に到着。18時を過ぎているので、激しいビナハウス(ベトナム式EDM)が外からも漏れ聞こえてきます。日本の住宅街でこんな爆音流してたら即クレームと思うのだが…
入口でスタッフからロッカーキーを受け取ったらあとはご自由に。入場料は帰りに精算です。
ロッカーではスタッフからバスタオルとスポーツタオルの2枚を受け取ります。ただし、18時以降のドレスコードはスポーツタオルのみ…という大胆仕様。
21時を過ぎると一転、音楽が穏やかなヒーリングミュージックへと戻ります。閉店間近ということで、「蛍の光」的な?
夜は暗いので足元にお気をつけください。
帰りもROO COFFEEまでタクシー(バイタク)を呼ぶと良いでしょう。郊外ですが、21時台であればすぐに捕まえられると思います。