ホーチミン中心部にいながら喧騒を忘れてアートな世界に没入できる隠れ家カフェ、ですが意外と穴場かも?
路地裏の日常と近未来的なデザインが交差する、ホーチミン市旧1区のカフェ「EL Where Cafe」をご紹介します。
「EL Where Cafe」の場所・外観

お店があるのはホーチミン市の主要道路の一つ、チャンフンダオ (Trần Hưng Đạo) 通りの路地裏。聳え立つ街路樹に絶え間なく行き交うバイク―まさにホーチミンといった風景。

一本の路地(ヘム)へと足を踏み入れると、そこは穏やかな日常。

路地を進んだ先に見えてくるのが、今回のお目当て「EL Where Hotel」に併設されたカフェ「EL Where Cafe」です。

ローカルな建物の中で、異彩を放つ白を基調としたクリーンなファサード。全面ガラス張りのスタイリッシュな外観は、まさに都会のオアシス。
「EL Where Cafe」の内装・雰囲気

扉を開けると…そこはもうホーチミン市ではなく、近未来とアートが融合した独創的な空間が広がっていたのだった。

カウンター横に鎮座する巨大な猫の頭のオブジェ。電源に繋がっており、ゆっくりと首を振り続けているのである。デジタルスクリーンと相まって、一気にシュール(って安易に使いたくないけど)でアーティスティックな世界観に引き込まれます。

客席のデザインも秀逸。コンクリート風の半球体で作られたコクーン(繭)型のシートは、包み込まれるような安心感。友人との深い会話や、一人で作業に没頭したい時にはサイコーの特等席。

店内は打ちっぱなしのコンクリートや岩のようなカウンター、剥き出しの赤い配管など、インダストリアルな要素でまとめられています。

一方で、店内の奥には大きな観葉植物が配置されたテラス席が。無機質なデザインの中に自然の温かみが共存しています。


鏡面仕上げのメタリックなチェアや、鮮やかなアンバーの透明テーブル。天然石を土台にしたモダンな白いテーブルと、透明なポリカーボネート製のチェア。どこを切り取っても映える空間です。

極めつけは店内中央に置かれたフィギュア。翼を持ちながらも、下着姿でブロックの上に立つ彼らの姿から、どんなメッセージを受け取れば良いのか…!?作品名は「飛翔」とかかな(※適当)。
「EL Where Cafe」のメニュー


「EL Where Cafe」のメニューはこちら。
ベトナム定番のミルクコーヒーはもちろん、パンダンリーフを使った「Cloud Coffee」や、コンブチャベースのドリンクなど、ひねりの効いたメニューが並びます。

内側にチョコをコーティングしたワッフルコーンをカップ代わりにして飲む提供スタイルも。これ、他の店のインスタで見たやつだ!流行っているのだろうか…?

フードメニューには、バインミーや、ショーケースに並ぶクロワッサン、ケーキ類も充実しています。

今回オーダーしたのは「Baby Blue Lychee Tea (Trà Vải)」のLサイズ、69,000ドン。
メニュー名は「ベイビーブルー」ですが、実際にはパープルからアンバーへと変化する幻想的なグラデーション。爽やかな紅茶の香りと共に、ライチの華やかな甘みが広がります。

また、添えられたタイムのハーブが、飲むたびに鼻をくすぐり、クラフト感あふれる上品な味わい。アートな内装を背景にこのドリンクを手に持つと、まるで自分も作品の一部になったような気分に!?
「EL Where Cafe」の店舗情報

「EL Where Cafe」をご紹介しました。単にホテルのロビー併設のカフェというだけではない、路地裏という日常の中に突如現れる、非日常的なアート空間でした。

ここまで尖った空間となると、ホテルの方も断然気になってきました。あえて泊まってみるのも面白そう。
大通りの喧騒に疲れたら、ぜひこの路地の奥にある秘密基地を探してみて。そこには、あなたの日常を少しだけクリエイティブにしてくれる特別な時間が待っている…かも?

