食事から深夜の締めまで思いのまま、安心して飲めるレタントン路地のバー*Confidential@サイゴン街区

バー

ホーチミン市屈指の日本人街として知られるレタントンエリア。近年は日本人のプレゼンスが低下気味ではあるものの、その存在感は健在。メインの通りから一歩、ヘムと呼ばれる路地に足を踏み入れると、そこはネオンや赤提灯が犇めく猥雑オブ猥雑な街並み。どっぷり浸かっている人と滅多に行かない人ではっきり分かれるエリアではないでしょうか。

私は飲み会とかが無い限りレタントンエリアには殆ど近寄らないのですが、そんな中、ヘムの中に新しくオープンしたバー「Confidential」にお声がけいただきお店を訪れました。アンチレタントンの私でも楽しめるのか!?本記事でご紹介します。

「Confidential」の場所・雰囲気

ということでやって来ました、レタントン通り15Bの路地。日本食店やバーがびっしりと軒を連ねていますが、実は私、4年住んでいて足を踏み入れるのは初めて…。

お店があるのはヘムに入ってすぐ。「Choi Oi Noodle」の隣、「Sushi Tiger」の斜め向かいです。ヘム内でメインとなるエリアの反対側にあるので、比較的人通りが少なく安心。

こちらはオーナーのエリさん。香港とフランスのルーツを持つベトナム人で、日本語を含む多言語を流暢に操ります。バー以外にも様々なビジネスを手がけておられるそうで、この日はモンゴル出張から戻ったばかりにも関わらずお店に駆けつけていただきました。気さくな人柄で、お土産のミニウォッカやお菓子を振舞ってくれましたよ。

店内は赤みを帯びた照明が空間全体を包み込んでいます。カウンター席を中心としたこぢんまりとした造りで、天井の照明には格子状の意匠が施されるなど和モダンなノスタルジー。

照明はアプリ操作によって色合いを柔軟に変えられるほか、モニターを使って好みの音楽を流すことも可能です。時折店頭にDJを招いたイベントも開催されるなど、訪れる客に合わせて場のムードが作られていく柔軟さがあります。

カウンターには多岐にわたる日本語の本がぎっしり。お酒を片手に気になった本をパラパラとめくってみても良いかも?これらはエリさんの元日本人パートナーが残していった私物だそうで…。ゴルフの本やらプロジェクトマネジメントの本、子供向けの本まであり、容易にプロファイリング出来てしまうのが生々しい。

「Confidential」のメニュー&出前メニュー

ドリンクメニューは、定番のハイボールやサワー類から創作カクテル、ウイスキーまで。レタントン周辺のバーとしては比較的手頃かつ明朗な価格設定で安心ですね。

Matcha Gin Tonic(抹茶ジントニック)」179,000ドンは、ジンのボタニカルな香りに抹茶の深い苦味と鮮やかな緑色が重なる一杯。「Yuzu Umeshu Spritz(ゆず梅酒スプリッツ)」169,000ドンも映えそう。

フードメニューは無いですが、乾きものであれば出してくれます。この日はビーフジャーキーやクラッカー、ピクルスなどお酒が進む小皿が用意されました。

また、提携している日系の居酒屋「MODIS」から食事を注文することも可能。パスタやピザ、揚げ物やご飯ものなど、80種類以上におよぶしっかりした料理を席にいながら注文できます。深夜3時まで営業しているお店(※日曜のみ翌0時まで)なので、他の飲食店が閉まるような時間帯でも食事ができるのがうれしいですね。

我々が過ごした楽しい時間をご覧ください

えーと…とりあえず、スタッフさんも交えて食べ・飲みまくろう!「MODIS」からオーダーしたフードが到着しました。

「ブルーチーズピザ」は、極薄の生地がサクサクとした軽い食感で、添えられたハチミツをかけるとチーズの塩気と甘みが絶妙にマッチ。「フレッシュトマトピザ」も重すぎず、お酒の合間にシェアするのに適したサイズ感。居酒屋感覚でつまめる「ジューシー唐揚げ」や「リブアイステーキ」、「タコの唐揚げ」なども出来立ての状態で届けられ、バーにいながら食事処としても十分満足できる充実ぶりでした。

向かいの「牛めし屋」の店頭からメニューを強奪借りてきて吟味するエリさん。店主同士が顔見知りで繋がっている路地裏ならではの緩やさがあり、空腹で訪れても柔軟に対応してくれるのが嬉しいところ。

モンゴル土産のミニウォッカたち。かわいらしい見た目ですがめっちゃ強そう…。

最後の最後にテキーラショットが提供。あ、当然私は飲んでおりません(下戸なので)。ショットグラスの縁にチリパウダーが添えられ、ライムを絞ってテキーラを一気に飲み干したあと、小皿に入ったタバスコを少し舐めるという刺激的な飲み方で、場を盛り上げる小道具として活躍すること間違いなし!?

明朗会計で安心して飲めるバー

さて、路地裏―それもレタントンのバーと聞くと、料金体系や客引きに不安を感じる方もいるかもしれませんが、「Confidential」では会計の透明性にきっちり配慮。エリさんとしてもここはアピールしたいポイントだそうで。

スタッフへドリンクをご馳走する場合や、他店からコンパニオン(って呼び方でいいんですかね)を呼ぶ場合のドリンク代は1杯一律200,000ドン。注文のたびにカウンターに置かれた数取器をカチリと鳴らしてカウントしていきます。客の目の前で杯数を記録しレシートとも照合されるため、不明瞭な請求が発生する心配はありません。

当然ながらコンパニオンを付ける必要は一切無いですし、女性客のみでも安心して立ち寄れる健全な空間作りを徹底しているとのこと。

「Confidential」の店舗情報

Confidential」をご紹介しました。こうやって振り返ると、洗練を極めたオーセンティックバーというよりは、日本の地方都市にあるようなクセ強めのスナックやバーみたいな感じ!?周辺の飲食店が閉まり始める時間を過ぎても朝まで営業しているため、遅い時間に安心して飲める拠点としても重宝します。居心地の良い深夜の止まり木を探しているときの候補に入れておきたい一軒でした。

以下、取材に同行してくれた同行者からのフィードバックでございます(普段から飲み歩いているのでナイトライフへの知見は私より豊富なはず)。

  • 気さくな店員たち(会話、トーク、酒の配合を客の好みに合わせて考えてくれる、タバコくれる)
  • 明朗会計
  • 外から食べ物頼める(これはバーにしては結構でかいポイント)
  • 周辺が大体1時ぐらいで静まり返える時間でも朝まで空いてるため飲みに行ける
  • 好きな音楽入れられる
  • LEDで好きなムードに変えられる
  • 多言語対応で、日本語日本語した環境が嫌な人もレタントンおじさんも楽しめるインターナショナルなバー

お店の名前 Confidential
住   所 15B/25 Lê Thánh Tôn, Sài Gòn, HCMC
営 業 時 間 17:00~29:00

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