【宿泊記】埠頭も近い、海の見えるホテル「Chanky Hotel Phú Quý」宿泊レポ@フークイ島

ビントゥアン

ベトナム南東部、ビントゥアン省 (Bình Thuận) の省都・ファンティエット (Phan Thiết) から、南東約120kmの沖合に位置する離島「フークイ島 (Phú Quý)」を訪れました。

せっかく離島を訪れるのだから、腰を据えて観光するために最低でも数泊はしたいですね。宿についてですが、まだまだ開発がされていない島なので、有名チェーンのホテル等は無く、小規模で安価なホステルやモーテル、ホームステイが中心です。

本記事では、私がフークイ島で宿泊したホテル「Chanky Hotel Phú Quý」をご紹介します。

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「Chanky Hotel Phú Quý」の予約

フークイ島内のホテルは、「Booking.com」や「Trip.com」などでも予約が可能ですが、ホテルによっては掲載されていない、または掲載されていても、FacebookのMessenger等から直接問い合わせるほうが安く予約できることもあります。

Chanky Hotel Phú Quý」は公式サイトがあり、お部屋の様子を確認できる他、予約も可能であるように見えます。

と、いうことで、予約リクエストを送信。自動返信のメールも届いたのですが…その後の連絡が来ない

またこのパターンか(参考①参考②)…と思いつつ、Messengerで問い合わせ。例によって予約は出来ていなかったので、Messenger上のやり取りで予約を確定させました。その際、デポジットの送金を求められました。

ホテル予約サイト経由の予約であれば、こんなことにはならないと思うので、ご安心ください。ただ、直接問い合わせて予約するのが最安だと思われるので、節約したい方はこの方法でどうぞ。連休だったにも関わらず、割増料金じゃなかったのはラッキー。

「Chanky Hotel Phú Quý」へのアクセス

ファンティエットから高速船でフークイ島へやって来て降り立つ埠頭、そこから1.5km程度の距離に「Chanky Hotel Phú Quý」はあります。

ホテルのスタッフが、埠頭までレンタルバイクを持ってきてくれますので、到着したら事前に聞いていた電話番号にZaloで連絡。スタッフのバイクに先導されるがまま、後をバイクで追いかけます。

道中、未舗装路を突っ切ったりしながらも、「Chanky Hotel Phú Quý」に到着。この近辺は多くのホテルやゲストハウスが軒を連ねます。

「Chanky Hotel Phú Quý」に到着

ホテル…と言うよりは民宿といった感じの雰囲気ですが、設備は比較的新しく、清潔感も保たれています。

驚いたことに、エレベーターがある!まさか、この規模の離島にエレベーターがあるとは思わないでしょう。本土から持ってきて取り付けたにしても、メンテナンスできる技術者や部品はこの島にあるのだろうか…。

チェックインは12時以降に可能なので、それまではレンタルバイクで島を回っておいで、とのこと。

バイクのレンタル料は、1泊につき150,000ドン。支払いはチェックアウト時に行います。充てがわれたのは、HONDAの名機・VISION。スクーターなのでチャリみたいなものです。まあ、燃料計が壊れてたんですけども。

いやあ、燃料満タン入っているだろうと思ったら、2日目の途中でエンストしてしまいました。不幸中の幸いとして、エンストした地点のすぐそばに、ガソリンを売っている売店があったのですけどね。カンボジアとかでよく見る、ペットボトル入りのガソリンです。一応、埠頭まで行くとガソリンスタンドがあるけど。

なお、チェックアウト時は、「埠頭までバイクに乗っていっていいよ」とのことでした。そして「キーは差したまま放置していって大丈夫」とも。おおらか!島の治安は思った以上に良いみたい。

「Chanky Hotel Phú Quý」のお部屋

今回予約したお部屋は「DELUXE ROOM」。先述の通り直接予約し、1泊あたり650,000ドンでした(≒3,650円)。なお、朝食の提供はありません。

自然光を2方向から取り込む、大きな窓が特徴の開放感あるお部屋。海はちらっとだけ見えます。「Partially Sea View」ってやつ?(ものは言いよう)

ミニバー、あります。ペットボトルのお水も1日2本、無料で貰えます。

アメニティも、ホテルのロゴ入りのものだったりして、この規模のホテルとしては頑張っているのでは。コップが汚いですが…ま、まあ洗えば良いし。

部屋の至るところ(4〜5箇所くらい)にコンセントがあります。便利。

ドライヤーは、本来であれば壁に取り付けて使うタイプなのだと思うのですが…なぜかこのまま置かれていました。ちょっと使いにくい。

ルームスリッパもあります。絶対ナイキじゃない、ナイキのロゴ入りサンダル。

シャワールーム。シャワーとトイレが仕切りも無く一体となっていますが…まあしょうがない。洗面台が広いのは◎。お湯は、出たり出なかったり。

と、重箱の隅をつつくようなことをあれこれ言ってきましたが、基本的には快適な滞在でした。不潔感は無かったし、虫も湧いてこなかったし。「離島のホテル」という時点で、ホンソン島のホテルを思い出して警戒していたのですが、杞憂でしたね。

不満を言うとしたら、夜中も廊下の電気が煌々と光を放っており、部屋の電気を消しても中々寝付けなかったことかな…。

「Chanky Hotel Phú Quý」周辺情報

ホテル周辺の紹介。

近辺には朝食を食べられるところがいくつかあります。路上の屋台またはローカル食堂がメインですが。

余談だけど、上の写真にもあるように、フークイ島、やけに犬が多い。どの子も基本的には気性は穏やかですが、噛まれたりしないように注意。

米粉の蒸し焼き一口パンケーキ「Bánh Căn(バインカン)」を食べられるお店があります。イカ・ウズラの卵の、2種類のトッピング。千切り青マンゴーと一緒にどうぞ。

ヌックチャム(つけダレ)は、肉団子入り。うまし。

何の変哲もない路地に、謎の行列が。なんだなんだ?

どうやらこの1本の木が屈指の映えスポットらしく、写真撮影のために皆さん行列を作っていたのでした。

いや、確かに背後の海含めてキレイ(すっきりしていて余計なものが無い感じ)だけど…コンテンツとしては弱くない!?ううむ、相容れぬな…。しかもこの行列、朝の7時くらいから出来てるんですよ。

あと、この坂道も映えスポットらしいですよ。

個人的には「ベトナム人は坂が好き」説、あると思います。「何でもない坂道が突然写真スポットになり、交通の妨げになって近隣住民が迷惑している」というニュース、ベトナムメディアでたまに見る気がするし。

「Chanky Hotel Phú Quý」の施設情報

ホテル名称 Chanky Hotel Phú Quý
住   所 55 Phan Bội Châu, Phú Quý, Bình Thuận
公式サイト Facebook