海が好きです。海遊びが好きなのではなく、ただ海の近くにいることで癒やされるのです。
なんとなくストレスを感じたり行き詰まったとき、ふらーっと1泊2日でブンタウ (Vũng Tàu) まで行きます。ブンタウは、バリア・ブンタウ省の省都であり、ホーチミン市から車に乗って2時間で行ける港町。この記事では、私なりのブンタウの楽しみ方をご紹介します。
リムジンバスに乗ってブンタウへ行こう
と、いうわけで、ホーチミン市1区のグエンタイビン (Nguyễn Thái Bình) 通りまでやってきました。
ブンタウへの交通手段はいくつかありますが、個人的にはリムジンバス一択。同通りにいくつかバス会社が並びますが、私はVie Limo推し。
推しポイント①
推しポイント②
途中、サービスエリアみたいなところで休憩があります。
置いてかれたらどうしよう、という思いが先行してしまい、トイレを利用するくらいでじっくり中を見たことはないが、まあこんな感じ。
ブンタウの宿泊先まで送っていってくれる他、Vie Limoのオフィスでも降りることができます。あまりメリットは無いが…
やりたいこと①絶品ピザを楽しむ
ブンタウに有名なイタリアンのお店が2つあります。
ひとつは「David Pizzeria」。レストラン前には海が広がり、ロケーション抜群。
もうひとつは「Luca Pizza & Italian Restaurant」。ロケーションはDavidに負けますが(店の真ん前は農道)、味ではDavidに負けず劣らず…!と思います。今回はLucaをご紹介。
店の中に、スキンヘッドな白人のおじさんが座っていたので、「外見からしてイタリア系だな。本場の人間の胃袋をも掴むくらい本格的なイタリアンが食べられるんだろうなあ」と期待に胸を膨らませていたのですが、何のことはない、お店の方でした(オーナー、では無いのかな?)。ちなみにそのおじさん、自分でピザの配達も行きます。働きすぎ!
ここの、パリッ、モチッとした生地が本当に美味しいのです…。鼻孔をくすぐる芳香もタマランチ会長(古)!ベトナムはチーズが高いのですが、ふんだんに使ってくれています。それでいて、価格は手頃なのが嬉しい。
やりたいこと②あえて日本食を食べる
ブンタウは都会なので、日本食の選択肢も豊富です。日系の店もあるみたいですが、ローカル日本食を探索するのもおすすめ。
ローカル日本食のひとつ、「SUSHI TOKYO」。
港町だからか、それとも保存が上手いのか?とにかく刺身が瑞々しく美味しい!
惜しむらくは、白ご飯がどう考えても日本米ではなかったことでしょうか。
やりたいこと③バックビーチで過ごす
ブンタウ市街地東に広がるバックビーチ。
ビーチチェアや椅子を借りて、2〜3時間くらいぼーっとすると良いです。
ビーチの中で飲み物を買えば、自動的に椅子とテーブルの使用権利をゲット。
楽しそうだなあ。みんな、自分のいないところで楽しくしてるんだよね(?)。いつもそうだ…
人間観察。
夜のバックビーチも賑やかで楽しいです。
なぜベトナム人は意味もなく集まってしまうのか。でもそういうところが好き…
シャボン玉の行商が多い。
やりたいこと④ホテルステイを楽しむ
雨季でも大丈夫!オフシーズンの5つ星ホテルは安いので、ホテルステイを楽しみましょう。
以前、5つ星のPullman Vung Tauに宿泊しました。以下の動画を見てください(投げやり)
このときは、Executive RoomにClub Roungeのアクセス権まで付いて、約350万ドン(≒21,300円)でした。最安プランだと200万ドン程度からと、5つ星ホテルとしては破格…
やりたいこと⑤あえて一人で海鮮
Pullman Vung Tau辺りの向かいに、海鮮レストランが固まっています。
一番賑わっているのはここかな?
周りを見渡しても一人客なんて自分だけですが、キニシナイ。
まあー、貝料理ならホーチミン4区とかでも食べられるし、何ならそっちの方が安いまであるのですが、おすすめは焼き魚。こちらはサバです。
身がふわふわで、ほどよく脂が乗っており美味かった…!一人で食べるにはきついかなーと思ったのですが、ぎりぎり完食できるサイズでした。
あとはマテ貝の空芯菜炒めや、タコのグリルですかね。無難に。
週末は海を見てリフレッシュしよう
とにかくブンタウって「ちょうどいい」んですよね。ホーチミン市から近く、栄えていて買い物や食事に困らず、それでも普段とは違う非日常感はしっかり味わえて。
海は擦り切れた心を優しく包み、きっと何かを教えてくれるはず。…あっ、何か急にスピリチュアル的な話になってる!?