台湾第三の都市・高雄にやって来ました。
旅の拠点となるホテル選びは、特に海外では重要ですよね。しかし、コスパの良いベトナム国内のホテルに慣れてしまっているからか、なかなか「これは!」という宿が見つからない。
上記の記事でも触れましたが、私にとって大事なのがトイレ事情。温水洗浄便座とまでは言いませんが、東南アジア圏によくあるような手持ちシャワーが必須なのです。
そんな折、私のトイレへのこだわりを解決し、尚且つ高雄駅至近のホテルを見つけました。
本記事では、高雄のホテル「御宿商旅 (Royal Hotel) 站前館」をご紹介します。
「御宿商旅 站前館」へのアクセス

高雄の玄関口である「高雄駅」。ここ数年でリニューアルされ、広大な地下空間を持つ非常にモダンで美しい駅舎に生まれ変わっています。

駅からホテルまでは徒歩5〜6分。駅自体広く、改札から外に出るのが案外大変なので、実際はもう少し時間がかかるかも。

それにしても台湾の歩道は歩きやすくていいね…。スーツケースのホイールが引っかかることもなく、また段差も少ないので快適快適!

「御宿商旅 (Royal Hotel)」は、高雄市内に複数のビジネスホテルおよびモーテルを展開するホテルチェーン。「站前館」はビジネスホテルタイプです。
ホテルは遠くからでも一目でわかる、カラフル外観をしています。昼間は青空に映える虹色の壁面が目印となり、夜はネオンが灯るモダンな姿に。

ロビー横のラウンジスペース。レセプションは小ぢんまりとしたカンジ。チェックインは爆速でした(特に何かにサインをした記憶もない)。
「御宿商旅 站前館」のお部屋

今回宿泊したのは「雙人套房」というダブルベッドのお部屋。Expediaで予約、ベトナムドン建てで決済して、1泊130万ドン(執筆時点で約7,275円)でした。

デスク周りには電源コンセントが複数あり、PC作業やスマホの充電も問題なし。強いて言うならベッド横にもコンセントが欲しかった。
あと、うっかりしていたのですが、台湾で一般的なプラグ形状は日本と同じ「Aタイプ」のため、ベトナムから持ってきたCタイプの急速充電器が使えなかったのであった…(ベトナムはAタイプとCタイプ併用)。
こういうの、日本から海外旅行するときは事前に調べるなどして気をつけてたのに、ベトナム移住してから全然気にしなくなっちゃったな…。

使い捨てのスリッパがあるのが嬉しい。余ったやつは貰っていこう…。


無料のミネラルウォーターや、台湾で人気の「伯朗咖啡(Mr. Brown Coffee)」のインスタントコーヒー、お茶などが用意されています。

バスルームは白と鮮やかなブルーのタイルが印象的な空間。トイレのハンドシャワーは私的マスト。2025年より、台湾のホテルでは歯ブラシなどの使い捨てアメニティの提供が廃止されているため、持参しましょう。

シャワーブースにはシャンプーとボディソープが備え付けられています。
全体的にはまあ良い感じだったのですが、チェックイン時点で部屋内に虫が複数匹いたのが気になった。蛇口捻ったら虫が飛び上がってきてビビり倒したわよ。
「御宿商旅 站前館」の設備

こちらのホテルで良かったのが、宿泊者が無料で利用できるセルフランドリールーム。洗剤まで無料で提供されているので、完全に手ぶらで洗濯ができます。これは日本のビジネスホテルでもなかなか無いサービス。

洗濯機、乾燥機、そしてドラム式の洗濯乾燥機まで完備。広々とした物干しスペースにはハンガーも設置されており、乾燥機にかけたくない衣類も干せます。利用は自己責任でね!
「御宿商旅 站前館」の朝食ビュッフェ


これまた珍しい、無料の朝食ビュッフェ。ビュッフェ台には、麻婆豆腐や肉そぼろ、炒め物といった台湾らしい料理から、スクランブルエッグ、パンといった洋食メニューまで、豊富な料理が並びます。

台湾の朝の定番であるお粥も。

ドリンクも、コーヒーやジュースだけでなく豆乳まで。

極めつけは、朝から数種類のアイスクリームが食べ放題!最高かな…。
「御宿商旅 站前館」の周辺情報

ホテル付近は、駅近ということで複数の飲食店やコンビニがあり困りません。画像はセブンイレブンのちいかわコラボどら焼き。

高雄の夜市の超定番「六合觀光夜市」も徒歩圏内。

世界で2番目に美しい地下鉄駅(これ誰が言い出したんですかね)「美麗島駅」も、徒歩で行けます。綺羅びやかな駅構内は必見。
「御宿商旅 站前館」の施設情報

高雄駅近くのホテル「御宿商旅 (Royal Hotel) 站前館」をご紹介しました。
駅近の好立地、ビジネスホテルらしくコンパクトにまとまった部屋、ランドリーサービス、無料朝食ビュッフェ…これはまさに、高雄の「スーパーホテル」と呼んでも過言ではないんじゃないか?何だかんだで、今後も高雄旅行の定宿になりそうです。