【台湾】ノスタルジーと二次元カルチャーの融合?哈瑪星に佇むカフェ&バー*湊 喫茶館@高雄

高雄市

台湾南部・高雄。

かつて港湾都市としての高雄の発展を支え、今も日本統治時代の面影を随所に残す哈瑪星(ハマセン)エリア。

近年、古い街並みや建物をリノベーションした個性的なショップが集まる場所として人気を集めていますが、その一角に日本の純喫茶のようなお店を発見!喫茶店好きとしては見逃せないと思い入ってみると…?

本記事では、高雄・哈瑪星のカフェ&バー「湊 喫茶館」をご紹介します。

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「湊 喫茶館」の場所・外観

高雄捷運(MRT)橙線・哈瑪星駅から歩いて5分ほど。周辺はかつての近代化の歴史を色濃く残すエリアで、古い民家や静かな路地が続くノスタルジックな空気が流れます。

で、こちらが「湊 喫茶店」。お店は、コンクリートの素朴な質感をそのまま活かした古い建物の1階部分に位置。どことなくカフェー建築を思わせる雰囲気がたまらんですな。

入り口の横にはお店のコンセプトや案内が書かれた案内板。大正浪漫風のテーマ喫茶館であること、女性スタッフを女給仕、男性スタッフを給仕と呼ぶことなどが紹介されています。

で、ルールを見ると、月曜から木曜は1人1杯の飲み物、金曜から日曜は1人300元の利用。サービス料10%。女給仕の写真撮影は禁止、ポラロイド写真を販売中…。この辺りで普通のカフェではないことを何となく察する。

「湊 喫茶館」の内装・雰囲気

そして木製の扉を開くと、出迎えてくれたのは…金髪&ピンク髪のお嬢さん方。え、純喫茶だと思ったらコンカフェだった?

いえいえ、コンカフェやメイド喫茶ではありません。あくまで彼女たちの服装は大正ロマンの世界観を演出するための一要素。別に付きっきりでお話してくれたりチェキ撮影したりパフォーマンスしたりオムライスに魔法をかけたりしてくれることは無いワケです。

まあ、キャラクターとしては前面に押し出されているわけですが。ピンク髪の子はUraniaちゃんというそうです。リアルUraniaちゃんも役作りばっちり。アニメ声で聞く中国語って新鮮で良い!

店内自体は、アンティークな洋館のような空間。深い色合いの木目で統一された内装は非常に重厚感があります。

奥に設けられた畳の小上がり席。低いローテーブルと座布団が置かれたエリアは、まさに大正時代に知識人たちの間で流行した和洋折衷のライフスタイルをそのまま形にしたような意匠?

日本の大正〜昭和初期にかけて、現在のスナックに近い風俗業態であるカフェーがありましたが、なんと、日本統治時代の台湾にも同じものがあった模様。「日治珈琲店文化與女給」として雑誌に特集されるくらいですからね。

なおこちらは、夜になるとバーに変身。山崎や白州、響といった日本のウイスキーや、ジャパニーズクラフトジンが並べられています。

あ、そうそう。お店に居たお兄さんが日本語をお話になる方だったので、諸々のシステムを日本語で教えてもらいました。特にコスチュームは着ておられなかったので、マネージャーか店長さんかな…。

「湊 喫茶館」のメニュー&実食

湊 喫茶館」のメニューはこちらのリンク(Google Drive)から確認できます。フードは、ハンバーグやカツなどをトッピングできるカレーをはじめ、紅酒燉牛肉(ビーフシチュー)、ミートラザニア、日式屋台風炒麺など、日本のレトロな洋食店を思わせるラインナップ。

甘味には硬めの仕上がりの昭和プリンやみたらし団子、ドリンクにはサイフォンで淹れる本格コーヒーのほか、「女給之夢」といった独自ネーミングがついた特製ドリンクや、カラフルなクリームソーダなど。特製ドリンクはプラス料金でアルコールバージョンに変更できるなど、深夜営業を見据えた構成。

CREAM SODA」の「草莓」フレーバー(180元)。透明感のある鮮やかなピンク色のグラデーションが美しく、中央にロゴマークがあしらわれたオリジナルグラスがレトロモダンな佇まいを際立たせます。トップに添えられたさくらんぼも「分かってる」組み合わせ。

咖哩飯180元)」に「漢堡排100元)」をトッピングしたもの。「漢堡(ハンバオ)」からハンバーグを想像していたのですが、メンチカツでしたね。カレールーはグレービーボートで別添えです。

ルーは、メニューに記載の通り、まろやかな甘口で濃厚な仕上がり。別添えのはちみつで更に甘々にできちゃいます。

…メニューにはレトルトや調理パックを一切使わず、すべての料理を注文を受けてから調理すると記載があったのだけど、まあ既製品かなあ。流石にカレーを一から作るのは手間かけすぎだし。メンチカツについても、ぎゅっと肉が詰まってはいるのですが、肉汁がほとんど出てこないので冷凍品かと。

だもんで(急な名古屋弁)、食事を目的に行くというよりは、大正浪漫的コンセプトと純喫茶的内装を楽しむのが良いのかなと。とは言え、週末は1人最低300元消費しないといけないので、カフェ利用の際はフード注文必須になりそうだけど。バー利用ならすぐ達しそうですね。

「湊 喫茶館」の店舗情報

お店の名前 湊 喫茶館 (Minato Cafe & Bar)
住   所 高雄市鼓山區延平里鼓元街57號
営 業 時 間 12:00~27:00
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