【タイ】一度は行きたい!至高のタイ・キュイジーヌ*Blue Elephant Bangkok Sathorn@バンコク

バンコク

無数のレストランが溢れるタイ・バンコク。しかしながら、単なる高級店とは一線を画す存在が「Blue Elephant(ブルー・エレファント)」。

1980年、ベルギー・ブリュッセルで産声を上げ、ロンドン、パリ、ドバイといった世界の主要都市でタイ料理の地位を不動のものとしたこちらのブランド。2002年、満を持して故郷のタイへと凱旋したわけですが、オープンしたその場所は、かつての栄華を今に伝える歴史的建造物でした。

伝統的な「王室料理(ロイヤル・タイ・キュイジーヌ)」の技法をベースに、美食家をも唸らせる現代的なエッセンスの融合。本記事ではワタクシめが体験しました「Blue Elephant Bangkok Sathorn」のコース料理をご紹介いたします。

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「Blue Elephant Bangkok Sathorn」の場所・外観

お店が位置するのは、バンコク屈指のビジネス街であるサトーンエリア。BTSシーロム線「スラサック (Surasak) 」の直ぐ側という、迷いようのない恵まれたロケーションです。

高層ビルが立ち並ぶ近代的な街並みの中に、突如としてタイムスリップしたかのような優雅な空間。こちらが「Blue Elephant Bangkok Sathorn」。

こちらの象徴とも言えるのが、1903年に建てられた洋館「タイ・チャイナ・ビルディング」。コロニアル様式のこの建物は、かつては百貨店として使われ、第二次世界大戦中には日本軍の司令部として接収されていたという、重厚な歴史が刻まれているそうな。

クリームイエローの外壁に白い縁取り、そしてアーチ状の窓や木製の鎧戸。夜になると暖色のライトアップによって幻想的に浮かび上がり、周囲のガラス張りのビル群とのコントラストはバンコクという街の多層的な魅力を象徴しているかのよう。

「Blue Elephant Bangkok Sathorn」の内装・雰囲気

では店内へ。今回は座席のみ予約しています。

メインダイニングへと続く階段の壁は、このお店の誇りそのもの。店を訪れた世界各国のロイヤルファミリー、大統領、そして名だたるセレブリティたちの写真が飾られた「ウォール・オブ・フェイム」。タイ文化の親善大使としての役割を果たしてきたことの証左でもあります。

ダイニングルームは、ロイヤルブルーのテーブルクロスにゴールドのカトラリー、そしてクリスタルのシャンデリアが、訪れる者を高貴な気分へとさせてくれます。

それでいて伝統の花飾りや繊細な木彫りの装飾が随所に施されるなど、タイならではの情緒も忘れていません。

なお、1階には「THE BLUE ELEPHANT SHOP」が併設されています。お土産としてもお馴染みカレーペーストやスパイス、そしてお店のアイコンである象をモチーフにした陶磁器などが並び、食事の余韻をお土産として持ち帰ることも可能。

今回いただいたのは、春節限定の特別なコース、「ヤワラート・シェフ・テイスティングメニュー(YAOWARAT CHEF’S TASTING MENU)」(2,800バーツ・税サ別 / 人)。なお、コースは当日注文可能です。

チャイナタウンの活気と、プーケットに伝わるタイと中国の食文化が融合した「プラナカン料理」からインスピレーションを得ている…とのこと。

タブレット端末では日本語も選択可能。海外において日本人旅行者のプレゼンスが低下している中、しっかり日本語対応されているのは嬉しい点。

春節限定コースを実食

それでは、提供された全メニューについてご紹介。

アミューズ:ZAKOUSKI

HERBAL OYSTER(ハーバル・オイスター)」。最初の一口は、スラートターニー産のブランド牡蠣。レモングラスや生姜、チリが調合されたソースが、牡蠣の旨みを引き立てます。

これに、タイのスパイスを漬け込んだプレミアム・ラム酒のショットを合わせるという趣向。殺菌の意図とかもあるのかな…?

前菜:STARTERS

 「ICEBERG PRAWN SALAD(氷山エビのサラダ)」。ラノーン産のバナナエビを使用した、ピリリと辛いサラダ。チェンライ産のニンニクとライムの酸味が効いており、シャキシャキとした野菜の食感と共に、タイ料理らしい鮮烈な味わいが広がる。

CAVIAR PANNA COTTA TOM KHA(キャビア・パンナコッタ・トムカー)」。トムカーガイ(鶏のココナッツスープ)を冷製のパンナコッタに仕立てるというクリエイティビティ。ホアヒン産のインペリアル・キャビアの塩気が、ココナッツのまろやかな甘みの中で輝きます。

PURPLE DUMPLING(紫色の餃子)」バタフライピーで色付けされた、「チョームアン」と呼ばれる伝統的な花型の焼売。本来は甘辛い肉餡が定番ですが、こちらはキノコとトリュフという贅沢な構成。モチモチとした皮を噛みしめると、高貴な香りが鼻を抜ける…!

