タイ・バンコクの夜の楽しみ方として、欠かすことのできないアクティビティがルーフトップバー。数ある人気店の中でも注目を集めるバーといえば、スクンビットエリアに位置する「Tichuca Rooftop Bar(ティチュカ)」です。
映え映えな「光る巨木」のオブジェでお馴染みのこちらのバー。本記事では「Tichuca」のシステム・入店の流れ・メニュー・景色等々、ねっとりと解説しちゃいます。
「Tichuca」の場所・アクセス
「Tichuca」が位置するのは、バンコク有数の高級住宅街であり、洗練されたショップやレストランが集まる「トンロー(Thong Lo)」。在住日本人が多く集まるエリアですね。

最寄り駅はBTSスクンビットライン・トンロー駅で、駅からはスカイウォークで近くまで行くことが可能。迷うことなくアクセスできる点は、旅行者にとってもメリットです。

「Tichuka」が入っているのは、2019年に竣工した「T-One Building」というオフィスビル。このビル自体が非常に特徴的な形をしており、ガラス張りの外壁がねじれながら空に向かって伸びていくような、彫刻的で近未来的なデザインが目を引きます。Tichucaはこのビルの46階から最上階にかけて展開。
「Tichuca」入店の流れ

Tichucaは人気店であるため、入店までにはいくつかのステップを踏む必要があります。

まず、ビル1階のロビーにある受付カウンターで人数を伝えます。その際、パスポートの原本提示が必須。また、20歳未満は入店できません。
このとき、オープン直後の17時20分くらいだったのですが…席は予約で全て埋まっており、スタンディングシートのみになるとのこと。
そもそも、ネットの情報を見ると「予約は受け付けていない(ウォークインのみ)」となっていたのですよねえ…。ただ、今公式サイトを見たところ、予約受付ページ(URL)が存在しているため、ルールが変わったのかもしれない。

受付を済ませると、その先にあるカウンターでドリンクの注文と会計を最初に行います。メニューを確認し、ここで支払いを済ませるスタイルです。入店の証としてオレンジ色のリストバンドを巻いてもらいます。

会計後、案内スタッフに従ってエレベーターホールへ向かいます。壁面のタッチパネルで40階または45階の行き先を指定するタイプ。

まずは中継階(40階または45階)まで上がり、そこからさらに別の46階行きエレベーターへと乗り換えます。
「Tichuca」のメニュー

Tichucaのメニューはこちら。タイらしく、トロピカルフルーツやハーブを多用したクリエイティブなものが目を引きます。表示価格に加えて、サービス料10%とVAT7%が加算されますが…まあショバ代ということで。
「Tichuca」の店内・景色

ということで46階に到着。注文時のレシートをカウンターで渡します。

フロアに足を踏み入れてまず目に飛び込んでくるのは、バーカウンターの中央にそびえ立つ巨大な木のオブジェ。

無数の木製スリットが吊り下げられたこちらのオブジェは、日が落ちると赤やオレンジのLED照明で彩られ、夜風に揺られながらまるで有機物のように光り輝きます。この、サイバーパンクとネイチャーが融合したような雰囲気こそがハイライト。

店内は竹や木材を多用したカウンターやテーブルで構成されており、どこかジャングルのようで野性的。壁面には緑の植物が這わされ、大きな「T」のロゴが。

さて、目につく座席は全て「Reserved」になっているため、立ち席を探して彷徨うことに…。

漂うチャラい雰囲気からもわかる通り、ドレスコードはさほど厳密ではありません。短パンどころかサンダルの人まで居たし。我々もショートパンツでしたが問題無く入場。

というわけで非常階段のような無骨な階段を上り最上階へ。視界を遮る壁が一切存在しない、超絶開放的なビュー。まだ混雑しておらず、さらにカウンター席を人数分であるちょうど3席確保!

西側には沈みゆく夕日を真正面に望むことができ、空が階調を変えていくマジックアワーは圧巻。

足元にはBTSの線路やトンローの街並みが広がり、遠くにはバンコクを代表する他の高層ビル群が薄暮になるにつれキラキラと輝き始めます。

近くにはインターコンチネンタルホテルのロゴが見えるなど、大都市バンコクのど真ん中にいることを強く実感させてくれます。




今回、カメラに合わせるレンズを「17-50mm」と「28-200mm」で迷ったのですが、結局「17-50mm」を装着。望遠はコンデジの24-200mmでカバーすることにしました。




結果としては意外とコンデジが活躍してくれました。周囲はビルが密集してますし、望遠で撮るほうが楽しいですね。日が落ちる前だったのでまだ明るく、感度をさほど上げずに済んだことも大きい。

徐々に人が増えてきたので、日が沈む(この影なんだろう?山なのか建物なのか)のを見届けてから早々に撤退。大体1時間15分くらいの滞在だったかな。この後、ディナーに行きました。
「Tichuca」のカクテル2品
順番は前後しますが、今回は2つのシグネチャーカクテルを注文。
Yuzu Colada(ユズ・コラーダ)/ 480バーツ

見た目のインパクトで選ぶならこの一杯。本物のパイナップルを丸ごと器に使用しており、提供された瞬間の高揚感があります。
ジンをベースに、フレッシュなパイナップルとココナッツクリーム、そしてパームシュガーで構成されたリッチな味わい。特筆すべきは「ゆずコーディアル」とやらの役割で、ココナッツの濃厚な甘みの奥から、ゆずのシャープな酸味が追いかけてくるとのこと。
Pisco Chrysanthemum(ピスコ・クリサンセマム)/ 460バーツ

こちらは対照的に、繊細でエレガントなカクテル。ペルーの蒸留酒「ピスコ」に、菊(クリサンセマム)のコーディアルとパンダンウォーターを合わせています。一口飲むと、パンダンのバニラのような甘い香りと、菊の華やかなフローラル感が重なります。度数は低めで、お酒がそこまで飲めない人にもおすすめ。
「Tichuca」の店舗情報

スクンビット・トンローエリアのルーフトップバー「Tichuca」をご紹介しました。
訪れる際のポイントをまとめます。
- パスポート原本を忘れないこと。まあ、そもそもタイではIDの持ち歩きが必須なので大丈夫だとは思いますが。
- 可能であれば事前に予約しましょう。
- 予約しない場合、開店直後には到着すること。非常に混雑するため、景色をじっくり楽しむには早めの到着が必須。
- 厳格な規定は無さそうですが、念のためドレスコードを意識すること。
バンコクの熱気と幻想的な光が交差するTichuca。都会の喧騒を地上46階から見下ろしながら、少し贅沢なカクテルと共に夜を過ごしてみてはいかが?

