恐竜ファン垂涎！子供から大人までわくわくの空間。
ホーチミン市北西に位置し、タンソンニャット国際空港の玄関口でもあるゴーバップ区。特に有名な観光地があるわけでは無いですが、ベトナム人の間ではベッドタウンとして人気を集め、人口の上昇が続いています。
そんなゴーバップ区に、「恐竜カフェ」があるのをご存知ですか？1区にも似たようなコンセプトのカフェ「NovaDreams Dino Cafe」がありますが、そちらはキッズカフェ。一方、こちらは大人が行っても楽しめるカフェレストランです。
今回はゴーバップ区の「SAURUS Coffee & Gallery」を紹介します。店内のジオラマはもちろん、世界観を反映したフードメニューにも注目。
「SAURUS Coffee & Gallery」への道のり
と、いうわけで、36番のバスに乗ってゴーバップ区までやって来ました。
1区・グエンディンチュー (Nguyễn Đình Chiểu) 通りのThree O’clock前から乗車し、ファンヴァンチー (Phan Văn Trị) 通りのVincom Plazaで下車。
Vincom Plaza、郊外だし大したテナントは入っていないだろう（失礼）などと考えていたのですが、
まさかのユニクロが入っとった。中心部のショッピングモールではよく見かけるけど、こんな日本人が来ないであろう郊外まで進出してたのか！
ここから歩いて向かいます。この日は土曜日だったのですが、中心部より交通量が多いな… そもそも道が狭い、というのもあるだろうけど。
ゴーバップ区、可愛い建物が多いな！フィルターをかけて写真撮ると映える。
この、禄に歩道もない道を進んでいきます（絶望）。歩きで行く人間は私くらいだと思いますが、通行には充分お気をつけください。
こういう八百屋で野菜を買うのに憧れる（まだ買ったことはない）。
「SAURUS Coffee & Gallery」の雰囲気
到着しました。
なんか、入口にカメラ禁止のマークが見えたので、しばらくはこっそりスマホでパシャパシャやっていた（写真自体はいくらでもネットに上げられてるし）のですが、実際のところ商業目的だとかフラッシュ全開で撮影するとか他のお客さんの迷惑になるような撮影をしなければ大丈夫っぽい。なおこのブログは趣味であり営利目的ではありません。広告・アフィリエイトの無い快適なブラウジングをお楽しみください。
入店するやいなや出迎えてくれたのは、巨大なブラキオサウルス。大型の草食恐竜であり、その大きさは現在確認されている恐竜の中でも最大クラス。キリンのような長い首が特徴です。
「SAURUS Coffee & Gallery」は4フロア構造となっています。3階＆4階へ上がるには別途入場料が必要…ということかな？とりあえず今回は1階＆2階だけ見たいと思います。というか、ベトナムなのに「GF」じゃなくて「1階」スタートなんだな。。（たまにこのパターンある）
また、入り口では恐竜グッズも販売されています。恐竜の卵をイメージした？と思われるランプが良い。
1階はカフェレストランとなっており、席数も多く広々。カウンターで注文と前払い会計を行います。
前の家族が英語で注文していたので、「もしかして日本人？先越された！くやしいー…」と思ってたら、中国語をお話しになっていました。おそらく台湾人かな？女性の服装から見て絶対に日本人だと思ったのだが…
メニューは写真・英語併記で分かりやすい。
他、ショーケース内にケーキもあります。卵のような形の容器に入ったパンナコッタが可愛いね。
奥の座席に陣取りました。
店内には世界でたった一つ、ここにしかないジオラマ。
鳥のような細い首と手足を持つガリミムスが捕食者であるTレックス（ティラノサウルス）から逃げているシチュエーション。当時の生態系を描いています。
写真を撮っていると、店員さんから「2階も見に行ってみてね！」と声を掛けてもらったので、行ってみます。階段の他、エレベーターで上がることもできるので、子連れでも安心。
2階のギャラリーを見てみよう
2階に上がると「GALLERY」の名に恥じない、ものすごい数の恐竜フィギュアとジオラマが。
棚には白いフィギュアと塗料が。これを買って、自分で色を塗ることができるのかな？
子どもも大人も歓喜。
「ジュラシック・ワールド」に登場する、ラプトル4姉妹のフィギュア…ですかね（未視聴）
フィギュアの傍らに「Queen’s Studios」のCertificationが。なんぞ？と思いきや、この「Queen’s Studios」はライセンスを受け、ジュラシック・パークやロード・オブ・ザ・リング、マーベル作品等のフィギュアなどを製作しているらしく、Certificationは「このフィギュアは正真正銘の正規品ですよ～」と証明するためのもののようです。
迫力満点のTレックス。ジュラシック・パークのワンシーンを再現。
頭部にトサカを持つディロフォサウルス。
頂点捕食者であった、水生のモササウルス。こんな創作物のリヴァイアサンみたいなのが実在したってマジ？
「SAURUS Coffee & Gallery」のフードを実食
注文した「Blue De Raptor」がやって来ました。59,000ドン。
「ジュラシック・ワールド」に登場するヴェロキラプトル・ブルーをイメージしたドリンク。中身はバタフライピーとチーズフォームのラテ。
そして食事メニューも。「Saurus Chicken Volcano Rice」109,000ドン。火山だ…
Volcano Riceは3種類あったのですが、これが一番火山っぽいかなと思い注文。
マグマをとびっこで再現。日本よりもベトナムで見る機会が多い和食材第2位・私調べ。（1位は海ぶどう）
火山を掘ると鶏肉が。多分ささみかな？
米は…チャーハンですかね。熱々の鉄板で提供されるし、美味しかったと思います。コラボカフェのフードメニューみたいなものと考えると、価格もお手頃だし。
ごちそうさまでした。
まとめ
ゴーバップ区に位置する、恐竜ファン歓喜のカフェ「SAURUS Coffee & Gallery」を紹介しました。
実質「ジュラシック・パーク」のコンセプトカフェと呼んでも差し支えなさそう。恐竜好きの子どもだけではなく、シリーズファンの大人も楽しめるはず。
ホーチミンはこれから雨季に入るので、雨に濡れることなく楽しめるアクティビティという点でも良いスポットです。
惜しむらくは、中心部から離れることでしょうか。足が無ければ路線バスで行くか、タクシーで乗り付けるかの2択でしょうか。1区中心部からだと、Grab Carで12万ドンくらいから。
最寄りのバス停の近くに、ベトナム人経営と思われるラーメン屋「Tokyo Soy Ramen」を発見。中心部から離れた、ローカルのラーメンのクオリティがどんなものか気になるな… 今日は満腹なので、次回来たときに試してみたい。どうでもいいけど隣のマッサージ屋、絶対えっちな店でしょ。