ROSE SPRING ROLLS(ローズ・春巻き)」。薔薇の花を模した美しい揚げ春巻き。中には鶏肉や春雨が詰まっており、カリッとした食感の後には素材の優しい甘みが。

スープ:SOUP

BIRD’S NEST TOM YUM SOUP(鳥の巣のトムヤムスープ)」。ヤングココナッツを丸ごと器にした、見た目にも豪華な一品。スラートターニー産のワタリガニと、タイ南部産の高級食材・鳥の巣が贅沢に入っています。ココナッツの果肉の甘みがトムヤムの酸味をまろやかに包み込み、衣笠茸の独特な食感も楽しい、至福のスープ。

メイン料理:MAIN COURSES

X.O “KA-PRAOW” FOIE GRAS(XOガパオ・フォアグラ)」フランス・ランド産の最高級フォアグラを、タイのガパオと中華のXO醤で炒めた、まさに文化の融合。添えられたココナッツミルク仕立てのピンク麺がスパイシーなフォアグラの脂を優しく受け止めます。

BANANA PRAWN GREEN CURRY(バナナエビのグリーンカレー)」。実はルーツはタイ宮廷料理にあるグリーンカレー。スラートターニー産のバナナエビがゴロゴロと入り、フレッシュなハーブとココナッツミルクのバランスも良し。これまで食べたグリーンカレーで一番上品だ…。

“MANAO” SNOW FISH(雪魚のマナオ蒸し)」。雪魚のしっとりとした身を、マナオ(=タイライム)とブラックオリーブのソースで。魚の形をした器に盛られ、ブラックニンニクのピクルスが味に深みを添えます。

“PAT PONG” BLUE CRAB CURRY(ブルークラブのパッポンカレー)」。ワタリガニと、チャイヤー(スラートターニー)産の塩卵を使用した濃厚なカレー。卵のコクがカニの旨みを最大限に引き出し、これは大変なご飯泥棒である。

BLUE ELEPHANT’S FAMOUS GRILLED SPARE RIBS(名物グリルスペアリブ)」。45年間守り続けられてきたという秘伝のレシピ。ロイヤルプロジェクト(タイ王室の国家支援プロジェクト)の蜂蜜に48時間漬け込まれたリブは、ナイフが不要なほど柔らか…。甘辛いタレの奥に歴史の重みを感じる一品。

KOONG SIAB MORNING GLORY(空芯菜と燻製エビの炒め物)」。プーケット名物のスモークエビを加えた空芯菜炒め。燻製の香ばしさにより、庶民派な野菜炒めがを立派なご馳走へと昇華。

ライス:RICE

SRI SAKET JASMINE RICE(シーサケート産ジャスミンライス)」と「BLACK ORGANIC JASMINE RICE(ブラック・オーガニック・ジャスミンライス)」。ツヤツヤの白米とプチプチした食感の黒米。どちらも香り高く、濃厚なカレーやおかずをしっかりと受け止めてくれます。

籠から器によそってくれる演出もテンションが上がりますね。

デザート&ティー:DESSERT & TEA

CHEF’S BOUQUET OF HOUSE DESSERTS(デザートブーケ)」。濃厚なダークチョコのグラサージュが特徴的なチョコムース、爽やかでクリーミーな口溶けのココナッツアイス、タイ風のカスタードプリン(フラン)、バタフライピーで青く色付けされたモチ米とマンゴー(カオニャオマムアン)。

食後の余韻は、お店のアイコンである象の形をしたティーポットでジャスミン茶を。120バーツと安価な割になみなみと入っているのも嬉しい。

まとめ&「Blue Elephant Bangkok Sathorn」の店舗情報

Blue Elephant(ブルー・エレファント)」のバンコク・サトーン店をご紹介しました。

お会計はこんな感じ。3人で11,693バーツ(≒58,465円)でした。お酒を飲むのであれば、予算は5,000バーツ / 人くらいを見ておいた方が良さそう。

ウェイターからは割と「〇〇もいかが?」と勧められるので、全てに応じているとお会計が結構いっちゃうかも。とは言え、場所柄あまりケチケチした態度は取りづらいというか…難しいですね。

何にせよ、一度は行ってみたかったファインダイニング。その金額の価値がある体験ができました。

  • 人気店なので公式サイトからの事前予約をおすすめ。
  • ドレスコードはスマートカジュアルを意識すれば問題無し。短パンは避けましょう。

お店の名前 Blue Elephant Bangkok Sathorn
住   所 41 South Sathorn Road, BTS Surasak, Bangkok
営 業 時 間 11:30〜14:30、17:30〜22:00
公式サイト

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