台湾のジョイフルはドリンクバー無料だし、ご飯・味噌汁のおかわりが自由

台湾

台湾南部・第三の都市である高雄に来ています。

翌朝の直行便でホーチミン市に帰るため、空港近くに宿を取りました。で、近辺でばらまき用のお土産を買おうとしたのですが…ろくにスーパーが無いぞ。そんなわけでMRTに乗ってカルフール(家樂福)成功店へとやって来たのだ。

その一角に、あの黄色い看板を見つけたのです。

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台湾に展開するジョイフル

そう、九州を中心に西日本で絶大な人気を誇るファミリーレストラン「ジョイフル」です。

ジョイフルと言えば、「地域で一番安価で、一番身近なレストラン」をモットーに、お手頃価格で数々の料理を提供する親しみやすいファミレス。中核都市のみならず、コンビニが立地していないような町にも店舗を展開し、地域のコミュニティセンターとしての役割をも果たしています。

あとは、朝帯の時間だけ提供される「おてごろモーニング」に加えて、24時間いつでも注文できるまんぞくモーニング」を提供していることでもお馴染み。24時間利用可能なモーニングとは…?

ロゴのそばには「日本九州家庭料理」という文字が。台湾での名称は「台灣珍有福」であり、日本の、特に九州発祥のレストランであることを現地の人々に向けてしっかりとアピール。

ジョイフルが台湾に進出したのは2016年。台北を皮切りに、現在では台湾の主要都市で店舗を展開しているようです。ハンバーグやステーキ、とんかつ、ラーメンまで何でも揃う、日本の「総合型ファミリーレストラン」という業態はやはりまだ珍しい模様。

ジョイフルの店内の様子

店内は木目調で統一されており、日本のファミレスそのもの。

壁には「西日本最大規模」と書かれた日本の地図があります。

さて、ファミレスではお馴染みのドリンクバー(無限暢飲)ですが、台湾ジョイフルではこれが無料。さらに「免費續碗」の言葉通り、ご飯と味噌汁のおかわりも自由なのです。

セルフサービスコーナーには大きな業務用の炊飯器とスープジャーが鎮座しており、「每日現煮 味噌湯(毎日作る味噌汁)」の文字が。ついでに、ポップコーンも無料でいただけます。

ドリンクバーのラインナップも充実。ドイツのブランド「WMF」社製のコーヒーマシンが2台も並び、挽きたての本格的なコーヒーが楽しめます。

こちらは定番のコカ・コーラやスプライトなどの炭酸飲料。ミニッツメイドがあるのが嬉しい。

タッチパネル式の最新ディスペンサーには「水蜜桃(ピーチジュース)」や「蘋果醋(リンゴ酢)」、「原味乳酸飲(乳酸菌飲料)」といった、ちょっと試してみたくなるドリンクまで揃っていました。

台湾ジョイフルのメニュー

注文は、各テーブルに置かれたQRコードを自分のスマートフォンで読み取るモバイルオーダー形式。

メニューはこちら。ハンバーグ、とんかつ定食、ラーメン、カレーライス、パスタ、ドリア…等々、日本のジョイフルからメニュー数は抑えつつもしっかり流れを汲んでいるカンジ。

実食。安定のほっとするお味

今回「牛肉漢堡排&太陽蛋定食(ビーフハンバーグ&目玉焼き定食)」を注文。価格は259元(+サービス料)。

「じゅわ~っと肉汁が」とか「牛肉100%ならではのしっかりとした肉々しい食感が」とか「甘辛い和風ベースのソースのコクが」とか、そういうのは無いのですが…でも、これで良いんだよと言いたくなるホッとする味。なんと言っても「日本の家庭料理」ですからね。

目玉焼きをそっと崩すと、とろりとした濃厚な黄身が流れ出し、ハンバーグとソースに絡みつきます。ちなみに気分によっては、目玉焼きの白身だけ先に食べて、黄身は崩さずご飯の上に乗せて食べることもあります(自分語り)。

余談ですが、こちらのカルフールには丸亀製麺も入っていました。で、その期間限定メニューがなんとこちらの「二郎系叉焼うどん」。すげーや台湾。

お店の名前 Joyfull台灣珍有福 高雄成功店
住   所 高雄市前鎮區中華五路1111號1樓 (家樂福成功店)
営 業 時 間 10:30 〜 21:30