まるで友人の部屋?靴を脱いで寛ぐ、団地の一室カフェ*About Time Cafe@サイゴン街区

カフェ

ホーチミン市に点在する、古いアパートの一室を改装したカフェ。ローカルな居住区の中にあり、街の日常風景に触れながら静かな時間を過ごせるのが魅力。

本記事では、ホーチミン市旧1区の古アパートカフェ「About Time Cafe」をご紹介します。

「About Time Cafe」の場所・雰囲気

やって来たのはニエウロック・ティゲー (Nhiêu Lộc – Thị Nghè) 運河沿いのホアンサ (Hoàng Sa) 通り。旧ビンタイン区に渡る橋の手前、グエンティミンカイ (Nguyễn Thị Minh Khai) 通りから横に入ったあたりですね。サイゴン動植物園の近くです。

そんな大通りから路地へ入っていきますよ。通り沿いにはフォーをはじめとする人気ローカル飲食店が軒を連ね、朝から大賑わい。

奥へ進むと、頭上を電線が交差する昔ながらの団地群に風景が移り変わります。その一角にある、「グエンディンチエウ1A1B番地アパート (Chung Cư 1A1B Nguyễn Đình Chiểu)」―そのB2棟にカフェがあるそうですよ。

ドギマギしながら駐輪場を抜け、アパートの中へ。めっちゃ普通の団地なんですが…ふ、不法侵入とかにならないよね!?

住戸の間を立体的に交差する階段にキュンキュンしちゃうわね。年季の入った淡いトーンの外壁やトタン屋根、幾何学的に重なり合う階段の構造は、ベトナムならではなオールドアパート特有の奥行きとノスタルジックな風情を感じさせます。

204号室に到着。青い部屋番号のプレートと蛇腹式の鉄扉があり、一見すると普通の住戸と見分けがつきませんが、こちらが「About Time Cafe」。

下駄箱が置かれており、靴を脱いでスリッパに履き替えてから店内へ入るスタイルです。

靴を脱ぐアプローチもあり、店内はまるで友人の部屋を訪れたかのような落ち着いた空気。あるいはアトリエか。

木の温もりを感じる家具を中心にレイアウトされ、テーブルには本やアートカード、ランプなどなどが配置。無造作ながらもどこかセンスが感じられます。

過度な装飾に頼らない一方で、オーナーの「好き」を凝縮したであろうインテリアに好感が持てます。日本のフィギュアなんかもいっぱいありますよ。

店内のBGMは、こちらの年季を感じるPanasonic製CDデッキから。単にレトロ演出のためだけに置くのではなく実際に使っているのは珍しい。

並べられているCDの中にはJ−POPも。何だか嬉しくなっちゃうわね。

「About Time Cafe」のメニュー

メニューはゆる〜い猫のイラストが添えられていてKawaii。ベトナム語表記と英語表記の両方が用意されています。

中心部にありながら価格帯は全体的に手頃。定番のベトナムコーヒー類をはじめ、コールドブリューやフルーツティーが揃います。また、ほうじ茶ラテや抹茶ラテなど、ノンカフェイン系のバリエーションも充実。軽食メニューもありますよ。

Trà chanh vàng mật ong(ハニーレモンティー)」49,000ドンを注文。手編みのニットコースターに乗せて運ばれてきたグラスには厚切りのレモンが浮かび、見た目にも涼やかな一杯。

角のないまろやかな酸味と華やかな香りが口の中いっぱいに広がります。そこに蜂蜜のコクが加わり優しく包みこむカンジ。暑い日のリフレッシュにぴったりの一杯ですよ。

「About Time Cafe」の店舗情報

お店の名前 About Time Cafe
住   所 Căn 204, Lô B2 Chung Cư, 1A-1B Nguyễn Đình Chiểu, Sài Gòn, HCMC
営 業 時 間 09:00〜21:00
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