美術館そば、ヘムの奥に佇む三層の隠れ家カフェ*Em có café – Nguyễn Thái Bình@ベンタイン街区

カフェ

ホーチミン市観光の中心地であるベンタイン市場や、ホーチミンメトロ・ベンタイン駅から徒歩圏内にある「ホーチミン市美術館」。その周辺もまたローカル風情を残しつつ多くの店で賑わっており、探索しがいがあります。

本記事では、ホーチミン市美術館から徒歩1分の路地裏に佇むカフェ「Em có café」のNguyễn Thái Bình店をご紹介します。

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「Em có café – Nguyễn Thái Bình」の場所

やって来たのは、旧1区のベンタイン街区・グエンタイビン (Nguyễn Thái Bình) 通り。お店の入口になる68番地には、青い看板に白い文字で「KHU PHỐ VĂN HÓA(文化街区)」と書かれたゲートが。

日本語で正確に説明するのは難しいのですが、とりあえず、団地的な集合住宅みたいなものと捉えておけばよいみたい。国旗が揺れており、中心部にありつつも現地の生活に根ざした場所であることを物語っています。

ゲートをくぐり細い路地を進むと、それまでの喧騒がウソのように消えてしまう。

そして、柔らかな黄色い外壁が目を引くこちらの建物が、今回ご紹介する「Em có café」。市内中心部で計3店舗を展開するカフェです。

外観は、路地入り口のゲートに合わせた淡い黄色を基調としつつも、深いグリーンの看板やアンティーク調のポストが配されており、懐かしくも洗練されたモダンな印象。

「Em có café – Nguyễn Thái Bình」の内装

店内。カウンター周辺は、壁一面に広がる赤レンガの装飾が目を引く。照明の暖色を引き立て、重厚ながらも空間全体に落ち着きをもたらしています。一方、カウンターの足元はオレンジ、グリーン、白といった配色のタイルで彩られており、ベトナムらしいポップなセンスが光る。

奥には深みのあるレザーソファの座席。まるでお家に招かれたような安心感がある。

で、ふと上を見上げると…吹き抜け!?外観から受ける印象以上に巨大なお店なのだった。

DIY感溢れる、ちょっぴり心許ない階段を上がっていきます。階段の隙間からは「頭上注意」の隠れメッセージが。

アーチ状の入り口を生成りの暖簾で仕切った赤いタイルの部屋。プライベート感がありながらも、鮮やかな色彩が刺激を与えてくれそうなユニークなスペースです。

反対側には、天井の高い開放的な空間が。大きな窓からは自然光がたっぷりと差し込み、木製の窓枠が外の景色を一枚の絵画のように切り取りますよ。

本に、モダンなアート、ポストカードが所狭しと飾られており、オーナーの審美眼が光る。

さらに上へと続く階段の先には、靴を脱いで上がるロフト席が。まさに秘密基地。床に敷かれたパッチワークのラグやクッションがリラックスを促してくれます。

「Em có café」のメニュー

さて、「Em có café」のメニューはこちら。

多くのドリンクに店名の一部である「Em」が冠されています。ベトナム語で年下の人を指したり、親しみを込めて呼んだりする際に使われるこの言葉。メニュー一つひとつに愛着を感じさせます。

スイーツとしてはクロッフルが看板メニューとなっており、価格帯も50,000〜60,000ドン台が中心と、市中心部でありながら良心的。

Em Dâu(エム・ザウ)」というクラフトティーを注文。ジャスミン茶をベースに、イエローレモンと自家製のマルベリー(桑の実)ジャムを合わせた一杯です。価格は59,000ドン

窓際のテーブルに置いてみると、差し込む光を受けてルビーのような美しい赤色に。一口含むと、ジャスミン茶特有の華やかな香りが鼻を抜けつつ、マルベリージャムのリッチな甘みと、レモンの爽やかな酸味が重なります。マルベリーの果肉も入っており、満足感がある。

「Em có café – Nguyễn Thái Bình」の店舗情報

お店の名前 Em có café – Nguyễn Thái Bình
住   所 68/1 Nguyễn Thái Bình, Bến Thành, Hồ Chí Minh
営 業 時 間 08:00〜22:00
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