植物と暮らすブランドが届ける、隠れ家ガーデンカフェ*Dala Story Coffee@アンカイン街区

カフェ

誇張抜きで星の数ほどのカフェが存在するベトナム・ホーチミン市。数多のカフェからお気に入りを探すとき、アクセスの良さ等は勿論ですが、空間がもたらす空気間や背景にあるストーリーも大事にしたいところ。

本記事では、市内屈指の外国人駐在員ハブ・タオディエンエリアに位置するカフェ「Dala Story Coffee」 をご紹介します。

「Dala Story Coffee」の場所・雰囲気

やって来ました、早朝のタオディエン。お店が位置するのはメインストリート、スアントゥイ (Xuân Thủy) 通りから一本入った路地です。車通りの多い通りから小道へ足を踏み入れると、喧騒がすっと遠いて住宅街ならではの落ち着いた空気に包まれますよ。

そしてこちらが 「Dala Story Coffee」 。ベトナムでオーガニックな暮らしを提案する「Mộc Nhiên Farm」が手掛けています。2015年に小さなバルコニー園芸から始まった同ブランドは、現在では植物のナーセリー事業や、高原の避暑地ダラットでのファームステイ運営などを展開。そんな彼らが、ダラットの空気感をそのままホーチミンに持ち込んで作った複合施設がこの場所。敷地内にはレストランや宿泊施設も併設されており、都市の真ん中でスローライフの息吹を体感できるとのこと。 

軒先には大小さまざまな鉢植えが並び、足元には石畳が敷かれ、涼しげな水辺も設えられています。頭上から噴き出す細かなミストと木陰のおかげもあり、たしかに高原のリゾートのような清涼感があるかも!?

屋内へ足を踏み入れると…空間の中央に堂々とそびえ立つ大きな樹木がとにかくインパクト抜群。木を伐採せず建物の骨組みに取り込むという、自然をリスペクトするブランドの姿勢が形になっています。

高い三角天井には木の梁が走り、壁面にも板材が贅沢に使われ、温かみのある照明が落ち着いた陰影を作り出します。

木製のテーブルや椅子も柔らかな質感で統一。店内はコンパクトなので、席と席の感覚は少し狭めなのと、座り心地を重視した座席ではないので、がっつり作業というよりは友人とのお喋りやカフェタイムをさっと楽しむのが良いかと。

「Dala Story Coffee」のメニュー

ドリンクメニューは多彩。ロブスタ種を使った伝統的なベトナムコーヒーは勿論のこと、アラビカ種のエスプレッソやコールドブリューが揃っています。さらには紅茶キノコことコンブチャやコーヒーの果皮を乾燥させて煮出したカスカラティー、フルーツティーなども充実。近年流行りの抹茶ドリンクも当然のように取り揃えており、オーツミルクへの変更などカスタマイズにも対応。

注文カウンター横にはペイストリーが並ぶショーケースが。朝食や小腹満たしにもピッタリ。

Matcha Latte(抹茶ラテ)」85,000ドンと「Cinnamon Signature(シグネチャー・シナモンロール)」75,000ドンを注文。計16万ドンと執筆時点のレートだと1,000円近いですが、この価格帯のカフェも珍しくなくなってきましたね。

まずは抹茶ラテ。底に沈むミルクと上層の鮮やかな緑色が綺麗なグラデーションを描きます。一口含むと、丁寧に点てられた抹茶の豊かな香りと心地よいほろ苦さ。抹茶ならではの旨味もきちんと感じられ、価格分の価値はきちんとあります。甘さ控えめなのもグッド。

渦巻き状の大きなシナモンロール。ナイフを入れると外側のエッジ部分は香ばしく、中心に向かうにつれて生地はふんわりとした柔らかさへ。本格志向のシナモンロールって、しっとり…というか何ならどっしりとした食感なことが多いと思うのですが(※個人の感想です)、こちらのものは日本人好みのふわふわスポンジ食感。良い意味で菓子パン感があり、ペロリと平らげられてしまうようなキケンな一品でした。

「Dala Story Coffee」の店舗情報

お店の名前 Dala Story Coffee
住   所 25/4 Xuân Thủy, An Khánh, HCMC
営 業 時 間 07:00〜21:00
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