にんにくとトマトの赤い誘惑!「うまトマハンバーグ」がベトナム松屋に登場

日本料理

牛丼チェーン「松屋」のタインミータイ街区・グエンザーチー (Nguyễn Gia Trí) へとやって来ました。もはやリスポーン地点か、ってくらい来ております。

2024年にベトナム進出した松屋も、現在はホーチミン市内に4店舗を展開。また、2号店であるグエンザーチー店はいつの間にか24時間営業となっておりました。

そんな松屋で、9月25日より新メニューの販売が開始。日本でも愛されている「うまトマハンバーグ」が登場です。

「うまトマ」は夏の風物詩として知られ、その人気から2025年にはレギュラーメニュー入り。トマトの酸味とにんにくのパンチが効いたソースがやみつきになる逸品です。あの味がホーチミンで食べられるとな…。

タッチパネルのメニューを見ると…あ り ま し た。ベーシックな「うまトマHB定食(99,000VND)」、半熟玉子付きの「うまトマHB定食(玉子付)(109,000VND)」、そして牛肉あいがけに「牛肉あいがけうまトマHB定食(139,000VND)」の3種類がラインナップ。

うまトマHB定食(玉子付)」を注文。玄米茶(無糖)を添えて…。

来ました。ご飯、みそ汁、そしてサラダ(オニオンドレッシング)付きです。サラダのドレッシングは一時期ごまベースのものに変わったのですが、最近になってオニオンドレッシングに戻りました。元のドレッシングの方が酸味があって好きだったから、嬉しい。

真っ赤なトマトソースから立ち上る湯気と共に、食欲をダイレクトに刺激するガーリックの香りが…。食べる前から勝確である。

ハンバーグに箸を入れてみます。松屋のハンバーグと言えば、柔らかめでジューシー、かつ粗挽きならではの肉肉しさも特徴。

ゴロゴロと具材感の残るソースは、トマトのフレッシュな酸味と凝縮された旨味がベース。そこに、力強いにんにくの風味がガツンとやってきます。野菜をじっくり煮込んだような奥深い甘みにトマト由来の旨味も合わさり、米が進みすぎる…。

いつでも美味しい、松屋のご飯。メコンデルタ産のジャポニカ米をガス炊きした白ご飯は、日本で食べるものと比べても全く遜色のないクオリティ。

半熟卵に箸を入れて…。

とろりとした黄身を崩してソースと絡めます。

パンチが効いた刺激的なトマトソースに、卵黄のまろやかさとコクが加わることで、味わいが劇的に変化。クリーミーで濃厚な、上品さも感じられる味に。

ソースや卵は結構残ります。ソースだけでもご飯が進む進む。即席のうまトマ丼にして最後の一滴まで味わいたいところですが、かなりのカロリー爆弾なので、ソースを全て平らげるのはやめておきました(定食で1,000カロリー近くあります)。

いやはや、ごちそうさまでした。ジューシーなハンバーグ、食欲を掻き立てる特製ソース、そして味をまろやかにまとめる半熟玉子。この三位一体のアタックに、胃袋を鷲掴みにされること間違いなし。皆さん食べましょう。

…本当は、日本の松屋に合わせて販売開始された「コムタム風ポークライス」を取り上げようとしていたのですが、いつの間にか販売終了していました。これは予定通りなのか、それとも思ったより人気が出なかったのか…?→まだ終売していませんでした。券売機の新商品枠からなくなっていたので勘違い…。

お店の名前 MATSUYA Nguyễn Gia Trí
住   所 89-91 Nguyễn Gia Trí, Thạnh Mỹ Tây, Hồ Chí Minh
営 業 時 間 24時間
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