先日、ラオスの首都・ビエンチャンに行きました。
旅程の後半、職場へのお土産を買いに行こうとしたのですが、思わず歩みを止めてしまいました。ラオス土産ってなんだ…?
ベトナム土産なら、ベトナムコーヒー、ココナッツクラッカー、ナッツ。特別な人へのお土産ならMAROUやBINONのチョコレートなど。
「ラオス お土産」などで検索すると、手工芸品がお薦め、と表示されました。織物や竹かごを持ち帰れば良いのか?果たしてそれで「ດີ(ディー/ラオ語で「良い」)」なのか?ほかに適したお土産があるかどうか、ショッピングモール内の大型スーパーで探してみました。
マレーシア系ショッピングモール「PARKSON LAOS」
というわけで、お土産探しのために、ビエンチャン市内中心部のショッピングモール「PARKSON LAOS(パークソン・ラオス)」にやってきました。
PARKSONはマレーシアを拠点としています。ベトナムでも同名のショッピングモールを展開していますが、ベトナム法人に関しては2023年に破産申請を行いました…が、どういうわけか未だに営業が続けられています。まあ、ホーチミン市の店舗にはユニクロ・MUJI・コーナンが一挙に集まっており、閉業となると在住者的には超困るので是非続けてほしいのですが。
前日に訪れた「ITECC MALL」と比較すると、明るく現代的なショッピングモールですね。まあ、上階は電気が点いておらず空きテナントばかりのようなのですが… まるで地方の寂れた商業施設のようだ。
ラオスにもスターバックス(スタバ)があります。もちろんラオス限定のタンブラーやマグカップ等のグッズも販売されているため、コレクションしたい方はどうぞ。現在のレートだと、1個3000円程度と値は張りますが。
メニューに金額が書かれておらず、とりあえず適当に注文したのですがドリンクとペイストリーで144,000キープ(≒1,050円)。だいぶいい値段するな…
広々とした店内。ビジネスマンや若者など、地元の人たちで賑わっていました。みんな金持ってんね…
大型スーパーでお土産を探そう
地下フロアのスーパーマーケット「PARKSON SUPERMARKET」にやって来ました。
まず目についたのは、野菜や果物のチップス。一袋35,000~50,000キープ(≒255~365円)とお手頃ですが、個包装ではないため大人数へのバラマキには向かなさそう。
お次はラオスコーヒー。ラオスはコーヒーの生産で知られており、高原地帯では年間2万トンのコーヒーが生産されているとのこと。苦味が控えめで、ほのかな酸味と甘味がある爽やかな風味が特徴です。
こちらの「DAO COFFEE」というブランドなんかは、豆だけではなく個包装のインスタントコーヒーもあり、バラマキ土産として良さそう。ちなみにベトナムでも、クアンチ省などラオス国境付近のエリアに行くと密輸されたと思しきものが売られてゲフンゲフン
こちらなんかはギフト用にパッケージされていますが、お値段は驚きの63万キープ(≒4590円)。…この価値を理解できる人は限られると思うのだが。
個人的にアリかな、と思ったのは「SAVANAH LAO」のドライバナナをチョコレートでコーティングしたお菓子。ラオスはバナナの生産でも近年注目されています。
ドライバナナと言っても、チップスのようなサクサクした食感ではなく、水分を残したしっとり&ねっとりとしたものです。ストロベリーチョコ、抹茶チョコ、パッションフルーツチョコなど、フレーバーも充実しています。大箱のものは10万キープ(≒730円)。
ちなみに、並べて売られているこの「JIRAPORN」はタイ製品なので注意しましょう。いや、こちらも美味しいのですが。
ラオスコーヒーとドライバナナの包装はこんな感じです
最終的には、「DAO COFFEE」のハンドドリップコーヒー(ブラック)1箱と、「SAVANAH LAO」のドライバナナ3箱を購入しました。
ハンドドリップコーヒーは5袋入り。
ドライバナナは、抹茶チョコ味は7袋入っていたのですが、
パッションフルーツチョコ味は9袋入っていました。どうやら内容量にかなりのばらつきがあるようです。(個数じゃなくて重量で決めているとは思うのですが)
「ラオスに行ってきました(行ってきます)」と言うと「へー!…で、ラオスって何があるの?」と聞かれたり、スポットライトがなかなか当たらない不憫な国ですが、こういう特産品もあるんだよ!ということで。