数多のカフェが存在するホーチミン市。ピンクの教会「タンディン教会」や、ナッツ・ドライフルーツ目的で訪れる人も多い「タンディン市場」とセットで、こちらのカフェに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
本記事では、ホーチミン市旧3区のカフェ「Hummingbird」をご紹介します。
「Hummingbird」の場所・雰囲気


やって来たのは、ホーチミン市旧3区(現・スアンホア街区)・ヴォーティサウ (Võ Thị Sáu) 通り。バイクや車の往来が激しい通りですが、そこから一本脇道に入ります。

こちらが「Hummingbird」。白い外壁と深く味わいのある緑色の鉄製ゲートに迎えられました。豊かな木々が枝を伸ばし、心地よい木陰を作り出します。全体としてレトロな構えですが、実際に古いヴィラを改装して作られたカフェとのことで街の日常に溶け込みながらも上質な佇まいを見せています。

店内は、古い建物の風合いを活かしたヴィンテージ感とモダンなデザイン要素が同居する空間。

剥き出しの質感を残した壁面や床の模様タイルがノスタルジックさを演出する一方で、カウンター周りの白いサブウェイタイルが新旧の対比になっています。
なお、コンパクトなお店なので、客席はさほど多くは無い。座席の特性的にも、長く居座って作業するタイプのカフェでは無さそう。サクッとカフェ時間を楽しむくらいでちょうどいいかな。

店内の一角には自家焙煎豆のパッケージやオリジナルのトートバッグ、雑貨などが並べられています。「BARISTA CHAMPIONSHIP」なる競技会で授与されたトロフィーも。

このミニトート、改めて見ると使い勝手良さそうだな…。次行ったら買おう。
「Hummingbird」のメニュー

「Hummingbird」のメニューはこちら。ロースタリーとしての高いこだわりを感じさせる内容。
コーヒー豆のラインナップは充実しており、エチオピアやケニア、ラオス産のシングルオリジンをはじめ、ベトナム・ダラットのランビアン山頂上付近の農園でアナエロビック製法を用いて精製されたカティモール種や、アナエロビック発酵を施したリベリカ種など、希少な豆まで揃っています。
また、シグネチャードリンクの工夫にも注目。タマリンドのフォームとピーナッツのトゥイルを組み合わせたコールドブリューや、自家製塩キャラメルを使用したラテなど、独自の組み合わせを楽しめる創作ドリンクが揃います。

ショーケースに並ぶペイストリーは、クロワッサンやスコーン、ブラウニー、グルテンフリーのバナナケーキなど多種多様。カフェタイムの軽食に適したちょうどいいサイズ感。
実食

「Cold brew」85,000ドンと、「Gluten-free banana cake」63,000ドンを注文。

コールドブリューは小瓶入りで提供。グラスに入っているのははお茶を凍らせて作った角氷です。

一口目はシングルオリジンならではのフルーティーで澄んだ酸味と爽やかな苦味、氷が溶けるにつれてお茶のほのかな香りと風味が馴染んでいき。飲み進めるごとに変化を楽しめます。


バナナケーキは小麦粉を使わないこともありさっくりとした食感。トッピングされたローストココナッツが香ばしく、生地と良いコントラスト。生地にはチョコチップも入っており、コクを足してくれています。

