ベトナム・フエ市内中心部、パフュームリバー沿いに位置する4つ星ホテル「Mường Thanh Holiday Hue(ムオンタン・ホリデイ・フエ)」に宿泊しました。
「Mường Thanh Holiday Hue」は、ベトナム地場系では最大級のホテルチェーンである「ムオンタンホテルグループ」が「Holiday」ブランドで展開する中級ホテル。立地も良く、チョイスとしては無難そうに思えますが…?
本記事では「Mường Thanh Holiday Hue」の基本情報やアクセス、お部屋の様子や設備を紹介します。
「Mường Thanh Holiday Hue」へのアクセス
ベトナム中部に位置する都市・フエ。最後の王朝・グエン朝が眠る古都でもあり、王宮を始めとする歴史的建造物は多くの人を魅了します。
「Mường Thanh Holiday Hue」が位置するのは、そんなフエ市内の中心部。最寄りの空港である「フーバイ国際空港」からは車で30分程度と、アクセスも悪くありません。
ちなみに、フエ市内の移動には「Grab」や「Xanh SM」といった配車アプリが使用可能。いずれも空港・ホテル間の運賃は21〜22万ドン程度でした。ご参考まで。
「Mường Thanh Holiday Hue」へ到着
外観は、まあ中級ホテルではよく見る感じ。ベトナムの一大コーヒーチェーン・ハイランズコーヒーも併設されています。
決して安っぽくは無いですが、少し年季を感じるロビー。
ちなみにフロント傍には、フエの観光マップが設置されていました。中にはJICA協力のもと作成された、日本語の「フエまちあるきマップ」なんてものも。
…めちゃくちゃ余っているように見えるのだが、フエを訪れる日本人が減っているのだろうか。ベトナムリピーターの方は是非フエ旅行をご検討ください。人がみんな温かいよ!
「Mường Thanh Holiday Hue」のお部屋・料金
今回予約した部屋は「Deluxe King Room with River View」。Trip.comで予約し、2泊で297万ドン(≒18,500円)。
無料でもらえる水(Dasani)が2本。1.5Lの方は有料なのでご注意。
コンセントが微妙に使いにくい位置にあるな…。まあ、ホテルができた当初はそこまで気にしていなかっただろうけど、今はスマホの充電とかあるから、コンセントの位置は大事。
こちらはバスルーム。
バスタブとシャワーが一体になっているタイプのやーつ。お湯が出始めるのは早く、水圧も問題なし。
アメニティの少なさは不満かな。石鹸・シャワージェル・シャンプーがありますが、他の4つ星ホテルだとそれらに加えてコンディショナーやボディローションもあることが多いので…。
そういえば、バスローブが無いのも意外だった。今まで泊まったベトナム国内の中級以上のホテルにはどこもバスローブがあったような。
バルコニーからの眺め。《一部》リバービューって感じかしらね…。
なお、大変不満だったのがWi-Fiの速度。私が滞在している間は全く使い物にならなかったため、ビジネス用途などの宿泊で、お部屋で作業されたい方は要注意。いざというときは併設されているハイランズコーヒーに行った方がよさそう。500kbpsって、速度制限かかったときじゃあるまいし…
「Mường Thanh Holiday Hue」のプール
2階にプールがあります。隣には小さいですがジムも併設。
「Mường Thanh Holiday Hue」の朝食ビュッフェ
朝食ビュッフェも利用しました。料理は基本的にベトナム人向けというか、あまり国際色のあるラインナップでは無かった印象。
フエらしく、ヌードルコーナーにはブンボーフエが。
まあ折角なので、連泊する場合は1日はホテルの朝食ビュッフェ、他の日は外に食べに行く…とかでも良いかと。
「Mường Thanh Holiday Hue」の周辺環境
中心部なのでホテルの周辺も便利です。すぐ近くのウォーキングストリートには飲食店が集まっているので、食事に困ることも無いはず。
世界遺産・グエン朝王宮建造物群の入口である午門までは2kmほど。Grab Bikeなら5分くらいで到着します。
フエ最古の寺・ティエンムー寺までは6kmと微妙に距離がありますが、Grab Bikeで普通に行ってくれます。
まとめ&「Mường Thanh Holiday Hue」の基本情報
フエの4つ星ホテル「Mường Thanh Holiday Hue」をご紹介しました。
安心と信頼のムオンタン系列ということで、無難・オブ・無難だと思い予約したのですが、痒いところに手が届かないもどかしさもありました。個人的にはWi-Fiが致命的。
とは言えロケーションは良いし、宿泊費も他の4つ星ホテルと比べるとお手頃なので、細かいところが気にならなければ選択肢に含めて良いかと思います。