タイ北部、馬車が走る街として知られる古都・ランパーン。古き良きタイの情緒が残るこの街で、ちょっぴり異彩を放ちながらも街並みに溶け込んでいるカフェがありました。
本記事では、タイ・ランパーンのカフェ「Yasumi cafe」をご紹介します。
「Yasumi cafe」の場所・外観

ランパーン市内中心部のBunyawat Road沿い、その角地に「Yasumi cafe」は位置しています。

建物は、タイの郊外でよく見られる感じの古いコンクリート造り。そのヴィンテージな雰囲気を活かしたデザインになっています。
特に特徴的な丸窓や経年変化した壁面の質感はそのまま残されていて、建物の歴史を感じさせますね。全くの別物であることは理解しつつも、どことなくカフェー建築を思わせる趣き。

一方、側面は日本家屋を意識した外装。無機質なコンクリートの壁に、明るい色調の木材がアクセントとして映えます。周囲は静かな住宅や古い商店が並ぶエリアで、派手な装飾は無いものの、それが却って洗練された佇まいへと繋がっています。

ミニマルでゆるーいグラフィックがカワイイ。
「Yasumi cafe」の内装・雰囲気

店内はこんな感じ。インテリアは木材を基調としており、日本の喫茶店のような親しみやすさと、モダンなカフェの快適さが共存。

店内には店名やロゴが入ったのれんが掛けられており、和の情緒を添えます。
設備的には、電源コンセントはいくつかあり。Wi-Fi有無は不明。
「Yasumi cafe」のメニュー




「Yasumi cafe」のメニューはこちら。
カフェですが、ドリンクのみならずフードメニュー(ボウル&ラップ)も扱います。日本米、そば、キヌアからベースを選べるなど、健康を意識した構成。サーモン刺身の「TOKYO BOWL」や、マッシュルームまたは豆腐を選べるベジタリアン向けのボウルなど、栄養バランスに優れていそうな選択肢が揃っています。

ドリンクに関しては、特に日本茶へのこだわりが強く感じられます。抹茶、ほうじ茶、玄米茶のラテのほか、抹茶ゆずや抹茶ココナッツといったアレンジメニューも豊富。バンコクに比べるとリーズナブルな価格設定も嬉しい。

ショーケースに並ぶ「Oyatsu」も、和の素材を活かしたものが目立ちます。抹茶タルトやユズ・ローフ、福岡クロワッサン(何故福岡!?)などなど、どれも魅力的。
実食

「Matcha Latte (Ice)」65バーツ。鮮やかな深緑色の抹茶ラテです。過剰な甘さが無いのが好印象。

「Matcha Tart」95バーツ。こちらは見た目以上に濃厚な仕上がり。

フィリングは密度が高く、生チョコやガナッシュのようななめらかで重厚なテクスチャーです。抹茶の風味が凝縮されており、後味には上品な苦味が残ります。
タルトの上にはフレッシュなイチゴが贅沢に並べられています。タイのイチゴと言えば唐辛子塩を付けて食べるイメージでしたが、そのまま食べてもちゃんと甘くて美味(流石に日本のものと比べると酸味があるけど)。タイのイチゴのレベルも上がっているのだなあ。
このクオリティの組み合わせが合わせて160バーツで楽しめるのは良いですね。地方の物価バンザイ!…まあ、日本円に換算しちゃうと800円くらいになってしまうのだけど。


